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公開番号
2025131073
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028580
出願日
2024-02-28
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ぱてな
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250902BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】小型化を実現できるとともに、ニップ部を通過するシートから発生する水蒸気が定着器の内部に逆流することを抑制でき、定着フレーム上で結露した水が溜まる不具合を抑制できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1において、排気ファン89は、定着器7のニップ部N1の上流端N1Uよりも搬送方向DT1の上流、かつニップ部N1の上流端N1Uよりも上方に位置し、フレーム50は、ニップ部N1の上流端N1Uよりも搬送方向DT1の上流、かつニップ部N1の上流端N1Uよりも下方に位置する。フレーム50は、ニップ部N1の上流端N1Uよりも搬送方向DT1の上流に位置する第1空間AS1と、定着フレーム70よりも下方に位置する第2空間AS2と、を区画する。フレーム50は、搬送方向DT1の下流端50Dに、第1空間AS1と第2空間AS2とを連通させる開口60を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送方向に搬送されるシートをニップ部において挟んで加熱する加熱体及び加圧体を有し、前記ニップ部を通過するシート上にトナー像を熱定着させる定着器であって、前記加熱体及び前記加圧体のうちの下方に位置する一方を下から覆う定着フレームを有する前記定着器と、
前記定着器を収容する筐体と、
前記筐体内の空気を前記筐体の外部に排出する排気ファンであって、前記ニップ部における前記搬送方向の上流端よりも前記搬送方向の上流、かつ前記ニップ部の前記上流端よりも上方に位置する前記排気ファンと、
前記ニップ部の前記上流端よりも前記搬送方向の上流、かつ前記ニップ部の前記上流端よりも下方に位置するフレームであって、搬送されるシートを案内する案内面が形成された前記フレームと、
を備え、
前記フレームは、前記ニップ部の前記上流端よりも前記搬送方向の上流に位置する第1空間と、前記定着フレームよりも下方に位置する第2空間と、を区画し、
前記フレームは、前記搬送方向の下流端に、前記第1空間と前記第2空間とを連通させる開口を有していることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記定着器よりも前記搬送方向の上流に設けられ、シートに前記トナー像を形成する画像形成部と、
一方の面に前記トナー像が熱定着したシートを反転させて再搬送方向に案内し、前記画像形成部に戻す再搬送経路と、
を備え、
前記案内面は、前記フレームの下面の少なくとも一部に形成され、前記再搬送経路の一部を規定する第1案内面を有し、
前記定着フレームの下面の少なくとも一部には、前記再搬送経路の別の一部を規定する第2案内面が形成されている請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
複数の前記開口が前記搬送方向に直交する幅方向に並んで形成されており、
各前記開口よりも前記再搬送方向の上流に位置し、前記第2案内面に案内されて前記再搬送方向に搬送されるシートを前記幅方向の一方に向けて斜走させる斜走ローラを備え、
前記斜走ローラは、前記幅方向の中央よりも前記幅方向の前記一方に位置し、
前記幅方向の最も他方に位置する前記開口である端部開口は、前記再搬送方向の下流で前記幅方向に延びる傾斜内周縁を有し、
前記傾斜内周縁は、前記幅方向の前記他方の端部が前記幅方向の前記一方の端部よりも前記再搬送方向の下流に位置するように傾斜している請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記ニップ部の前記上流端よりも前記搬送方向の上流、かつ前記ニップ部の前記上流端よりも上方に位置して前記幅方向に延びる排気ダクトを備え、
前記排気ファンは、前記筐体における前記幅方向の前記他方の側面側に位置し、
前記排気ダクトは、前記第1空間から空気を導入して前記排気ファンに向けて案内する請求項3記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記斜走ローラよりも前記再搬送方向の上流、かつ前記幅方向の前記他方に位置し、前記第2案内面に案内されて前記再搬送方向に搬送されるシートをすくい上げるすくい上げ凸部を備え、
