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公開番号2025142235
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-30
出願番号2025122238,2021069958
出願日2025-07-22,2021-04-16
発明の名称通信装置及び通信装置のためのコンピュータプログラム
出願人ブラザー工業株式会社
代理人
主分類H04W 76/10 20180101AFI20250919BHJP(電気通信技術)
要約【課題】様々な通信規格が混在する状況において、特定の通信規格によって提供されるサービスを適切に受けるための技術を開示する。
【解決手段】 通信装置は、通信インターフェースと、操作部と、通信装置の状態が第1の状態である間に、操作部が、第1の外部装置との通信インターフェースを介した第1の接続の確立の指示を受ける場合に、通信装置の状態を、第1の状態から、第1の状態とは異なる第2の状態に変更する第1の変更部であって、第1の状態は、第1の接続の利用と、第2の外部装置との通信インターフェースを介した第2の接続の利用と、の双方を許可する状態であり、第2の状態は、第1の接続の利用を許可し、第2の接続の利用を許可しない状態であり、第1の接続は、第1の通信規格に従った接続であり、第2の接続は、第1の通信規格とは異なる第2の通信規格に従った無線接続である、第1の変更部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
通信装置であって、
通信インターフェースと、
操作部と、
前記通信装置の状態が第1の状態である間に、前記操作部が、第1の外部装置との前記通信インターフェースを介した第1の接続の確立の指示を受ける場合に、前記通信装置の状態を、前記第1の状態から、前記第1の状態とは異なる第2の状態に変更する第1の変更部であって、
前記第1の状態は、前記第1の接続の利用と、第2の外部装置との前記通信インターフェースを介した第2の接続の利用と、の双方を許可する状態であり、
前記第2の状態は、前記第1の接続の利用を許可し、前記第2の接続の利用を許可しない状態であり、
前記第1の接続は、第1の通信規格に従った接続であり、
前記第2の接続は、前記第1の通信規格とは異なる第2の通信規格に従った無線接続である、
前記第1の変更部と、
を備える、通信装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第1の変更部は、前記第1の接続の確立の指示に応じて、前記第1の外部装置との前記第1の接続が確立される前に、前記通信装置の状態を前記第1の状態から前記第2の状態に変更する、請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記第1の変更部は、前記第1の接続の確立の指示に応じて、前記第1の外部装置との前記第1の接続が確立された後に、前記通信装置の状態を前記第1の状態から前記第2の状態に変更する、請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記通信装置は、さらに、
前記通信装置の状態が前記第2の状態である間に、前記操作部が、前記第2の接続の確立の指示を受ける場合に、前記通信装置の状態を、前記第2の状態から前記第1の状態に変更する第2の変更部を備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の通信装置。
【請求項5】
前記第1の外部装置及び前記第2の外部装置は、アクセスポイントであり、
前記第1の接続及び前記第2の接続は、無線接続である、請求項1から4のいずれか一項に記載の通信装置。
【請求項6】
前記第1の外部装置によって形成される無線ネットワークのSSID(Service Set Identifierの略)は、前記第2の外部装置によって形成される無線ネットワークのSSIDと同一であり、
前記通信装置は、さらに、
前記通信装置の状態が前記第1の状態である間に、前記通信装置の周囲に存在する1個以上の外部装置のそれぞれから、当該外部装置がサポートしている通信規格を示す規格情報を受信する情報受信部を備え、
前記1個以上の外部装置が、前記第1の外部装置と前記第2の外部装置との双方を含み、かつ、前記1個以上の規格情報の中に、前記第1の外部装置が前記第1の通信規格をサポートしていることを示す第1の前記規格情報と、前記第2の外部装置が前記第2の通信規格サポートしていることを示す第2の前記規格情報と、の双方が含まれる場合に、前記操作部が前記第1の接続の確立の指示を受ける場合であっても、前記通信装置の状態は、前記第1の状態に維持される、請求項5に記載の通信装置。
【請求項7】
前記第1の通信規格は、Wi-Fi規格におけるWPA3を含み、
前記第2の通信規格は、Wi-Fi規格におけるWPA2以前の規格を含む、請求項5又は6のいずれか一項に記載の通信装置。
【請求項8】
前記第1の状態は、前記WPA3に従ったWPA3 Transition Modeを含み、
前記第2の状態は、前記WPA3に従ったWPA3 Only Modeを含む、請求項7に記載の通信装置。
【請求項9】
前記第1の状態は、前記WPA2以前の規格で利用可能なPSK(Pre-Shared Keyの略)方式の第1の認証と、前記WPA3で利用可能であり、前記WPA2以前の規格で利用不可能なSAE(Simultaneous Authentication of Equalsの略)方式の第2の認証と、の双方を許可する状態を含み、
前記第2の状態は、前記第1の認証を許可せず、前記第2の認証を許可する状態を含む、請求項7又は8に記載の通信装置。
【請求項10】
