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公開番号
2025110943
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005008
出願日
2024-01-17
発明の名称
レンズ装置及び撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/04 20210101AFI20250723BHJP(光学)
要約
【課題】移動鏡筒を安定して駆動することができる光学装置を提供する。
【解決手段】レンズ装置100は、移動枠22、23と、移動台30と、カム筒24とを有し、移動枠22にはカムフォロア42が設けられ、移動枠23にはカムフォロア43が設けられ、移動台30には付勢カムフォロア44が設けられ、カム筒24にはカムフォロア42及び付勢カムフォロア44が係合するカム46と、カムフォロア43が係合するカム47とが設けられ、カム46はカム面46a、46bを含み、カム47はカム面47aを含み、圧縮コイルばね31の付勢力Fs1の方向は、カムフォロア42がカム面46aに当接する方向の成分及び付勢カムフォロア44がカム面46bに当接する方向の成分を含み、引張コイルばね37の付勢力Fs2の方向は、カムフォロア43がカム面47aに当接する方向の成分及び付勢カムフォロア44がカム面46bに当接する方向の成分を含む。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
夫々が光学部材を保持して光軸方向に移動可能な第1移動部材及び第2移動部材と、
前記第1移動部材に対して第1弾性部材を介して前記光軸方向に移動可能に接続された第3移動部材と、
回転することにより前記第1移動部材及び前記第2移動部材を移動させるカム部材と、
前記第1移動部材、前記第2移動部材、及び前記カム部材を保持する固定部材とを有し、
前記第1移動部材には第1カムフォロアが設けられ、前記第2移動部材には第2カムフォロアが設けられ、前記第3移動部材には第3カムフォロアが設けられ、
前記第1移動部材及び前記第2移動部材は第2弾性部材を介して互いに接続され、
前記カム部材には前記第1カムフォロア及び前記第3カムフォロアが係合する第1カム溝と、前記第2カムフォロアが係合する第2カム溝とが設けられ、
前記第1カム溝は前記第1カムフォロアが当接する第1カム面と前記第3カムフォロアが当接する第3カム面とを含み、前記第2カム溝は前記第2カムフォロアが当接する第2カム面を含み、
前記第1弾性部材の付勢力の方向は、前記第1カムフォロアが前記第1カム面に当接する方向の成分及び前記第3カムフォロアが前記第3カム面に当接する方向の成分を含み、
前記第2弾性部材の付勢力の方向は、前記第2カムフォロアが前記第2カム面に当接する方向の成分及び前記第3カムフォロアが前記第3カム面に当接する方向の成分を含むことを特徴とする光学装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記第1カムフォロアと前記第1カム面の当接部、前記第2カムフォロアと前記第2カム面の当接部、及び、前記第3カムフォロアと前記第3カム面の当接部のそれぞれに生じる、前記第1及び前記第2弾性部材の付勢力による前記カム部材の回転力の和が、前記カム部材の回転駆動に必要な回転力よりも小さくなるように、前記第3カムフォロアと前記第3カム面の当接部における前記第3カム面の接線と光軸がなす角度が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の光学装置。
【請求項3】
前記第1カム面と、前記第3カム面とは同一のカム溝に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の光学装置。
【請求項4】
前記カム部材の回転軸は、光軸と平行で前記光軸とは異なる軸であることを特徴とする、請求項1に記載の光学装置。
【請求項5】
前記第1カム面、前記第2カム面、前記第3カム面のそれぞれの接線と、光軸に垂直な面とがなす角度をそれぞれα、β、γ、
前記第1弾性部材、前記第2弾性部材のそれぞれの付勢力により生ずる、前記第1カムフォロア、前記第2カムフォロアが前記第1カム面、前記第2カム面にそれぞれ当接する当接部に発生する前記カム部材の回転力をそれぞれFr1、Fr2、
前記カム部材を回転させるために必要な回転力をFrc、とするとき、
前記第3カム面の接線と前記光軸に垂直な面とがなす角度γが以下の式
tanγ>(Fs1・tanα+Fs2・tanβ-Frc)/(Fs1+Fs2)で表されることを特徴とする、請求項1に記載の光学装置。
【請求項6】
請求項1乃至5の何れか一項に記載の光学装置と、該光学装置により形成された像を撮る撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ装置及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
回動自在に設けられたカム部材に施したカムの軌跡により移動鏡筒を光軸方向に直進運動させるレンズにおいては、弾性部材の付勢力によりカムフォロアをカムに付勢することで、カムとカムフォロアの係合隙間を回避する構成がある。
【0003】
特許文献1には、変倍レンズ群のレンズ支持枠に設けられたカムピンがカム溝の片面に係合し、収差補正レンズ群のレンズ支持枠に設けられたカムピンがカム溝の他の片面に係合し、カムピン同士を互いに離れる方向にコイルバネで付勢する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-326734号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、2つのカムピンのカム面との当接部におけるカム面の接線と光軸がなす角度が異なるため、コイルバネの付勢力により各カムピンの当接部に発生する周方向分力が不均衡となり、ズームカム筒に回転力が発生する虞がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、移動鏡筒を安定して駆動することができるレンズ装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の光学装置は、夫々が光学部材を保持して光軸方向に移動可能な第1移動部材及び第2移動部材と、前記第1移動部材に対して第1弾性部材を介して前記光軸方向に移動可能に接続された第3移動部材と、回転することにより前記第1移動部材及び前記第2移動部材を移動させるカム部材と、前記第1移動部材、前記第2移動部材、及び前記カム部材を保持する固定部材とを有し、前記第1移動部材には第1カムフォロアが設けられ、前記第2移動部材には第2カムフォロアが設けられ、前記第3移動部材には第3カムフォロアが設けられ、前記第1移動部材及び前記第2移動部材は第2弾性部材を介して互いに接続され、前記カム部材には前記第1カムフォロア及び前記第3カムフォロアが係合する第1カム溝と、前記第2カムフォロアが係合する第2カム溝とが設けられ、前記第1カム溝は前記第1カムフォロアが当接する第1カム面と前記第3カムフォロアが当接する第3カム面とを含み、前記第2カム溝は前記第2カムフォロアが当接する第2カム面を含み、前記第1弾性部材の付勢力の方向は、前記第1カムフォロアが前記第1カム面に当接する方向の成分及び前記第3カムフォロアが前記第3カム面に当接する方向の成分を含み、前記第2弾性部材の付勢力の方向は、前記第2カムフォロアが前記第2カム面に当接する方向の成分及び前記第3カムフォロアが前記第3カム面に当接する方向の成分を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、移動鏡筒を安定して駆動することができるレンズ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
レンズ装置100の構成例を示す図である。
実施例に係る付勢構造を示す図である。
実施例に係る可動ユニットの断面図である。
実施例に係る各カムフォロアと各カム面の配置関係を示す図である。
撮像装置の構成例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施例)
以下、添付の図1乃至図4を参照して本発明の実施例のレンズ装置100(光学装置)について説明する。なお、実施例を説明するための全図を通して、原則として(断りのない限り)、同一の部材等には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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