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公開番号
2025151513
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024052983
出願日
2024-03-28
発明の名称
無線通信装置
出願人
サクサ株式会社
代理人
個人
主分類
H04W
64/00 20090101AFI20251002BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】設備コストの増大させることなく、移動体の移動方向を正確に検出する。
【解決手段】無線通信装置10において、無線通信装置10が送信する送信ビームの放射方向を、移動体20で検出される電波強度がピーク値を示す基準方向Nから水平面に沿って左右いずれかにずれた方向Pとなるように保持し、移動体20で検出される電波強度の増減に基づいて、移動体20の移動方向を検出する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
無線信号を送受信することにより移動体と無線通信を行うように構成された無線I/Fと、前記移動体で検出された、前記無線I/Fから送信した無線信号に関する電波強度に基づいて、前記移動体の移動方向を検出するように構成された制御回路とを備えた無線通信装置であって、
前記制御回路は、
前記移動体の移動方向の検出開始時点において、前記無線通信装置から送信される送信ビームの放射方向を、前記電波強度がピーク値を示す方向から左右いずれかにずれた方向となるように保持し、前記検出開始時点以降における前記電波強度の増減に基づいて、前記移動体の移動方向を検出するように構成されている
ことを特徴とする無線通信装置。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の無線通信装置において、
前記制御回路は、
前記無線通信装置から送信される送信ビームの電波強度を変更し、送信ビームの電波強度の変化量に対する前記移動体で検出された電波強度の変化量の大きさに基づいて、前記移動体の移動方向を検出するように構成されている
ことを特徴とする無線通信装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動体で検出した、無線通信装置から送信した無線信号の電波強度に基づいて、移動体の移動方向を検出する移動方向検出技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、複数のアンテナ素子を用いたビームフォーミングにより送信ビームの放射方向や形状を制御することにより、高い利得で移動体と無線通信を行う無線システムが利用されている。従来、このような無線システムにおいて、無線通信装置から通信圏内に存在する移動体へ同期信号を送信する同期信号送信技術として、特許文献1には、ビーム幅の狭い送信ビームを水平面に沿って少しずつずらして順に放射する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6336728号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような従来技術によれば、移動体で検出される電波強度は、移動体が送信ビームの中心に存在する場合に最も高く、送信ビームのうち中心からその周辺へ離れるほど低くなる傾向がある。したがって、このような送信ビーム内における移動体の位置と移動体で検出される電波強度との関係を利用すれば、送信ビーム内における移動体の位置を詳細に検出することができる。
例えば、無線通信装置が、移動体から通知される電波強度がピークとなる方向、すなわち移動体が送信ビームの中心に位置する方向に、送信ビームの放射方向を保持しておけば、その後、移動体電波強度が低下した場合、無線通信装置において、移動体が送信ビーム内で中心から離れる方向へ移動したことを検出できる。
【0005】
このような構成によれば、移動体が送信ビームの中心から周辺へ離れる方向へ移動したことは推定できるものの、送信ビーム中心から左右どちらに移動したか特定することはできない。これについては、設置場所が異なる複数の無線通信装置から同一移動体を送信ビーム中心に捉えておけば、同一移動体から通知される電波強度に基づいて、移動方向を正確に検出できる。また、移動体に搭載したGPSなどの位置センサを利用することも考えられる。
しかしながら、このような移動体の移動方向検出技術によれば、移動体の方向を正確に検出するためには、既存の無線システムに複数の無線通信装置や位置センサなどのハードウェアを用意する必要があり、設備コストが増大するという問題点がある。
【0006】
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、設備コストの増大させることなく、移動体の移動方向を正確に検出できる移動方向検出技術を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このような目的を達成するために、本発明にかかる無線通信装置は、無線信号を送受信することにより移動体と無線通信を行うように構成された無線I/Fと、前記移動体で検出された、前記無線I/Fから送信した無線信号に関する電波強度に基づいて、前記移動体の移動方向を検出するように構成された制御回路とを備えた無線通信装置であって、前記制御回路は、前記移動体の移動方向の検出開始時点において、前記無線通信装置から送信される送信ビームの放射方向を、前記電波強度がピーク値を示す方向から左右いずれかにずれた方向となるように保持し、前記検出開始時点以降における前記電波強度の増減に基づいて、前記移動体の移動方向を検出するように構成されている。
【0008】
また、本発明にかかる上記無線通信装置の一構成例は、前記制御回路は、前記無線通信装置から送信される送信ビームの電波強度を変更し、送信ビームの電波強度の変化量に対する前記移動体で検出された電波強度の変化量の大きさに基づいて、前記移動体の移動方向を検出するように構成されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、設備コストの増大させることなく、移動体の移動方向を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施の形態にかかる無線通信装置の構成を示すブロック図である。
図2は、本実施の形態にかかる無線通信装置の動作を示すフローチャートである。
図3は、本実施の形態にかかる無線通信装置の動作を示す説明である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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