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公開番号
2025083897
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197556
出願日
2023-11-21
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250526BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 ジャムや用紙サイズ不一致といった異常状態でも、回収トナー量を精度高く算出する画像形成装置を提供する。
【解決手段】 用紙の紙幅や位置情報から実際に紙に転写されたトナー量を算出し、回収トナー量算出の際に、現像トナー量から減算する。像担持体に形成されたトナー像を用紙に転写する転写手段と、トナー像の1ライン毎のピクセルを保存するピクセル保存部と、用紙の位置やサイズを検出する用紙情報検出部と、運搬ベルトに残留するトナーを回収する回収容器と、前記回収容器に回収される前記トナー量を算出する回収量演算部を備え、前記回収量演算部は、前記ピクセル保存部の1ライン毎のピクセルと、前記用紙情報検出部の用紙位置情報もしくは前記用紙サイズ検出部の情報を用いて回収トナー量を算出する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
像担持体に形成されたトナー像を用紙に転写する転写手段と、
トナー像の1ライン毎のピクセルを保存するピクセル保存部と、
用紙の位置やサイズを検出する用紙情報検出部と、
運搬ベルトに残留するトナーを回収する回収容器と、
前記回収容器に回収される前記トナー量を算出する回収量演算部を備え、
前記回収量演算部は、前記ピクセル保存部の1ライン毎のピクセルと、前記用紙情報検出部の用紙位置情報もしくは前記用紙サイズ検出部の情報を用いて回収トナー量を算出することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の用紙情報検出部は、用紙の紙長を検知する紙長検出部を備え、
前記回収量演算部は、回収トナー量を、前記紙長検出部の紙長情報から、前記ピクセル保存部で保存した1ライン毎のピクセルのうち、何ラインが媒体に転写されたかを算出することで求めることを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の用紙サイズ検出部は、用紙の紙幅を検知する紙幅検出部を備え、
前記回収量演算部は、前記前記紙幅検出部の紙幅情報と、前記ピクセル保存部で保存した1ライン毎のピクセル情報の論理積を用いて、媒体に転写されたトナー量と、媒体に転写されなかったトナー量を算出し、回収トナー量を算出することを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1、請求項2または請求項3に記載の回収量演算部は、用紙搬送を停止した際に、
前記回収量演算部は、回収トナー量を、前記用紙位置検出部から、前記ピクセル保存部で保存した1ライン毎のピクセルのうち、何ラインが媒体に転写されたかを算出することで求めることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1または請求項2、請求項3または請求項4に記載のピクセル保存部は、トナーの濃度が高い高濃度モードにおいて、1ピクセル単位の加算量を増加して保存することを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、像担持体に形成された静電像を現像する現像装置を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の電子写真方式を用いた画像形成装置において、像担持体であるドラムやベルトに形成されたトナー画像が、記録材に転写されずに像担持体上に残留する場合がある。像担持体上に残留したトナーは、クリーニング機構により像担持体上から回収され、回収トナー容器に収容される。回収トナー容器は、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能であり、トナーで満杯になると装置本体から取り外し、新品の回収トナー容器と交換することができる。トナーが満杯になることを検知する為の、フル状態よりも少ない状態(ニアフル状態)を検知する、ニアフル検知センサを設けた画像形成装置がある。ニアフル検知センサがニアフル状態を検知すると、現像装置に補給したトナー補給量から、用紙に転写される転写トナー量を、ピクセル値を元に算出して減算する。この減算結果を回収トナー量とし、回収トナー量が所定量を超えたことでフル状態と判断している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-218159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、用紙の搬送途中でジャムが発生した場合や、ユーザが誤って画像幅より小さい幅の用紙を給紙口にセットしてしまった場合(用紙サイズ不一致)に、以下の課題が発生する。
【0005】
像担持体に画像を形成した後、記録材が転写ドラム到達前に停止した場合、画像形成に用いられたトナーは全て回収トナーとなる。
【0006】
また、ユーザ誤操作により幅が画像幅より小さい用紙が給紙口にセットされた場合、用紙に転写されるトナー量は現像トナー量より少なくなる。
【0007】
しかし、先行例の手段では、現像したトナーは全て用紙に転写したとして回収トナー量を算出する為、実際と算出した回収トナー量に差異が生じてしまう。
【0008】
本発明の目的は、ジャムや用紙サイズ不一致が生じても、回収トナー量を精度良く算出できる画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述の課題を解決するために、本発明は以下の構成を備える。すなわち、本発明の画像形成装置は、像担持体に形成されたトナー像を用紙に転写する転写手段(22)と、トナー像の1ライン毎のピクセルを保存するピクセル保存部(320)と、用紙の位置やサイズを検出する用紙情報検出部(310)と、運搬ベルトに残留するトナーを回収する回収容器(24)と、前記回収容器に回収される前記トナー量を算出する回収量演算部(304)を備え、前記回収量演算部(304)は、前記ピクセル保存部の1ライン毎のピクセルと、前記用紙情報検出部(310)の用紙位置情報もしくは前記用紙サイズ検出部の情報を用いて回収トナー量を算出する(S1100、S1110、S1120、S1330)。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ジャムや用紙サイズ不一致が生じても、回収トナー量を精度良く算出できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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