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公開番号2025111247
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2024005558
出願日2024-01-17
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 23/56 20230101AFI20250723BHJP(電気通信技術)
要約【課題】レリーズタイムラグが撮像毎に変動する撮像装置を用いる場合にも、光源の点灯タイミングと撮像タイミングとを合わせる。
【解決手段】撮像を指示する撮像指示信号を撮像装置に出力する。撮像装置から、撮像を行うタイミングを示す撮像タイミング信号を取得する。撮像タイミング信号を取得したことに応じて、光源の点灯の制御を行う。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
撮像を指示する撮像指示信号を撮像装置に出力する出力手段と、
前記撮像装置から、撮像を行うタイミングを示す撮像タイミング信号を取得する取得手段と、
前記撮像タイミング信号を取得したことに応じて、光源の点灯の制御を行う制御手段と、
を備える、情報処理装置。
続きを表示（約 930 文字）【請求項２】
前記光源の点灯時間を設定する設定手段をさらに備え、
前記制御手段は、設定した前記点灯時間に基づいて前記光源の点灯の制御を行うことを特徴とする、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記制御手段は、前記撮像における露光時間よりも長い時間点灯するよう、前記光源の点灯の制御を行うことを特徴とする、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記出力手段は、前記撮像指示信号を送信する端子の通電状態を制御することにより、前記撮像指示信号を前記撮像装置に出力することを特徴とする、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記取得手段は、前記撮像タイミング信号を受信する端子の通電状態を制御することにより、前記撮像タイミング信号を取得することを特徴とする、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記出力手段と、前記取得手段と、前記制御手段と、は同一の装置内で動作することを特徴とする、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記出力手段は、前記撮像指示信号として、複数回の撮像を指示する連続撮像指示信号を出力し、
前記取得手段は、前記撮像装置から、前記複数回の撮像における撮像ごとに、前記撮像タイミング信号を取得することを特徴とする、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記制御手段は、前記光源の連続した点灯時間が、前記複数回の撮像における撮像間の間隔を超えないように、前記光源の点灯の制御を行うことを特徴とする、請求項７に記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記出力手段は、前記連続撮像指示信号を送信する端子の通電状態を制御することにより、前記撮像指示信号を前記撮像装置に出力することを特徴とする、請求項７に記載の情報処理装置。
【請求項１０】
前記出力手段は、前記取得手段が前記撮像タイミング信号を取得した回数に応じて、前記撮像を停止する信号を前記撮像装置に出力することをさらに特徴とする、請求項７に記載の情報処理装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
多灯照明を構成する複数の光源を個別に点灯させながら対象物を撮像し、照明方向が異なる複数の撮像画像を取得する技術が知られている。特許文献１には、光源の点灯タイミングと撮像タイミングとを合わせるために、光源の点灯及び対象物の撮像を、共通のトリガ信号に基づいて行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１５－２３２４８０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、レリーズタイムラグが撮像毎に変動する撮像装置を用いる場合は、トリガ発信後の撮像タイミングが、撮像毎に変動する。一方、トリガ発信後の光源の点灯タイミングは、撮像毎に一定である。そのため、レリーズタイムラグが撮像毎に変動する撮像装置を用いる場合は、光源の点灯タイミングと撮像タイミングとが合わない場合があった。
【０００５】
本発明は、レリーズタイムラグが撮像毎に変動する撮像装置を用いる場合にも、光源の点灯タイミングと撮像タイミングとを合わせることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の目的を達成するために、例えば、一実施形態に係る情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、撮像を指示する撮像指示信号を撮像装置に出力する出力手段と、前記撮像装置から、撮像を行うタイミングを示す撮像タイミング信号を取得する取得手段と、前記撮像タイミング信号を取得したことに応じて、光源の点灯の制御を行う制御手段と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
レリーズタイムラグが撮像毎に変動する撮像装置を用いる場合にも、光源の点灯タイミングと撮像タイミングとを合わせる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
画像処理システムの構成の一例を示す図。
画像処理システムの回路構成について説明するための図。
画像処理システムにおける機能構成の一例を示すブロック図。
画像処理システムにおいて実行される情報処理の一例を示すフローチャート。
画像処理システムにおける情報処理について説明するための図。
従来例における撮像システムについて説明するための図。
変形例における情報処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【００１０】
［従来例］
本実施形態に係る情報処理装置について説明する前に、従来例の撮像システムを説明する。図６（ａ）は、従来例における撮像システムの構成を示すブロック図である。図６（ａ）に示す従来例の撮像システムにおいては、点灯信号生成装置６０２による光源６０３－１～６０３－４の点灯制御と、撮像装置６０４による撮像制御とが、トリガ信号生成装置６０１から送信される共通のトリガ信号に基づいて行われる。
（【００１１】以降は省略されています）

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