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公開番号2025110678
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-29
出願番号2024004645
出願日2024-01-16
発明の名称固定装置、及び駆動装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/52 20060101AFI20250722BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】抜け止め機能がありつつ挿入孔への挿入が容易な固定装置を提供する。
【解決手段】固定装置であって、第1の方向に延在する軸部と、該第1の方向において該軸部に隣接するフランジ部とを含む第1の部材と、軸部が挿入される孔部が設けられた第2の部材と、を有し、フランジ部の少なくとも一部の直径は、軸部及び孔部の直径よりも大きく、フランジ部には、第1の方向に沿った溝が設けられており、溝は、第1の方向に垂直な断面において、フランジ部の中心部から外周部にかけて開口を形成している。
【選択図】図5


特許請求の範囲【請求項1】
第1の方向に延在する軸部と、該第1の方向において該軸部に隣接するフランジ部とを含む第1の部材と、
前記軸部が挿入される孔部が設けられた第2の部材と、を有し、
前記フランジ部の少なくとも一部の直径は、前記軸部及び前記孔部の直径よりも大きく、
前記フランジ部には、前記第1の方向に沿った溝が設けられており、
前記溝は、前記第1の方向に垂直な断面において、前記フランジ部の中心部から外周部にかけて開口を形成していることを特徴とする固定装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記溝は、貫通溝としては形成されないことを特徴とする請求項1に記載の固定装置。
【請求項3】
前記溝は、前記第1の方向に垂直な断面で見た際、1箇所のみ開口が形成されることを特徴とする請求項1に記載の固定装置。
【請求項4】
前記溝は、前記フランジ部に1箇所のみ形成され、且つ前記第1の方向に垂直な断面で見た際、前記開口は1つ以上形成されないことを特徴とする請求項1に記載の固定装置。
【請求項5】
前記溝は、前記第1の方向に垂直な断面で見た際、U字形状をしていることを特徴とする請求項1に記載の固定装置。
【請求項6】
前記フランジ部は、前記孔部の直径より大きい第1円形部と、前記軸部を前記孔部に挿入する際、前記第1円形部よりも先に前記孔部に接触し前記孔部の直径より小さい第2円形部とを含み、
前記第1円形部と前記第2円形部とはテーパ上に連続してつながっていることを特徴とする請求項1に記載の固定装置。
【請求項7】
前記溝に形成される開口は、前記第1の方向に沿って前記第1円形部から前記第2円形部にかけて形成されていることを特徴とする請求項6に記載の固定装置。
【請求項8】
前記第2の部材は、端子露出孔を有し、
前記第1の部材は、前記端子露出孔を覆うカバー部材と一体となっていることを特徴とする請求項1に記載の固定装置。
【請求項9】
前記カバー部材は、前記溝の溝幅中心線の延長線上に設けられることを特徴とする請求項8に記載の固定装置。
【請求項10】
前記フランジ部は、前記溝の間に前記開口に向かって突出するように形成された突起を有することを特徴とする請求項1に記載の固定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、固定装置、及び駆動装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、挿入軸を筐体に加工された挿入孔に挿入した後、筐体から容易に抜けない抜け止め構造が知られている。例えば、挿入軸に挿入孔よりも径が大きいフランジ部を設ける抜け止め構造がある。この構造では、挿入孔への挿入軸の挿入後にフランジ部が筐体に係止され、抜け止めとして機能する。しかし、フランジ部が挿入孔より大きく、挿入孔への挿入が難しくなり作業性が悪化するため、挿入しやすい抜け止め構造が必要となる。
【0003】
特許文献1では挿入軸の先端に、挿入時に開くスリットを設けることで挿入を容易にしている。また、抜け止め構造としてフランジ部を設ける以外の方法として、特許文献2では挿入軸におねじ、挿入孔におねじと螺合するめねじを設ける方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-192536号公報
特許第6765274号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では挿入孔をフランジ部が通過する時、スリットが開く方向以外ではフランジ部を圧縮しながら挿入する必要がある。そのため特に挿入孔が深い場合においてはフランジ部の圧縮に対しての反力を受ける領域が大きくなり、作業性が悪化する。また、特許文献2に開示された従来技術では、ねじ部を回転させて挿入するため、挿入孔が深い場合にねじ込む回転作業が増え、作業性が悪化する。
【0006】
そこで、本発明では、抜け止め機能がありつつ挿入孔への挿入が容易な固定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての固定装置は、第1の方向に延在する軸部と、該第1の方向において該軸部に隣接するフランジ部とを含む第1の部材と、前記軸部が挿入される孔部が設けられた第2の部材と、を有し、前記フランジ部の少なくとも一部の直径は、前記軸部及び前記孔部の直径よりも大きく、前記フランジ部には、前記第1の方向に沿った溝が設けられており、前記溝は、前記第1の方向に垂直な断面において、前記フランジ部の中心部から外周部にかけて開口を形成していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、抜け止め機能がありつつ挿入孔への挿入が容易な固定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1における抜け止め構造の斜視図である。
実施形態1におけるコネクタカバーを挿入軸側から見た図である。
実施形態1におけるコネクタカバーを図2中矢印B方向から見た図である。
実施形態1における挿入軸を挿入孔に挿入する過程を図2中矢印C方向から見た図である。
実施形態1における挿入軸を挿入孔に挿入する過程におけるフランジ部の断面図である。
実施形態2における抜け止め構造の斜視図である。
実施形態2におけるコネクタカバーを挿入軸側から見た図である。
実施形態2における図7のC-C断面における挿入軸を挿入孔に挿入する過程を示した図である。
実施形態2における図7のD-D断面における挿入軸を挿入孔に挿入する過程を示した図である。
実施形態2におけるフランジ部の通過完了後に挿入軸が抜ける方向に力が加わった際のフランジ部の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。以下に説明する実施形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、本実施形態では、フランジ部3を挿入孔5に挿入する方向と平行にZ軸を取り、Z軸に垂直な平面内においてX軸及びY軸が互いに直交するX軸およびY軸を取る。
(【0011】以降は省略されています)

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