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公開番号
2025111316
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005674
出願日
2024-01-17
発明の名称
デバイス管理システム及び方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
11/07 20060101AFI20250723BHJP(計算;計数)
要約
【課題】処置へのアクセスの可否、ネットワーク機器の所有者が同意しているか否か、処置がネットワーク機器をサポートしているか否か等に基づいて、ユーザーにとって最適なリモート処置を判定して表示し、最適なリモート処置に誘導するデバイス管理システム及び方法を提供する。
【解決手段】方法は、診断結果に基づいて処置に関する情報を示す処置情報を複数の処置各々について取得することと、ユーザーが処置にアクセスすることが可能であるか否かを示すアクセス可否情報を取得することとと、処置がネットワーク機器をサポートしているか否かを示すサポート可否情報を取得することと、アクセス可否情報及びサポート可否情報の少なくとも一方に基づいて処置を実行することが可能であるか否かを判定することと、処置を実行することが可能であると判定した場合、処置を表示することと、を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ネットワーク機器から取得した情報に基づいて前記ネットワーク機器に関する問題を診断し、診断結果に基づいて前記問題に対する処置を表示するデバイス管理システムであって、
前記診断結果に基づいて前記処置に関する情報を示す処置情報を複数の前記処置各々について取得する処置情報取得手段と、
ユーザーが前記処置にアクセスすることが可能であるか否かを示すアクセス可否情報を取得するアクセス可否情報取得手段と、
前記処置が前記ネットワーク機器をサポートしているか否かを示すサポート可否情報を取得するサポート可否情報取得手段と、
前記アクセス可否情報及び前記サポート可否情報の少なくとも一方に基づいて前記処置を実行することが可能であるか否かを判定する処置実行可否判定手段と、
前記処置を実行することが可能であると判定された場合、前記処置を表示する表示手段と、
を備えることを特徴とするデバイス管理システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記処置の利用について前記ネットワーク機器の所有者が同意しているか否かを示す利用同意有無情報を取得する利用同意有無情報取得手段を更に備え、
前記処置実行可否判定手段は、前記利用同意有無情報に基づいて前記処置を実行することが可能であるか否かを判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載のデバイス管理システム。
【請求項3】
複数の前記処置の中の一つの処置として、前記ネットワーク機器に関する問題に対処するために、前記ネットワーク機器に対して診断結果に対応する機器設定変更及び再起動の少なくともいずれかの指示を、ネットワークを介して送信する処置手段を更に備える、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデバイス管理システム。
【請求項4】
複数の前記処置の中の一つの処置には、前記ネットワーク機器に関する問題に対処するために、前記ネットワーク機器の操作部に対してリモートアクセスすることが含まれる、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデバイス管理システム。
【請求項5】
前記サポート可否情報取得手段は、前記処置により複数台の前記ネットワーク機器を同時に対応することが可能であるか否かを示す複数台対応可否情報を更に取得し、
前記処置実行可否判定手段は、前記複数台対応可否情報に基づいて前記処置を実行することが可能であるか否かを判定する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデバイス管理システム。
【請求項6】
前記表示手段は、前記処置の実行が完了した後に検証する手段を前記処置が有しているか否かを判定し、前記処置の実行が完了した後に検証する手段を前記処置が有していると判定した場合、前記処置を優先的に表示する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデバイス管理システム。
【請求項7】
前記表示手段は、前記処置の実行が完了した後に検証する手段を前記処置が有しているか否かを判定し、前記処置の実行が完了した後に検証する手段を前記処置が有していないと判定した場合、前記処置の実行が完了した後に検証する手段を前記処置と合わせて表示する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデバイス管理システム。
【請求項8】
ネットワーク機器から取得した情報に基づいて前記ネットワーク機器に関する問題を診断し、診断結果に基づいて前記問題に対する処置を表示する方法であって、
前記診断結果に基づいて前記処置に関する情報を示す処置情報を複数の前記処置各々について取得し、
ユーザーが前記処置にアクセスすることが可能であるか否かを示すアクセス可否情報を取得し、
前記処置が前記ネットワーク機器をサポートしているか否かを示すサポート可否情報を取得し、
前記アクセス可否情報及び前記サポート可否情報の少なくとも一方に基づいて前記処置を実行することが可能であるか否かを判定し、
前記処置を実行することが可能であると判定された場合、前記処置を表示する、