各前記開口は、前記すくい上げ凸部から前記幅方向の前記一方と前記他方とに離れた位置にある請求項3記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記端部開口を除く各前記開口は、前記再搬送方向の下流で前記幅方向に延びる下流内周縁を有し、
前記フレームの前記下面は、各前記下流内周縁から前記再搬送方向の下流に向かって下り傾斜するすくい形状面を有している請求項5記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記フレームは、前記定着器に向けてシートを搬送する搬送ローラを支持している請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記フレームは、前記搬送方向に直交する幅方向に延びるアース線材であって、前記定着器よりも前記幅方向の一方に位置する第1導通部材と、前記定着器よりも前記幅方向の他方に位置する第2導通部材と、を電気的に接続する前記アース線材を保持している請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記定着器に対して前記搬送方向に直交する幅方向の一方及び他方に位置して前記定着器を支持する一対のサイドフレームと、
前記加熱体及び前記加圧体よりも前記搬送方向の下流、かつ前記定着器よりも下方に位置し、前記幅方向に延びて両前記サイドフレームを連結する連結部材と、
を備えている請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に従来の画像形成装置の一例が開示されている。その図1及び図2に示すように、この画像形成装置において、定着部は、搬送方向に搬送される記録用紙をニップ部において挟んで加熱するアッパローラ及びロアローラと、ロアローラを下から覆う定着フレームと、を有している。筐体は、定着部を収容している。
【0003】
吸引ファンは、ニップ部における搬送方向の上流端よりも搬送方向の上流、かつニップ部の上流端よりも下方に位置している。排気ファンは、ニップ部における搬送方向の下流端よりも搬送方向の下流、かつニップ部の下流端よりも上方に位置している。
【0004】
吸引ファンは、ニップ部の上流端よりも搬送方向の上流に位置する空間にある空気をダクト内に吸引し、定着フレームよりも下方において排気ファン側に導く。排気ファンは、ダクトに導かれる空気と、ニップ部の下流端よりも搬送方向の下流に位置する空間にある空気と、を含む筐体内の空気を筐体の外部に排出する。
【0005】
ここで、ニップ部を通過するシートから発生する水蒸気は、ニップ部の下流端よりも搬送方向の下流に位置する空間で滞留し易く、その滞留した水蒸気が定着部の内部に逆流して結露するおそれがある。
【0006】
この点、この画像形成装置は、吸引ファン及び排気ファンにより、水蒸気が定着部の内部に逆流することを抑制し、定着フレーム上で結露した水が溜まる不具合を抑制するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2014-115368号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、上記従来の画像形成装置における吸引ファン及び排気ファンの配置は、筐体内のスペースの関係上制約が多いため、小型化が難しいという問題がある。
【0009】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、小型化を実現できるとともに、ニップ部を通過するシートから発生する水蒸気が定着器の内部に逆流することを抑制でき、定着フレーム上で結露した水が溜まる不具合を抑制できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の画像形成装置は、搬送方向に搬送されるシートをニップ部において挟んで加熱する加熱体及び加圧体を有し、前記ニップ部を通過するシート上にトナー像を熱定着させる定着器であって、前記加熱体及び前記加圧体のうちの下方に位置する一方を下から覆う定着フレームを有する前記定着器と、
前記定着器を収容する筐体と、
前記筐体内の空気を前記筐体の外部に排出する排気ファンであって、前記ニップ部における前記搬送方向の上流端よりも前記搬送方向の上流、かつ前記ニップ部の前記上流端よりも上方に位置する前記排気ファンと、
前記ニップ部の前記上流端よりも前記搬送方向の上流、かつ前記ニップ部の前記上流端よりも下方に位置するフレームであって、搬送されるシートを案内する案内面が形成された前記フレームと、
を備え、
前記フレームは、前記ニップ部の前記上流端よりも前記搬送方向の上流に位置する第1空間と、前記定着フレームよりも下方に位置する第2空間と、を区画し、
前記フレームは、前記搬送方向の下流端に、前記第1空間と前記第2空間とを連通させる開口を有していることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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