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公開番号
2025134500
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024032450
出願日
2024-03-04
発明の名称
電気機器
出願人
アイホン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
23/50 20230101AFI20250909BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】本体ケース内に基板を傾斜姿勢で設置するにも拘わらず、製造コストの高騰を抑制することができる電気機器を提供する。
【解決手段】前ケース11の後面に、後傾姿勢にあるIR基板30の前面に当接可能な基板取付リブ33を後方へ突設する一方、IR基板30の上側に隣接して設置される照明用カバー23に、先端がIR基板30の後面に当接する押さえ爪26、26を設け、後傾姿勢にあるIR基板30を、基板取付リブ33と押さえ爪26、26とにより前後から挟持するようにした。したがって、IR基板30を後傾姿勢で設置しているにも拘わらず、ネジ止めせずともIR基板30の前後方向への移動を規制することが可能となっており、製造コストの高騰を抑制することができる。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
本体ケース内に基板が設置されているとともに、前記基板が、前記本体ケースの表面に対して所定方向へ傾斜する傾斜姿勢とされている電気機器であって、
前記本体ケース内に、前記基板の表面に当接する基板取付部が設けられているとともに、前記基板に隣接して設置される所定の部材に、前記基板の裏面に当接する押さえ部が設けられており、
前記傾斜姿勢にある前記基板が、前記基板取付部と前記押さえ部とにより表裏から挟持されていることを特徴とする電気機器。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記本体ケースの前面に、周囲を撮像するカメラ部と、周囲を照らす照明部と、前記カメラ部での撮像に係り赤外線を照射する赤外線照射部とが設けられており、
前記基板が、前面に赤外線LEDが搭載されて前記赤外線照射部を構成する赤外線LED基板で、前記本体ケースの前面に対して前傾又は後傾する傾斜姿勢とされているとともに、
前記押さえ部が設けられている前記部材が、光拡散性を有する合成樹脂製のカバー部材で、前記照明部を構成する照明基板の前方を覆うように配されていることを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、本体ケース内に基板を設置してなる電気機器に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電気機器の一例であるインターホン機器では、本体ケース内に所定の部材を設置するにあたり、当該部材を本体ケースの前面に対して所定方向へ傾斜させた傾斜姿勢で設置することがある。たとえば特許文献1に記載のインターホン機器では、本体ケースの前面に対してスピーカを前傾させた姿勢で設置している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-155965号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したように傾斜姿勢で設置する部材が、本体ケースへネジ止めする必要がある基板であると、ネジ孔を傾斜方向へ穿設しなければならず、金型にかかる費用、ひいては電気機器の製造コストが高騰してしまうという問題が生じる。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、本体ケース内に基板を傾斜姿勢で設置するにも拘わらず、製造コストの高騰を抑制することができる電気機器を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、本体ケース内に基板が設置されているとともに、基板が、本体ケースの表面に対して所定方向へ傾斜する傾斜姿勢とされている電気機器であって、本体ケース内に、基板の表面に当接する基板取付部が設けられているとともに、基板に隣接して設置される所定の部材に、基板の裏面に当接する押さえ部が設けられており、傾斜姿勢にある基板が、基板取付部と押さえ部とにより表裏から挟持されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、傾斜姿勢にある基板が、基板取付部と押さえ部とにより表裏から挟持されているため、基板を傾斜姿勢で設置しているにも拘わらず、ネジ止めせずとも基板の表裏方向への移動を規制することが可能となっており、製造コストの高騰を抑制することができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、本体ケースの前面に、周囲を撮像するカメラ部と、周囲を照らす照明部と、カメラ部での撮像に係り赤外線を照射する赤外線照射部とが設けられており、基板が、前面に赤外線LEDが搭載されて赤外線照射部を構成する赤外線LED基板で、本体ケースの前面に対して前傾又は後傾する傾斜姿勢とされているとともに、押さえ部が設けられている部材が、光拡散性を有する合成樹脂製のカバー部材で、照明部を構成する照明基板の前方を覆うように配されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、赤外線LED基板が傾斜姿勢で設置されているため、赤外線LED基板を本体ケースの前面に寄せることができ、たとえば赤外線LEDを露出させるための開口を狭くすることができる等、電気機器の小型化を図ることができる。また、赤外線LED基板を傾斜させることでカメラ部におけるレンズの方向と赤外線の照射方向とを異ならせることが容易であり、カメラ部により撮像された映像が明るくなり過ぎる等の事態を容易に防止することができる。さらに、照明部を構成するカバー部材に押さえ部が設けられているため、部品点数の削減等、構造の合理化を図ることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、本体ケース内に、基板の表面に当接する基板取付部を設けた。また、基板に隣接して設置される所定の部材に、基板の裏面に当接する押さえ部を設けた。そして、傾斜姿勢にある基板を、基板取付部と押さえ部とにより表裏から挟持させた。したがって、基板を傾斜姿勢で設置しているにも拘わらず、ネジ止めせずとも基板の表裏方向への移動を規制することが可能となっており、製造コストの高騰を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
監視カメラの外観を示した斜視説明図である。
カメラ装置を前側から示した説明図である。
照明基板及び赤外線LED基板が設置された状態にある前ケースを後側から示した説明図である。
図3から照明基板を取り外した状態にある前ケースを後側から示した説明図である。
前ケースと、照明用カバーと、照明基板と、赤外線LED基板とを分解した状態を前側から示した斜視説明図である。
前ケースと、照明用カバーと、照明基板と、赤外線LED基板とを分解した状態を後側から示した斜視説明図である。
左右方向における中央部分での前ケースの鉛直断面を示した説明図である。
図2中のA-A線断面における要部を拡大して示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態となるカメラ装置の本体ケースにおける防水構造について、図面にもとづき詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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