方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、デバイス管理システム及び方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、クラウドコンピューティング及びモノのインターネット(IoT:Internet of Things)技術の進化を背景に、ネットワーク機器をリモートから診断して修理するシステムが増えている。ネットワーク機器の問題の発生から解決までの一般的な流れは、問題の検知、原因の診断、診断結果に基づく処置、正常に復旧したか否かの検証の順で進むことが多い。ここで、診断結果に基づく処置に注目すると、従来、復旧のための処置をリモートから実行することが可能であるか否かを判定する技術として、例えば、特許文献1に開示されている技術がある。この技術は、ネットワーク機器状態情報と常時更新されるアクセス権ルールに基づきアクセス可否を判断するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-2420号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ネットワーク機器を問題から復旧させるための処置には、リモートから実行することが可能な手段が複数存在する場合がある。ユーザーにとって最適なリモート処置は、使い慣れている程度、使うことを希望する程度、処置へのアクセスの可否、対象となるネットワーク機器に対応しているか否か、ネットワーク機器の所有者がリモート処置の実行に同意しているか否か等により異なる。このため、上述した状況を踏まえ、ユーザーにとって最適なリモート処置を判定して表示し、最適なリモート処置に誘導するべきである。しかし、従来、このような技術が無かった。
【0005】
そこで、本発明は、処置へのアクセスの可否、ネットワーク機器の所有者が同意しているか否か、処置がネットワーク機器をサポートしているか否か等に基づいて、ユーザーにとって最適なリモート処置を判定して表示し、最適なリモート処置に誘導することを可能にするデバイス管理システム及び方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明のデバイス管理システムは、ネットワーク機器から取得した情報に基づいて前記ネットワーク機器に関する問題を診断し、診断結果に基づいて前記問題に対する処置を表示するデバイス管理システムであって、 前記診断結果に基づいて前記処置に関する情報を示す処置情報を複数の前記処置各々について取得する処置情報取得手段と、ユーザーが前記処置にアクセスすることが可能であるか否かを示すアクセス可否情報を取得するアクセス可否情報取得手段と、前記処置が前記ネットワーク機器をサポートしているか否かを示すサポート可否情報を取得するサポート可否情報取得手段と、前記アクセス可否情報及び前記サポート可否情報の少なくとも一方に基づいて前記処置を実行することが可能であるか否かを判定する処置実行可否判定手段と、前記処置を実行することが可能であると判定された場合、前記処置を表示する表示手段と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、処置へのアクセスの可否、ネットワーク機器の所有者が同意しているか否か、処置がネットワーク機器をサポートしているか否か等に基づいて、ユーザーにとって最適なリモート処置を判定して表示し、最適なリモート処置に誘導することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1及び実施例2におけるデバイス管理システムのハードウェア構成を示す図である。
実施例1におけるソフトウェア構成を示す図である。
実施例1におけるネットワーク機器管理テーブル及びログ管理テーブルを示す図である。
実施例1における診断ロジック管理テーブル及び処置ロジック管理テーブルを示す図である。
実施例1における処置手段管理テーブル及び処置ロジック-処理手段紐づけ管理テーブルを示す図である。
実施例1におけるユーザー管理テーブルを示す図である。
実施例1におけるリモート処置手段判断及び表示時のフローチャートである。
実施例1における処置手段選択画面の画面例である。
実施例1における診断結果表示画面(顧客管理者)の画面例である。
実施例1における診断結果表示画面(コールセンターオペレーター)の画面例である。
実施例1における診断結果表示画面(サービステクニシャン)の画面例である。
実施例2におけるネットワーク機器管理テーブル及びログ管理テーブルを示す図である。
実施例2における診断ロジック管理テーブル及び処置ロジック管理テーブルを示す図である。
実施例2における処置手段管理テーブル及び処置ロジック-処理手段紐づけ管理テーブルを示す図である。
実施例2におけるユーザー管理テーブルを示す図である。
実施例2におけるリモート処置手段判断及び表示時のフローチャートである。
実施例2における診断結果表示画面(サービステクニシャン)の画面例である。
実施例2における処置対象機器選択画面の画面例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
【0010】
実施例に係るデバイス管理システムは、ネットワーク機器から取得した情報に基づいてネットワーク機器に関する問題を診断し、診断結果に基づいて問題に対する処置を表示する。また、実施例に係るデバイス管理システムは、処置情報取得手段と、アクセス可否情報取得手段と、サポート可否情報取得手段と、処置実行可否判定手段と、表示手段とを備える。処置情報取得手段は、診断結果に基づいて処置に関する情報を示す処置情報を複数の処置各々について取得する。アクセス可否情報取得手段は、ユーザーが処置にアクセスすることが可能であるか否かを示すアクセス可否情報を取得する。サポート可否情報取得手段は、処置がネットワーク機器をサポートしているか否かを示すサポート可否情報を取得する。処置実行可否判定手段は、アクセス可否情報及びサポート可否情報の少なくとも一方に基づいて処置を実行することが可能であるか否かを判定する。表示手段は、処置を実行することが可能であると判定された場合、処置を表示する。
(【0011】以降は省略されています)
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