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公開番号2025139198
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-26
出願番号2024038008
出願日2024-03-12
発明の名称プロジェクタ
出願人株式会社オプトル
代理人個人
主分類G03B 21/28 20060101AFI20250918BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】プロジェクタのミラーの局所的な高温化に起因する反射面形状の変化による光学性能の劣化を防止し得るプロジェクタを実現する。
【解決手段】画像表示手段と、この画像表示手段の画像形成部に表示される画像を被投射面上に拡大投影する結像光学系とを有し、結像光学系は画像形成部からの画像光を入射されるレンズ系LSと、その開口絞りSの拡大側に配置されて屈折力を有する合成樹脂製のミラーMと、ミラーMの、結像光束の強度分布に起因する不均一な温度上昇による拡大画像の劣化を補正する画像補正制御手段4を有する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
画像表示手段の画像形成部に表示される画像を被投射面上に拡大画像として投射するプロジェクタであって、
画像表示手段と、該画像表示手段からの画像光束を結像光束として前記被投射面上に投射する結像光学系と、前記被投射面上の前記拡大画像の補正を行う画像補正制御手段とを有し、
前記結像光学系は、前記画像形成部からの画像光束を入射され、焦点距離可変機能を有するレンズ系と、該レンズ系の開口絞りの拡大側に配置されて前記結像光束を反射し、屈折力を有する合成樹脂製のミラーと、を有し、
前記画像補正制御手段は、前記結像光束を反射する前記ミラーの、前記結像光束の強度分布に起因する不均一な温度上昇による前記拡大画像の劣化を補正する手段であって、前記ミラーの裏面側における複数個所の温度を検出し、検出される複数の温度からパラメータ温度を得るパラメータ温度検出部と、該パラメータ温度検出部で得られる前記パラメータ温度に応じて、前記焦点距離可変機能を制御して前記拡大画像の劣化を補正する制御部と、を有するプロジェクタ。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
請求項1記載のプロジェクタであって、
前記パラメータ温度は、ミラー裏面に接触して配置される複数のサーミスタにより検出される温度に基づいて得られるプロジェクタ。
【請求項3】
請求項2記載のプロジェクタであって、
サーミスタの個数は3であるプロジェクタ。
【請求項4】
請求項1~3の何れか1項に記載のプロジェクタであって、
焦点距離可変機構は、レンズ系における可動レンズを変位させるフローティング機構を含むプロジェクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明はプロジェクタに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
画像表示手段の画像形成部に表示される画像を被投射面上に拡大画像として画像表示するプロジェクタは、従来から種々の方式のものが知られている。
【0003】
画像表示手段としては、LEDアレイのように微小な発光素子を1次元的あるいは2次元的にアレイ配列して「発光する素子の分布」により2次元画像を表現する自己発光性のものや、光源からの照明光をDMD(デジタル・ミラー・デバイス)や、液晶パネル等の所謂「ライトバルブ」で画像を形成するように強度変調するものなどが種々知られている。
【0004】
「画像形成部」はLEDアレイやライトバルブにおいて「拡大投影されるべき画像が表示される部分」である。被投射面(一般的には「スクリーン面」である。)上に拡大投影される拡大画像を以下において「投射画像」ともいう。
【0005】
プロジェクタの光学的な構成として、レンズ系と「屈折力を有するミラー」とを光学素子として組み合わせて短い投射距離を実現するものが広く知られている。
【0006】
このような光学的構成では、画像形成部からの画像光束がレンズ系に入射し、レンズ系を通った光束をミラーで被投射面側へ反射させる。以下、投射画像の結像に関与する画像光束を「結像光束」とも呼ぶ。
【0007】
プロジェクタにおいては結像光束を生成するための発光源(前記LEDアレイのように自己発生型のものや、ライトバルブに照明光を照射する照明光源)の発熱の問題がある。
【0008】
即ち、被投射面上に投影される拡大画像には「明るさ」が求められるが、拡大画像を明るくするために発光源での発光量を大きくすると、発光源で発生する熱量が増大し、レンズやミラー等の光学素子が熱変形して光学性能の劣化を招来する問題である。
【0009】
このような問題は従来から知られており、特許文献1には、レンズ系と非球面ミラーとを有する結像光学系において、被球面ミラーの熱変形に起因する光学性能の劣化に対処するために、被球面ミラーもしくはその近傍を冷却等により温度調整する技術が開示されている。
【0010】
また、特許文献2には、レンズ系により構成される結像光学系においてレンズ系を保持する鏡筒内の温度変化に起因する投射画像の非点収差等の劣化を、レンズ系内に設けた補正レンズを温度変化に応じて光軸方向へ変位させて補正する技術が開示されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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