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公開番号
2025091171
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206266
出願日
2023-12-06
発明の名称
画像形成装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20250611BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】特定の検知部を設けることなく定着器の種類を判別する。
【解決手段】画像形成装置1は、静電潜像を現像し媒体Pに転写して画像形成を行う画像形成ユニット12と、媒体Pを加熱する定着ベルト30と媒体Pを加圧する加圧ローラ44とが設けられた定着器17とを有し、定着器17は、通常定着器17aと、該通常定着器17aとは異なる縁無し印刷定着器17bとにより構成され、定着ベルト30と加圧ローラ44とが当接したニップ状態と離隔したリリース状態とを切り替える離接部材45と、ニップ状態とリリース状態とが切り替わる過程の離接部材45の加圧ローラ支持部材46を検知する離接状態検出センサ52と、離接状態検出センサ52の検知結果に基づいて定着器17の種類を判別する離接時間測定部74及び定着種別判断部76とを設けるようにした。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
静電潜像を現像し媒体に転写して画像形成を行う画像形成部と、前記媒体を加熱する加熱部と前記媒体を加圧する加圧部とが設けられた定着器とを有する画像形成装置において、
前記定着器は、第1の定着器と、該第1の定着器とは異なる第2の定着器とにより構成され、
前記加熱部と前記加圧部とが当接した当接状態と離隔した離隔状態とを切り替える離接部材と、
前記当接状態と前記離隔状態とが切り替わる過程の前記離接部材を検知する検知部と、
前記検知部の検知結果に基づいて前記定着器の種類を判別する判別部と
を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記検知部の検知結果に基づいて前記画像形成装置に対する前記定着器の装着状態を確認する装着確認部
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記離接部材は、
前記検知部を遮蔽可能な遮蔽部材を有し、
前記判別部は、
前記検知部の検知結果における、前記遮蔽部材が前記検知部を遮蔽した遮蔽時間か、又は、前記遮蔽部材が前記検知部を遮蔽していない非遮蔽時間かの少なくとも何れか一方に基づいて前記定着器の種類を判別する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記遮蔽部材は、
移動して前記加圧部を前記加熱部に対し離接させることにより前記当接状態と前記離隔状態とを切り替える加圧部支持部材であり、前記当接状態又は前記離隔状態の何れか一方において前記検知部を遮蔽し、前記当接状態又は前記離隔状態の何れか他方において前記検知部を遮蔽しない
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記離接部材は、
前記検知部からの光を反射光として反射する反射部材を有し、
前記判別部は、
前記検知部が検出した前記反射光に基づいて前記定着器の種類を判別する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記離接部材は、
移動して前記加圧部を前記加熱部に対し離接させることにより前記当接状態と前記離隔状態とを切り替える加圧部支持部材と、
前記加圧部支持部材に当接し前記加圧部支持部材を移動させるカムと
を有し、
前記反射部材は、
前記カムと共に回転し、光の反射率が高く前記検知部からの前記光が照射される高反射部と、前記高反射部よりも前記反射率が低く前記検知部からの前記光が照射される低反射部とが形成されており、
前記判別部は、
前記検知部が検出した前記高反射部からの前記反射光の検出値と、前記検知部が検出した前記低反射部からの前記反射光の検出値との差分に基づいて前記定着器の種類を判別する
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1の定着器における前記カムと、前記第2の定着器における前記カムとは、同一形状である
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記判別部によって判別された前記定着器の種類に基づいて前記画像形成部及び前記定着器の動作を開始させる制御部
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成装置に関し、例えば定着器の種類を判別する電子写真方式のプリンタに適用して好適なものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置として、コンピュータ装置等から供給される画像に基づき、現像剤を用いて画像形成ユニットにより現像剤像を形成して紙等の媒体に転写し、これに熱及び圧力を加えて定着させることにより、印刷処理を行うものが広く普及している。そのような画像形成装置においては、余白ありで媒体に画像を形成する通常印刷時に用いられる通常印刷定着器と、余白なしで媒体全面に画像を形成する縁無し印刷時に用いられる縁無し印刷定着器とが、使い分けられる場合がある。また画像形成装置においては、定着器に設けられている識別部の情報を検知部である判別部で読み取ることにより、画像形成装置に現在装着されている定着器の種類が通常印刷定着器又は縁無し印刷定着器の何れであるかを判別するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-45223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながらそのような画像形成装置において定着器の種類の判別を行うためには、特定の検知部を設ける必要があった。
【0005】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、特定の検知部を設けることなく定着器の種類を判別し得る画像形成装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するため本発明の画像形成装置においては、静電潜像を現像し媒体に転写して画像形成を行う画像形成部と、媒体を加熱する加熱部と媒体を加圧する加圧部とが設けられた定着器とを有し、定着器は、第1の定着器と、該第1の定着器とは異なる第2の定着器とにより構成され、加熱部と加圧部とが当接した当接状態と離隔した離隔状態とを切り替える離接部材と、当接状態と離隔状態とが切り替わる過程の離接部材を検知する検知部と、検知部の検知結果に基づいて定着器の種類を判別する判別部とを設けるようにした。
【0007】
これにより本発明は、当接状態と離隔状態とを切り替える離接部材を、従来から存在する検知部により検知するだけで、定着器の種類を判別できる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、当接状態と離隔状態とを切り替える離接部材を、従来から存在する検知部により検知するだけで、定着器の種類を判別でき、特定の検知部を設けることなく定着器の種類を判別し得る画像形成装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置の全体構成を示す左側面図である。
第1の実施の形態によるニップ状態における定着器の構成を示し、(A)は通常定着器、(B)は縁無し印刷定着器を示す左側面図である。
第1の実施の形態によるリリース状態における定着器の構成を示し、(A)は通常定着器、(B)は縁無し印刷定着器を示す左側面図である。
第1の実施の形態によるカム部材の構成を示し、(A)は通常定着器用カム部材、(B)は縁無し印刷定着器用カム部材を示す左側面図である。
第1の実施の形態による画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。
第1の実施の形態による通常定着器用カムと縁無し印刷定着器用カムとによるリリース状態検出手段の検出結果の出力波形を示すタイミングチャートである。
印刷処理手順を示すフローチャートである。
第1の実施の形態による定着器装着チェック処理手順(1)を示すフローチャートである。
第1の実施の形態による定着器装着チェック処理手順(2)を示すフローチャートである。
定着制御処理手順を示すフローチャートである。
第1の実施の形態による目標温度補正テーブルを示す図である。
第2の実施の形態によるニップ状態における定着器の構成を示し、(A)は通常定着器、(B)は縁無し印刷定着器を示す左側面図である。
第2の実施の形態によるリリース状態における定着器の構成を示し、(A)は通常定着器、(B)は縁無し印刷定着器を示す左側面図である。
第2の実施の形態によるカム部材の構成を示し、(A)は通常定着器用カム部材、(B)は縁無し印刷定着器用カム部材を示す左側面図である。
第2の実施の形態による画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。
第2の実施の形態による通常定着器用カムと縁無し印刷定着器用カムとによる濃度センサの検出結果の出力波形を示すタイミングチャートである。
第2の実施の形態による定着器装着チェック処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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