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公開番号
2025114235
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008806
出願日
2024-01-24
発明の名称
ロール支持装置、及び記録装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
B65H
19/12 20060101AFI20250729BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】ロールシートを簡易的に交換できるロール支持装置を提供できる。
【解決手段】シートが巻回されたロールシートを回転させて、シートの供給又はシートの巻取りを行うロール支持装置であって、ロールシートに取り付けられた取付部材を介してロールシートを回転可能に支持し、保持したロールシートの軸方向と交差する第1方向と鉛直方向の上方向に開口したホルダ部24と、第1方向及び第1方向と反対の第2方向に移動可能であり、ロールシートをホルダ部24へ向けて第2方向にガイドするガイド部30と、軸方向と平行に延びる回動軸線を中心に回動可能で、その回動軌跡上にホルダ部30に支持された取付部材が位置するように配置された回動部材34と、を備え、回動部材34は、ガイド部30の第1方向への移動に連動して、ホルダ部24に支持される取付部材を下方から上方に押す方向に回動する。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
シートが巻回されたロールシートを回転させて、シートの供給又はシートの巻取りを行うロール支持装置であって、
ロールシートに取り付けられた取付部材を介してロールシートを回転可能に支持し、支持したロールシートの軸方向と交差する第1方向と鉛直方向の上方向に開口したホルダ部と、
前記第1方向及び前記第1方向と反対の第2方向に移動可能であり、ロールシートを支持して前記ホルダ部へ向けて前記第2方向にガイドするガイド部と、
前記軸方向と平行に延びる回動軸を中心に回動可能で、その回動軌跡上に前記ホルダ部に支持された前記取付部材が位置するように配置された回動部材と、
を備え、
前記回動部材は、前記ガイド部の前記第1方向への移動に連動して、前記ホルダ部に支持される前記取付部材を下方から上方に押す方向に回動することを特徴とするロール支持装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記取付部材は、ロールシートの前記軸方向の両端部から突出するようにロールシートに取り付けられており、
前記ホルダ部は、前記取付部材の前記軸方向の第1端部を支持する第1ホルダと、前記取付部材の前記軸方向の前記第1端部と反対側の第2端部を支持する第2ホルダと、を含み、
前記ガイド部は、前記取付部材の前記第1端部を支持する第1ガイドと、前記取付部材の前記第2端部を支持する第2ガイドと、を含むことを特徴とする請求項1に記載のロール支持装置。
【請求項3】
前記回動部材は、前記軸方向において、前記第1ホルダと前記第1ガイドとの間に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のロール支持装置。
【請求項4】
前記回動部材を第1回動部材とすると、前記軸方向と平行に延びる回動軸を中心に回動可能で、その回動軌跡上に前記ホルダ部に支持された前記取付部材が位置するように、前記軸方向において前記第2ホルダと前記第2ガイドとの間に配置された第2回動部材を備えることを特徴とする請求項3に記載のロール支持装置。
【請求項5】
前記ホルダ部の内面に接続し、前記第1方向に向かうにつれて徐々に下方に傾斜する斜面が形成された受け渡し部を備え、
前記ガイド部の前記取付部材を下方から支持する支持面は、鉛直方向において前記斜面の最下部と最上部との間に位置することを特徴とする請求項1に記載のロール支持装置。
【請求項6】
前記ガイド部は、前記支持面と、前記支持面の前記第1方向の端から上方に延びる面と、前記支持面の前記第2方向の端から上方に延びる面とにより構成されるガイド溝を有することを特徴とする請求項5に記載のロール支持装置。
【請求項7】
前記ガイド部は、前記ロール支持装置の装置本体から前記第1方向に突出した第1位置と、前記装置本体の内部に収納される第2位置との間を移動可能に構成されており、
前記回動部材は、前記ホルダ部に支持される前記取付部材に下方から当接する第1回動位置と、前記第1位置から前記ホルダ部に支持される前記取付部材を持ち上げる方向に回動した第2回動位置との間を回動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のロール支持装置。
【請求項8】
前記回動部材を、前記第1回動位置から前記第2回動位置へと回動させる方向に付勢す
る付勢部材を備えることを特徴とする請求項7に記載のロール支持装置。
【請求項9】
前記ガイド部は、前記軸方向と平行に延びる突起であって、前記第2方向に見たときに、前記第1回動位置に位置する前記回動部材と重なり、前記第2回動位置に位置する前記回動部材と重ならない位置に配置される突起を有し、
