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公開番号
2025095760
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023212040
出願日
2023-12-15
発明の名称
撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
25/70 20230101AFI20250619BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】シャッタ速度や被写界内でのフリッカ光源の大きさによらず、電子シャッタによる撮像でのフリッカ縞を低減させる。
【解決手段】撮像素子102と、撮像素子102の駆動を制御する制御部106を備えるる撮像装置101において、撮像素子102は、行列状に配置された複数の画素202と、複数の画素202の列ごとに接続された複数の垂直信号線205A~205Fを有する。垂直信号線205A~205Fはそれぞれ複数の画素202のうちの複数の行の画素に接続され、制御部106は、複数の画素202での電荷の蓄積を垂直信号線205A~205Fごとに一定の時間をずらして同じ蓄積時間で行った後に、垂直信号線205A~205Fごとに同じ走査速度で複数の画素202の画素信号の読み出す制御を行う。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像素子と、
前記撮像素子の駆動を制御する制御手段と、を備える撮像装置であって、
前記撮像素子は、
行列状に配置された複数の画素と、
前記複数の画素の列ごとに接続された複数の垂直信号線と、を有し、
前記複数の垂直信号線はそれぞれ前記複数の画素のうちの複数の行の画素に接続され、
前記制御手段は、前記複数の画素での電荷の蓄積を前記複数の垂直信号線ごとに一定の時間をずらして同じ蓄積時間で行った後に、前記複数の垂直信号線ごとに同じ走査速度で前記複数の画素の画素信号の読み出す制御を行うことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記複数の垂直信号線を2つ以上の垂直信号線群に分け、前記複数の画素での電荷の蓄積を前記2つ以上の垂直信号線群ごとに一定の時間をずらして同じ蓄積時間で行い、前記複数の垂直信号線群ごとに同じ走査速度で前記複数の画素の画素信号を読み出すことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記複数の垂直信号線の数をN(Nは整数)として、前記複数の画素はN行ごとに1本の垂直信号線と接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記撮像素子は、
前記複数の垂直信号線ごとに接続された列回路と、
複数の前記列回路を列方向に走査して、それぞれの列回路から前記複数の画素の画素信号を読み出す水平走査回路と、を有し、
前記制御手段は、撮影画像での行方向での画素信号の順序が正しくなるように前記水平走査回路による複数の前記列回路からの画素信号の読み出しを制御することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記撮像素子は、
前記複数の垂直信号線ごとに接続された列回路と、
複数の前記列回路を列方向に走査して、それぞれの列回路から前記複数の画素の画素信号を読み出す水平走査回路と、を有し、
撮影画像での行方向での画素信号の順序が正しくなるように前記複数の列回路から読み出された画素信号を並び変える信号処理手段を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記一定の時間、前記複数の垂直信号線群の数、及び、前記垂直信号線群を構成する前記垂直信号線の数、の少なくとも1つの設定を行う操作手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項7】
表示手段を有し、
前記制御手段は、前記操作手段の操作前の設定条件により撮像された画像と前記操作手段の操作後の設定条件により撮像された画像とを前記表示手段に並べて表示することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像素子により撮像を行うデジタルカメラ等の撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
明滅する光源下でデジタルカメラによる撮像を行った場合に、得られた撮影画像にフリッカによる縞(以下「フリッカ縞」という)が生じて、画像品質を低下してしまうことがある。そこで、フリッカ縞の発生を軽減する技術として、特許文献1は、画像からフリッカの周波数を求め、シャッタ速度をフリッカ周波数の整数倍とする方法を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-98416号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、デジタルサイネージやLED等が広く使用されるようになっている。デジタルサイネージの駆動周波数は一般的な商用電源の周波数よりも高く、また、LEDは明滅の立ち上がりが急峻であるため、これらの光源から射出される光がある環境下でデジタルカメラで撮像を行うと、撮像画像に明瞭なフリッカ縞が記録される場合がある。
【0005】
この問題に対して、上記特許文献1に開示された技術では、シャッタ速度を自由に選ぶことができず、被写界の一部にデジタルサイネージが含まれる等の撮像画像内においてフリッカ縞が発生する範囲が小さい場合にフリッカ検出の精度が低下してしまう。また、撮像素子の駆動を利用した電子シャッタを用いて撮像を行う場合、電子シャッタは機械式シャッタよりもシャッタ効率が高いため、フリッカ縞がより明瞭に記録される傾向がある。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、シャッタ速度や被写界内でのフリッカ光源の大きさによらず、電子シャッタによる撮像でのフリッカ縞を低減させることができる撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る撮像装置は、撮像素子と、前記撮像素子の駆動を制御する制御手段と、を備える撮像装置であって、前記撮像素子は、行列状に配置された複数の画素と、前記複数の画素の列ごとに接続された複数の垂直信号線と、を有し、前記複数の垂直信号線はそれぞれ前記複数の画素のうちの複数の行の画素に接続され、前記制御手段は、前記複数の画素での電荷の蓄積を前記複数の垂直信号線ごとに一定の時間をずらして同じ蓄積時間で行った後に、前記複数の垂直信号線ごとに同じ走査速度で前記複数の画素の画素信号の読み出す制御を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、シャッタ速度や被写界内でのフリッカ光源の大きさによらず、電子シャッタによる撮像でのフリッカ縞を低減させることができる撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
撮像素子の画素構成及びその周辺回路の概略構成を示すブロック図である。
撮像素子の画素の構成の一例を示す回路図である。
撮像素子からの画素信号の読み出し処理のタイミングチャートである。
画素信号読み出し時の垂直方向の走査方法を説明する模式図である。
垂直走査と撮影画像に現れるフリッカ縞との関係を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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