特許ウォッチ

公開番号2025073169
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023183697
出願日2023-10-26
発明の名称車両用投影装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G03B 21/14 20060101AFI20250502BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】複数の情報を同時に表示できる車両用投影装置を提供する。
【解決手段】本実施形態における車両用投影装置1は、表示光を出射するプロジェクター10と、出射された表示光を少なくとも二つの光に分光する分光素子シート20と、車両の車外側に配置され、プロジェクター10及び分光素子シート20を収容し、分光された表示光を少なくとも異なる二箇所に出射させる出射口を有するサイドミラーユニット30と、を備える。プロジェクター10は、少なくとも二つの画像に係る表示光を出射し、分光素子シート20は、表示光を少なくとも二つの画像に係る表示光毎に分光する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
表示光を出射するプロジェクターと、
出射された前記表示光を少なくとも二つの光に分光する分光素子と、
車両の車外側に配置され、前記プロジェクター及び前記分光素子を収容し、前記分光された前記表示光を少なくとも二箇所に出射させる出射口を有する車外構造物と、を備える車両用投影装置。
続きを表示（約 300 文字）【請求項２】
前記プロジェクターは、少なくとも二つの画像に係る前記表示光を出射し、
前記分光素子は、前記表示光を前記少なくとも二つの画像に係る前記表示光毎に分光する、請求項１記載の車両用投影装置。
【請求項３】
前記車外構造物は、サイドミラーユニットであり、
前記出射口は、分光された各前記表示光を前記サイドミラーユニットのミラー部材、路面、及び車体の少なくとも二箇所に向けて出射する、請求項１記載の車両用投影装置。
【請求項４】
前記分光素子は、前記プロジェクターの後段に前記プロジェクターと一体的に配置される、請求項１記載の車両用投影装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両用投影装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、車両にプロジェクターを搭載し、必要な情報等を車両の内外に投影する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１１－００６０３４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
昨今、車両に関して必要とされる情報が多様化し、表示すべき情報量も増加している。また、車両が多様な機能を搭載することで、部品点数も増加している。そのような中で、車両に関する情報を車外において効率よく表示することが要求されている。
【０００５】
本開示はこのような事情を考慮してなされたもので、複数の情報を同時に表示できる車両用投影装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の車両用投影装置は、上述した課題を解決するために、表示光を出射するプロジェクターと、出射された表示光を少なくとも二つの光に分光する分光素子と、車両の車外側に配置され、プロジェクター及び分光素子を収容し、分光された表示光を少なくとも異なる二箇所に出射させる出射口を有する車外構造物と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示の車両用投影装置においては、複数の情報を同時に表示できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本実施形態における車両用投影装置が車両に搭載された場合の投影例を概念的に示す説明図。
図１の特にサイドミラーユニットを拡大した説明図。
図２のサイドミラーユニットの本体及びプロジェクター、分光素子シートを特に示す説明図。
プロジェクター、分光素子シート及びミラー部材を概念的に示す説明図。
プロジェクター、分光素子シート及びミラー部材を概念的に示す他の説明図。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の車両用投影装置の実施形態を添付図面に基づいて説明する。本開示の車両用投影装置は、例えば自動車や二輪車、農業機械、建設機械等のあらゆる車両に適用することができる。本実施形態においては、車両用投影装置が自動車に搭載される例を用いて説明する。
【００１０】
図１は、本実施形態における車両用投影装置１が車両２に搭載された場合の投影例を概念的に示す説明図である。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許