前記ガイド部が前記第2位置に位置するとき、前記突起は前記回動部材に対して前記第2方向側に位置することを特徴とする請求項7に記載のロール支持装置。
【請求項10】
前記軸方向に見たときに、前記回動部材の回動中心から前記回動部材と前記突起との接触部までの距離は、前記回動中心から前記回動部材と前記取付部材との接触部までの距離より大きいことを特徴とする請求項9に記載のロール支持装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートが巻回されたロールシートを支持し、シートの引き出し、又はシートの巻取りを実行可能なロール支持装置と、そのロール支持装置を備える記録装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、記録材としてシートに画像等を記録する記録装置には、シートを供給、巻取り可能にロールシートを支持するロール支持装置が設けられる。ロールシートには軸状の取付部材が取り付けられ、ロール支持装置は取付部材を介してロール部材を交換可能に支持する。
【0003】
シートサイズが大きい、又は巻回数が多いロールシートは重量物であり、ロールシートの交換作業は重労働となることもあり、ロールシート交換の作業性は向上されることが好ましい。例えば、特許文献1には、取付部材を介してロールシートを支持する支持部が、装置本体の外部と内部との間を移動可能に構成されたロール支持装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7196975号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のようなロール支持装置において、ロールシートが移動可能な支持部から装置本体に固定された支持部へと受け渡される構成の場合、ロールシートの重量が重いほどロールシート交換の作業性は悪化する。
【0006】
上述の課題を解決するため、本発明は、ロールシートを簡易的に交換できるロール支持装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の目的を達成するため、本発明のロール支持装置は、
シートが巻回されたロールシートを回転させて、シートの供給又はシートの巻取りを実行するロール支持装置であって、
ロールシートに取り付けられた取付部材を介してロールシートを回転可能に支持し、保持したロールシートの軸方向と交差する第1方向と鉛直方向の上方向に開口したホルダ部と、
前記第1方向及び前記第1方向と反対の第2方向に移動可能であり、ロールシートを前記ホルダ部へ向けて前記第2方向にガイドするガイド部と、
前記軸方向と平行に延びる回動軸線を中心に回動可能で、その回動軌跡上に前記ホルダ部に支持された前記取付部材が位置するように配置された回動部材と、
を備え、
前記回動部材は、前記ガイド部の前記第1方向への移動に連動して、前記ホルダ部に支持される前記取付部材を下方から上方に押す方向に回動することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ロールシートを簡易的に交換できるロール支持装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
排紙ガイド部が閉状態のプリント装置の斜視図である。
排紙ガイド部が開状態のプリント装置の斜視図である。
プリント装置の要部の断面図である。
プリント装置に係るロールシートのセット手順の説明図である。
第1実施形態に係る収納位置にある給紙ガイドを示す斜視図である。
第1実施形態に係る突出位置にある給紙ガイドを示す斜視図である。
第1実施形態に係るロールシートを支持する給紙ガイド部の斜視図である。
第1実施形態に係るロールシートを支持する給紙ガイド部の斜視図である。
第1実施形態に係るロールセット部の基準側端部を示す斜視図である。
第1実施形態に係るロールセット部の基準側端部を示す正面図である。
第1実施形態に係るロールセット部の非基準側端部を示す斜視図である。
第1実施形態に係るロールセット部の非基準側端部を示す正面図である。
第1実施形態に係るロールシートの取り付け動作の説明図である。
第1実施形態に係るロールシートの取り外し動作の説明図である。
第1実施形態に係るアシストレバーの説明図である。
第2実施形態に係るスピンドルのロック機構の説明図である。
第2実施形態に係るロールセット部の基準側端部の斜視図である。
第2実施形態に係るロールシートの取り付け動作の説明図である。
第2実施形態に係るロールシートの取り外し動作の説明図である。
第3実施形態に係る基準側のロールセット部を示す斜視図である。
第3実施形態に係る非基準側のロールセット部を示す斜視図である。
第3実施形態に係る基準側の給紙ガイド部を示す断面図である。
第3実施形態に係る非基準側の給紙ガイド部を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。なお、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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