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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025108097
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2024001776
出願日
2024-01-10
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人中川国際特許事務所
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250715BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】放電領域外における放電生成物の滞留や放電生成物の付着を抑制する。
【解決手段】感光体と、感光体の回転軸線方向に張設された放電ワイヤを有し、感光体の表面を所定の電位に帯電させる帯電器と、回転軸線方向に移動可能に設けられ、放電ワイヤを清掃する清掃部材と、放電ワイヤに対向して設けられ、回転軸線方向に延伸して設けられた開口を有し、外部の空気を開口を通して放電ワイヤに案内するダクトと、を備え、ダクトは、ダクトの少なくとも1か所に設けられ、放電ワイヤの第1の領域に対向する第1の風路を形成する第1位置と、放電ワイヤの第1の領域より回転軸線方向の外側の第2の領域に対向する第2の風路を形成する第2位置とに移動可能な風向切替部材を有し、風向切替部材は、清掃部材が第1の領域より外側に退避した待機位置から回転軸線方向へ移動する動作に伴って第1の位置から第2の位置に移動される。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
感光体と、
前記感光体の回転軸線方向に張設された放電ワイヤを有し、前記感光体の表面を所定の電位に帯電させる帯電器と、
前記回転軸線方向に移動可能に設けられ、前記放電ワイヤを清掃する清掃部材と、
前記放電ワイヤに対向して設けられ、前記回転軸線方向に延伸して設けられた開口を有し、外部の空気を前記開口を通して前記放電ワイヤに案内するダクトと、
を備え、
前記ダクトは、前記ダクトの少なくとも1か所に設けられ、前記放電ワイヤの第1の領域に対向する第1風路を形成する第1位置と、前記放電ワイヤの前記第1の領域より前記回転軸線方向の外側の第2の領域に対向する第2風路を形成する第2位置とに移動可能な風向切替部材を有し、
前記風向切替部材は、前記清掃部材が前記第1の領域より外側に退避した待機位置から前記回転軸線方向へ移動する動作に伴って前記第1位置から前記第2位置に移動される、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記風向切替部材の前記第1位置から前記第2位置への移動は、前記清掃部材と前記風向切替部材とが接触することにより行われる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記風向切替部材に接続され、前記待機位置にて前記清掃部材に接触する位置に設けられたリンク部材を有し、
前記風向切替部材の前記第1位置から前記第2位置への移動は、前記清掃部材と前記リンク部材との接触が解除されることにより行われる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記風向切替部材に接続され、前記ダクトの前記開口の一部を遮蔽する位置に移動可能に設けられた遮蔽部を有し、
前記遮蔽部は、前記風向切替部材が前記第1位置から前記第2位置へ移動されることで、前記ダクトの前記開口の一部を遮蔽する位置に移動される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記画像形成装置の外部の空気を前記ダクトの内部に取り込むための気流を生成するファンと、
前記ダクトの内部に前記感光体の回転軸線方向に沿って並列して配置された複数の分流板と、を有し、
前記複数の分流板のうちの一部の分流板は、前記遮蔽部を有する、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記風向切替部材は、前記ダクトの少なくとも前記回転軸線方向の一方側に設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記風向切替部材は、前記清掃部材が前記待機位置へ退避する動作に伴って前記第2位置から前記第1位置に移動される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
感光体と、
前記感光体の回転軸線方向に張設された放電ワイヤを有し、前記感光体の表面を所定の電位に帯電させる帯電器と、
前記回転軸線方向に移動可能に設けられ、前記放電ワイヤを清掃する清掃部材と、
前記放電ワイヤに対向して設けられ、前記回転軸線方向に延伸して設けられた開口を有し、外部の空気を前記開口を通して前記放電ワイヤに案内するダクトと、
を備え、
前記清掃部材は、前記清掃部材が前記放電ワイヤの第1の領域より外側に退避した待機位置から前記回転軸線方向へ移動する動作に伴って、前記待機位置から前記第1の領域より前記回転軸線方向の外側の領域に対向する風路を形成する風路形成位置に移動する風向切替部を有する、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
前記清掃部材は、前記ダクトの前記開口の一部を遮蔽する遮蔽部を有し、
前記遮蔽部は、前記清掃部材が前記待機位置から前記風路形成位置へ移動されることで、前記ダクトの前記開口の一部を遮蔽する位置に移動される、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記画像形成装置の外部の空気を前記ダクトの内部に取り込むための気流を生成するファンと、
前記ダクトの内部に前記感光体の回転軸線方向に沿って並列して配置された複数の分流板と、を有し、
前記複数の分流板のうちの一部の分流板は、前記風路形成位置へ移動された前記清掃部材が有する前記遮蔽部と接触する可撓部材を有する、
ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ダクトを有する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置で画像を形成する場合、まず帯電部によって表面が一様に帯電された感光体を画像データに応じて露光して静電潜像を形成する。次に、静電潜像に対して現像装置によってトナーを付着させることでトナー像を形成する。その後、トナー像をシートに転写して定着することによって画像を形成する。
【0003】
ここで帯電部として、コロトロンやスコロトロンなどのコロナ放電を利用する構成が知られている。コロナ放電によって感光体を帯電させる場合、コロナ放電によって生成される放電生成物が帯電部に付着して帯電不良を発生させるおそれがある。
【0004】
これに対して、上述した放電生成物を除去するために、画像形成装置の外部の空気をファンとダクトを用いて帯電部に送り込む構成が提案されている(特許文献1)。特許文献1には、ダクトから排出される空気を帯電部の放電領域において均一化するために、ダクトの内部に複数の分流板を設けた構成が記載されている。
【0005】
また近年、商業印刷等に用いられる画像形成装置での高速、高画質化の要求に伴って、帯電部の放電領域に対する更なる風速の均一化が要求される一方、オゾン発生量の増加に伴う風量の増加も求められている。特許文献2には、より効率的に換気を行うために、帯電動作実行時より帯電動作終了時の風量を増加させる構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6003756号
特開2018-60049号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記従来技術では、放電領域外に放電生成物が滞留し、その滞留した放電生成物が放電領域外に位置する像担持体の端部などに付着するおそれがある。この場合、放電生成物が付着した像担持体の端部の表面劣化や削れなどが引き起こされるおそれがある。
【0008】
そこで本発明の目的は、放電領域外における放電生成物の滞留や放電生成物の付着を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の代表的な構成は、感光体と、前記感光体の回転軸線方向に張設された放電ワイヤを有し、前記感光体の表面を所定の電位に帯電させる帯電器と、前記回転軸線方向に移動可能に設けられ、前記放電ワイヤを清掃する清掃部材と、前記放電ワイヤに対向して設けられ、前記回転軸線方向に延伸して設けられた開口を有し、外部の空気を前記開口を通して前記放電ワイヤに案内するダクトと、を備え、前記ダクトは、前記ダクトの少なくとも1か所に設けられ、前記放電ワイヤの第1の領域に対向する第1の風路を形成する第1位置と、前記放電ワイヤの前記第1の領域より前記回転軸線方向の外側の第2の領域に対向する第2の風路を形成する第2位置とに移動可能な風向切替部材を有し、前記風向切替部材は、前記清掃部材が前記第1の領域より外側に退避した待機位置から前記回転軸線方向へ移動する動作に伴って前記第1の位置から前記第2の位置に移動される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、放電領域外における放電生成物の滞留や放電生成物の付着を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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