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公開番号
2025110999
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005119
出願日
2024-01-17
発明の名称
電源装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H02M
3/28 20060101AFI20250723BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】 2次側の基準電圧を切り替える事で出力電圧を切り替えるACDC電源にて、出力電圧が低い方に切り替えられた場合には過負荷保護の電力閾値を下げたい。
【解決手段】 従来は1次側の補助巻き線から制御ICのVccを生成し、Vcc電圧から2次側の出力電圧を推定していた。推定電圧に基づき過負荷保護の閾値を切り替えできた。しかしながら出力電圧切り替えの切り替え比が大きい場合にはVccにレギュレーターを設ける必要がありVccから出力電圧を推定できない。そこでトランス電流Ipと2次側からのフィードバック信号FBから「電圧が低い状態の過負荷」を検出する方法を提案する。Ipから連続モードであると判断する手段、2次側への電力供給開始タイミングのFB値を記憶する手段、Ip情報から閾値を生成する手段、記憶したFB値を用い、前期閾値とFB値から「電圧が低い状態の過負荷」を検出できる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
2次側の基準電圧切り替えにより出力電圧を切り替え可能なフライバック方式のACDC電源であって、
1次側のトランスの電流Ipを検出する手段と、
2次側からの電圧の過不足情報FBを検出する手段、
を備え、
Ipから連続モードであると判断する手段と、
2次側への電力供給開始タイミングのFB値を記憶する手段と、
Ip情報から閾値を生成する手段と、
記憶したFB値と前期閾値から出力電圧のモード(高低)を判断する手段と、
出力電圧が低いモードであると判断し、かつ、連続モードである時に過負荷であると判断することを特徴とするACDC電源。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
記憶したFB値を所定値だけ低減(レベルシフト)して閾値と比較することを特徴とする請求項1に記載のACDC電源。
【請求項3】
記憶したFB値を記憶したコンデンサを定電流で放電した後に閾値と比較することを特徴とする請求項1に記載のACDC電源。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、商用ACをDCに変換する1コンバーターで出力電圧切り替え機能を持った、フライバック方式のスイッチング電源に関する。
続きを表示(約 740 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェットプリンターなどの電源としてフライバック方式のACDC電源がよく用いられる。フライバック方式の中でも電流モードPWM方式は数Wから100W程度のACDC電源によく用いられる。
【0003】
特許文献1には1コンバーターで出力電圧切り替え機能を持った、電流モードフライバック方式の電源が記載されている。
【0004】
特許文献1の図8にはスイッチ25で電圧切り替えを行う構成が記載されている。
【0005】
インクジェットプリンター限らず機構駆動が必要な機器の電源には電圧切り替え機能が搭載されていることが多い。電圧切り替えが必要な理由は待機時の消費電力削減である。
【0006】
一般的に印刷用のモーターを駆動するには高い電圧(32V)が必要であり、制御回路の駆動には3.3Vが必要である。
【0007】
プリンターの動作時はACDC電源から32Vが出力されてモーター駆動に利用される。
【0008】
また電力の一部は制御回路基板上のDCDCコンバーターで32Vから3.3Vに変換され制御回路の電源としている。
【0009】
待機時にはなるべく消費電力を削減したい。そこでACDC電源から例えば8.8Vを出力してこれを制御回路用の3.3Vに変換する。
【0010】
この時DCDCコンバーターの入力電圧を下げた事によりDCDCコンバーターの変換効率が改善され待機電力が削減されている。このように消費電力削減のために電圧切り替え機能が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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