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公開番号
2025143711
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-02
出願番号
2024043086
出願日
2024-03-19
発明の名称
感熱記録媒体
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
B41M
5/333 20060101AFI20250925BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】印字画像の退色抑制効果及び非画像部の耐熱性に優れ、かつ高感度である感熱記録媒体の提供。
【解決手段】支持体と、前記支持体の片側に配される感熱記録層と、を有する感熱記録媒体であって、前記感熱記録層は、ロイコ染料と、顕色剤と、カルボン酸化合物と、を含むことを特徴とする感熱記録媒体である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
支持体と、前記支持体の片側に配される感熱記録層と、を有する感熱記録媒体であって、
前記感熱記録層は、ロイコ染料と、下記一般式(1)又は下記一般式(2)で表される顕色剤と、下記一般式(A)~(E)から選ばれる少なくともいずれかで表されるカルボン酸化合物と、を含むことを特徴とする感熱記録媒体。
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45
165
(一般式(1)中、R1は、それぞれ独立して、炭素数1~3の直鎖若しくは分岐構造を有するアルキル基、フェニル基、ナフチル基、ベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基、並びにハロゲン基、ニトロ基、アミノ基、スルホ基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、及び炭素数1~3の直鎖若しくは分岐構造を有するアルキル基によって、1つ若しくは複数箇所が置換されたフェニル基及びナフチル基のいずれかを表し、R2は、水素原子、又は炭素数1~3の直鎖若しくは分岐構造を有するアルキル基を表す)
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50
119
(一般式(2)中、R3は、それぞれ独立して、水素、炭素数1~3の直鎖若しくは分岐構造を有するアルキル基、炭素数1~3の直鎖若しくは分岐構造を有するアルコキシ基、ベンジル基、フェニル基、ナフチル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基、並びに炭素数1~3の直鎖若しくは分岐構造を有するアルキル基によって、1つ若しくは複数箇所が置換されたフェニル基及びナフチル基のいずれかを表す)
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(一般式(C)中、R4は、炭素数1~5の直鎖若しくは分岐構造を有するアルキル基を表す)
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(一般式(E)中、Arは、フェニル基、ナフチル基、並びに炭素数1~3の直鎖若しくは分岐構造を有するアルキル基、フェニル基、ナフチル基、ハロゲン基、ニトロ基、アミノ基、スルホ基、ヒドロキシ基、及びカルボキシ基によって、1つ若しくは複数箇所が置換をされたフェニル基及びナフチル基のいずれかを表し、nは、それぞれ独立して、1又は2を表す)
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記一般式(1)で表される顕色剤は、下記式(1-1)で表され、
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73
143
前記一般式(2)で表される顕色剤は、下記式(2-1)で表される、請求項1に記載の感熱記録媒体。
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65
143
【請求項3】
前記カルボン酸化合物は、1-ナフトエ酸、アセチルサリチル酸、3-ニトロ安息香酸、3-フェノキシ安息香酸、1-ナフタレン酢酸、及びジフェニル酢酸から選ばれる少なくともいずれかである、請求項1又は2に記載の感熱記録媒体。
【請求項4】
前記カルボン酸化合物の含有量は、前記顕色剤1質量部に対して、0.05質量部以上3.00質量部以下である、請求項1又は2に記載の感熱記録媒体。
【請求項5】
前記支持体の、前記感熱記録層が配されていない側にバック層をさらに有する、請求項1又は2に記載の感熱記録媒体。
【請求項6】
前記支持体と、前記感熱記録層との間にアンダーコート層をさらに有する、請求項1又は2に記載の感熱記録媒体。
【請求項7】
前記アンダーコート層は、中空粒子を含む、請求項6に記載の感熱記録媒体。
【請求項8】
前記感熱記録層の、前記支持体が配されていない側に保護層をさらに有する、請求項1又は2に記載の感熱記録媒体。
【請求項9】
前記保護層と、前記感熱記録層との間に中間層をさらに有する、請求項8に記載の感熱記録媒体。
【請求項10】
前記感熱記録層、前記中間層、及び前記保護層は、カーテン塗工法による同時塗工で形成される、請求項9に記載の感熱記録媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、感熱記録媒体に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
感熱記録媒体を用いた感熱記録方法は、現像及び定着等の処理を施す必要がなく、他の記録方法に比べて、比較的簡単な装置を用いて短時間で記録することができる上に、コストが安いという利点がある。このため、感熱記録媒体は、例えば、生鮮食料品、弁当、惣菜用等のPOS分野、図書、文書等の複写分野、ファクシミリ等の通信分野、券売機、レシート、領収書等の発券分野、航空機業界のバッゲージ用タグなどの多方面に幅広く用いられている。
【0003】
感熱記録媒体に用いられる顕色剤としては、地肌及び画像の保存性や発色感度に優れる4,4’-イソプロピリデンジフェノール等のフェノール系顕色剤が広く用いられているが、フェノール系顕色剤は内分泌攪乱物質であるため使用が懸念されている。近年、環境対応の観点から、フェノール骨格を有しない顕色剤(非フェノール系顕色剤)を用いた感熱記録媒体が求められている。
【0004】
例えば、非フェノール系顕色剤として、N-フェニルウレイド-フェニル-ベンゼンスルホンアミド類を用いた感熱記録媒体が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。また、印字画像部の安定性向上の目的で、N-フェニルウレイド-フェニル-ベンゼンスルホンアミド類と、特定の顕色剤とを併用した感熱記録媒体が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
【0005】
更に、印字部画像の保存性を向上させる目的で、スルホニル尿素誘導体を非フェノール系顕色剤として用いた感熱記録媒体も提案されている(例えば、特許文献3~5参照)。また、印字画像の保存性をより向上させる目的で、スルホニル尿素誘導体とウレアウレイド化合物とを併用した感熱記録媒体も提案されている(例えば、特許文献6~7参照)。
非フェノール系顕色剤として、スルホニルアミドフタル酸ジアミド化合物も利用可能であることも示されている(例えば、特許文献8参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、印字画像の退色抑制効果及び非画像部の耐熱性に優れ、かつ高感度である感熱記録媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
課題を解決するための手段としての本発明の感熱記録媒体は、
支持体と、前記支持体の片側に配される感熱記録層と、を有する感熱記録媒体であって、
感熱記録層は、ロイコ染料と、一般式(1)又は一般式(2)で表される顕色剤と、一般式(A)~(E)から選ばれる少なくともいずれかで表されるカルボン酸化合物と、を含む。
【0008】
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45
165
(一般式(1)中、R1は、それぞれ独立して、炭素数1~3の直鎖若しくは分岐構造を有するアルキル基、フェニル基、ナフチル基、ベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基、並びにハロゲン基、ニトロ基、アミノ基、スルホ基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、及び炭素数1~3の直鎖若しくは分岐構造を有するアルキル基によって、1つ若しくは複数箇所が置換されたフェニル基及びナフチル基のいずれかを表し、R2は、水素原子、又は炭素数1~3の直鎖若しくは分岐構造を有するアルキル基を表す)
【0009】
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50
119
(一般式(2)中、R3は、それぞれ独立して、水素、炭素数1~3の直鎖若しくは分岐構造を有するアルキル基、炭素数1~3の直鎖若しくは分岐構造を有するアルコキシ基、ベンジル基、フェニル基、ナフチル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基、並びに炭素数1~3の直鎖若しくは分岐構造を有するアルキル基によって、1つ若しくは複数箇所が置換されたフェニル基及びナフチル基のいずれかを表す)
【0010】
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28
71
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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