前記第1の状態は、前記WPA3と前記WPA2以前の規格との双方で利用可能な第1のハッシュ関数と、前記WPA3で利用可能であり、前記WPA2以前の規格で利用不可能な第2のハッシュ関数と、の双方の利用を許可する状態を含み、
前記第2の状態は、前記第1のハッシュ関数の利用を許可せず、前記第2のハッシュ関数の利用を許可する状態を含む、請求項7に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、外部装置と接続可能な通信装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1に示すように、Wi-Fi Alliance(登録商標)は、Wi-Fi方式における新しい通信規格であるWPA3を策定した。WPA3では、次世代のセキュリティプロトコルが提供される。また、WPA3以外の通信規格においても、他のセキュリティプロトコルが提供され得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-019085号公報
特開2016-208448号公報
特開2019-106610号公報
【非特許文献】
【0004】
「WPA3 Specification Version 3.0」 Wi-Fi Alliance、2020年、https://www.wi-fi.org/ja/discover-wi-fi/security
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
新しい通信規格の策定により、様々な通信規格が混在する状況が想定される。本明細書では、上記の混在の状況において、特定の通信規格によって提供されるサービスを適切に受けるための技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書で開示する通信装置は、通信インターフェースと、操作部と、前記通信装置の状態が第1の状態である間に、前記操作部が、第1の外部装置との前記通信インターフェースを介した第1の接続の確立の指示を受ける場合に、前記通信装置の状態を、前記第1の状態から、前記第1の状態とは異なる第2の状態に変更する第1の変更部であって、前記第1の状態は、前記第1の接続の利用と、第2の外部装置との前記通信インターフェースを介した第2の接続の利用と、の双方を許可する状態であり、前記第2の状態は、前記第1の接続の利用を許可し、前記第2の接続の利用を許可しない状態であり、前記第1の接続は、第1の通信規格に従った接続であり、前記第2の接続は、前記第1の通信規格とは異なる第2の通信規格に従った無線接続である、
前記第1の変更部と、を備える。
【0007】
操作部が第1の通信規格に従った接続の確立の指示を受けることは、通信装置のユーザが、第1の通信規格によって提供されるサービスを受けることを希望すると推定される。
上記の構成によれば、通信装置のユーザが、第1の通信規格によって提供されるサービスを受けることを希望すると推定される場合に、通信装置の状態が第1の状態から第2の状態に変更される。そして、第2の状態では、第1の通信規格に従った第1の接続の利用が許可されるものの、第2の通信規格に従った第2の接続の利用が許可されない。第1の規格と第2の規格とが混在する状況において、第1の通信規格によって提供されるサービスを適切に受けることができる。
【0008】
本明細書で開示する他の通信装置は、通信インターフェースと、操作部と、前記操作部が、第1の外部装置との前記通信インターフェースを介した第1の接続の確立の指示を受ける場合に、前記通信装置を第3の状態として動作させ、前記操作部が、第2の外部装置との前記通信インターフェースを介した第2の接続の確立の指示を受ける場合に、前記通信装置を第4の状態として動作させる制御部であって、前記第3の状態は、前記第1の接続の利用を許可し、前記第2の接続の利用を許可しない状態であり、前記第4の状態は、前記第1の接続の利用と、前記第2の接続の利用と、の双方を許可する状態であり、前記第1の接続は、第1の通信規格に従った接続であり、前記第2の接続は、前記1の通信規格とは異なる第2の通信規格に従った接続である、前記制御部と、を備える。
【0009】
操作部が第1の通信規格に従った第1の接続の確立の指示を受けることは、通信装置のユーザが、第1の通信規格によって提供されるサービスを受けることを希望すると推定される。上記の構成によれば、通信装置のユーザが、第1の通信規格によって提供されるサービスを受けることを希望すると推定される場合に、制御部は、通信装置を第3の状態として動作させる。そして、第3の状態では、第1の通信規格に従った第1の接続の利用が許可されるものの、第2の通信規格に従った第2の接続の利用が許可されない。第1の通信規格と第2の通信規格とが混在する状況において、第1の通信規格によって提供されるサービスを適切に受けることができる。
【0010】
また、操作部が第2の通信規格に従った接続の確立の指示を受けることは、通信装置のユーザが、第2の通信規格によって提供されるサービスを受けることを希望すると推定される。上記の構成によれば、通信装置のユーザが、第2の通信規格によって提供されるサービスを受けることを希望すると推定される場合に、制御部は、通信装置を第4の状態として動作させる。第4の状態では、第1の通信規格に従った第1の接続の利用だけでなく、第2の通信規格に従った第2の接続の利用も許可される。第1の通信規格と第2の通信規格とが混在する状況において、第2の通信規格によって提供されるサービスを適切に受けることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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