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公開番号2025125226
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2024021149
出願日2024-02-15
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 23/50 20230101AFI20250820BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮像装置の大型化を抑制しつつ所望の無線性能を確保することを可能とした撮像装置を提供すること。
【解決手段】平面状のアンテナパターンを有する横長矩形状の無線アンテナ110を備え、略六面体状の装置の筐体が導電性部材で構成された撮像装置100において、前記筐体の背面および上面の2面に跨る稜部の一部を成し非導電性部材で形成された無線カバー114を備え、無線アンテナ110は、無線カバー114に対向する装置内部で装置の幅方向を示す軸の軸回りにおいて筐体に対して所定角度を有して配置されたことを特徴とする。
【選択図】 図17
特許請求の範囲【請求項1】
平面状のアンテナパターンを有する横長矩形状の無線アンテナを備え、略六面体状の装置の筐体が導電性部材で構成された撮像装置において、
前記筐体の背面および上面の2面に跨る稜部の一部を成し非導電性部材で形成された無線カバーを備え、
前記無線アンテナは、
前記無線カバーに対向する装置内部で、装置幅方向を示す軸の軸回りにおいて前記筐体に対して所定角度を有して配置されたことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記無線アンテナの横長方向の両端のそれぞれを含む、光軸方向と平行な両平面で挟まれる領域であって、前記無線アンテナのアンテナパターンを含む平面よりも上側において、
前記筐体を構成する導電性部材が無いことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記アンテナパターンは、
前記横長矩形状の無線アンテナの一方の短手側に寄せて配置されたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記無線カバーは、
前記無線アンテナの横方向中心部から当該無線カバーの一方側の端部までの装置の幅方向の長さが、当該横方向中心部から当該無線カバーの他方側の端部までの装置の幅方向の長さより長くなるように配置されたことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記無線カバーの一方側に対向するように、前記無線アンテナのアンテナパターンが装置内部に配置されたことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記無線カバーの他方側に対向するように、前記無線アンテナを制御する無線制御ICが実装された無線基板と電気的に接続するためのワイヤーが配置されたことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記ワイヤーを固定するための固定部を更に備えたことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記固定部は、
前記横長矩形状の無線アンテナの他方の短手側に寄せて配置されたことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記無線アンテナは、
前記無線カバーに対向する装置内部で、装置幅方向を示す軸の軸回りにおいて前記筐体の上面に対して鋭角を成して配置されたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記無線アンテナを制御する無線制御ICが実装された無線基板を更に備え、
前記無線基板は、
放熱を行う放熱ダクトと平行であり、当該放熱ダクトと前記無線アンテナの間に配置され、前記放熱ダクトと熱的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線アンテナを備えるカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
撮像装置を遠隔地から操作したり撮像した画像データを転送したりするため、無線機能を有する撮像装置の機種が増加しつつある。無線機能を有する撮像装置は通常、無線信号を送受信する無線アンテナ、通信回路等が実装されている。また、撮像装置のような電子機器においては筐体自身の強度向上のために金属、導電性フィラー等を混合した樹脂などの高剛性材料を使用して外装部材が構成されることが多い。
【0003】
このような撮像装置の内部に無線アンテナを設けた場合、周囲の導電性部材の影響により無線性能が低下し所望の無線通信特性を得ることができないという課題があった。特許文献1はこの点を改善すべくアンテナ周辺の外装部材を3方向に解放してアンテナを配置する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6520509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の先行技術によれば、アンテナ周辺の外装部材を3方向に解放させるために凸形状部を撮像装置から突出させ、当該凸形状部の内部に無線アンテナを配置する必要があった。そのため、撮像装置の大型化を招いてしまうという課題があった。
【0006】
本発明は、かかる従来の課題を鑑みて創作されたものであり、撮像装置の大型化を抑制しつつ所望の無線性能を確保することを可能とした撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の一態様は、平面状のアンテナパターンを有する横長矩形状の無線アンテナを備え、略六面体状の装置の筐体が導電性部材で構成された撮像装置において、前記筐体の背面および上面の2面に跨る稜部の一部を成し非導電性部材で形成された無線カバーを備え、前記無線アンテナは、前記無線カバーに対向する装置内部で、装置の幅方向を示す軸の軸回りにおいて前記筐体に対して所定角度を有して配置されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、撮像装置の大型化を抑制しつつ所望の無線性能を確保することを可能にすることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
撮像装置100の前方上側から見た外観斜視図である。
撮像装置100の後方上側から見た外観斜視図である。
撮像装置100の背面図である。
撮像装置100のスピーカー105部における断面図である。
内部構造500の前方斜視図である。
内部構造500の後方斜視図である。
内部構造500の前方の分解斜視図である。
内部構造500の後方の分解斜視図である。
内部構造500の平面図である。
内部構造500を上面から見たY軸断面図である。
撮像装置100の右側面図である。
右側面103のオーディオ操作系収納蓋310および実装基板346を分解した斜視図である。
オーディオ操作系収納蓋310の軸位置での断面図である。
回転軸342aに形成された切り欠き380の説明図である。
無線アンテナ110の説明図である。
無線アンテナ110の配置位置を示す斜視図である。
無線アンテナ110を通るX軸に直交する面での断面図である。
無線カバー114を取り除いた状態の背面図である。
無線カバー114を取り除いた状態の平面図である。
無線アンテナ110の配置を示す模式的説明図である。
無線カバー114を示す斜視図である。
無線アンテナ110から放射される電波を示す模式的説明図である。
無線カバー114を示す背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の実施形態に記載される構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は実施形態に記載される構成によって限定されることはない。
(【0011】以降は省略されています)

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