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公開番号2025131061
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028561
出願日2024-02-28
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類G03G 21/16 20060101AFI20250902BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】束線の一端が接続済みの露光器を画像形成装置の筐体に挿入して装着する際に、制御基板に接続される前の束線が筐体に干渉し難い画像形成装置の提供。
【解決手段】束線58を保持したFFCガイド83が第1係止爪87を有し、第1係止爪87は連結ステイに係止するための第1係止部89と、カートリッジトレイ30に係止するための第2係止部88とを有する。FFCガイド83は、筐体Aに装着される前のカートリッジトレイ30に係止することができ、カートリッジトレイ30の筐体への装着後に、カートリッジトレイ30から取り外されて連結ステイに係止される。こうすると、カートリッジトレイ30において正規の位置とは異なる仮位置にFFCガイド83を係止でき、カートリッジトレイ30の筐体への挿入時に、制御基板に接続される前の束線58が筐体に干渉し難い。
【選択図】図17
特許請求の範囲【請求項1】
記録材にトナー像を形成する画像形成装置であって、
筐体と、
感光体と、
前記感光体に光を照射して露光するための複数の発光素子を有する露光部と、
前記露光部を保持した保持体であって、前記筐体に挿入可能な保持体と、
前記筐体に設けられ、前記露光部を制御する制御基板と、
前記露光部に一端が接続された状態で他端が前記制御基板に接続自在に設けられ、前記露光部と前記制御基板とを電気的に接続する束線と、
前記束線を保持する束線保持部材と、を備え、
前記束線保持部材は、前記束線を保持した第一面と反対の第二面に突設されて、前記筐体の第1被係止部に第1係止部で係止する突設部を有し、
前記突設部は、前記第二面からの高さが前記第1係止部と異なる位置に、前記保持体の第2被係止部に係止するための第2係止部を有する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1係止部は、前記第1被係止部に対し第1接触面で接触して前記筐体に係止され、
前記第2係止部は、前記保持体が前記筐体に挿入されるときに、前記第2被係止部に対し前記第1接触面と平行な第2接触面で接触して前記保持体に係止され、前記第2係止部の前記第2被係止部に対する係止方向が前記第1係止部の前記第1被係止部に対する係止方向と同じである、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記突設部は、第1突設部であり、
前記束線保持部材は、前記第二面に突設されて、前記第1係止部が前記第1被係止部に係止された状態で、前記筐体の第3被係止部に係止する第2突設部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第2突設部は、前記第二面からの高さが前記第1係止部と同じ高さで前記第3被係止部に係止する、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記束線保持部材は、前記第1係止部が前記第1被係止部に係止された状態で、前記筐体に対する前記保持体の挿入方向に交差する方向且つ上下方向に交差する方向から、前記筐体の第4被係止部に係止して、前記第1係止部と前記第1被係止部との係止が外れないように前記筐体に対する前記束線保持部材の移動を規制する筐体移動規制部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記束線保持部材は、前記第2係止部が前記第2被係止部に係止された状態で、前記筐体に対する前記保持体の挿入方向に交差する方向且つ上下方向に交差する方向から、前記保持体の第5被係止部に係止して、前記第2係止部と前記第2被係止部との係止が外れないように前記保持体に対する前記束線保持部材の移動を規制する保持体移動規制部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記筐体は、前記保持体の挿入方向の上流側に配置された支柱と、前記支柱から前記挿入方向に延設されたステイと、を有し、
前記制御基板は、前記ステイに設けられ、
前記第1被係止部は、前記ステイに設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記保持体は、前記挿入方向に交差する方向に並べて配置された複数の露光部を保持して、前記露光部のそれぞれに接続された複数の束線を前記挿入方向の上流側で前記ステイ側に向けて案内し、
前記束線保持部材は、前記保持体により案内された前記複数の束線をまとめて保持し、前記筐体に係止された状態のときに、前記複数の束線の向きを前記挿入方向に交差する方向から前記挿入方向に変えて、前記挿入方向の上流側から前記制御基板に向けて案内する、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリあるいは複合機などの、電子写真技術を用いた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置において感光体の表面に光を照射して静電潜像を形成する露光器として、例えば感光体の回転軸線方向に沿って複数の発光素子を配置したLEDアレイ方式の露光器が提案されている(特許文献1)。この露光器の場合、束線により電気的に接続された制御基板からの発光制御信号に従って、発光素子が点灯されたり消灯されたりする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-57340号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、露光器には予め束線の一端が接続済みである。露光器は束線の他端が制御基板に取り付けられていない状態で保持体に保持され、保持体が画像形成装置の筐体に挿入されることで装着される。露光器の装着後、筐体に配設されている制御基板に対し束線の他端がコネクタを介して接続される。しかしながら、従来では露光器を筐体内に挿入する際に、制御基板に接続される前の束線が筐体に干渉してしまい、束線が傷ついたり断線したりする虞があった。
【0005】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、束線の一端が接続済みの露光器を画像形成装置の筐体に挿入して装着する際に、制御基板に接続される前の束線が筐体に干渉し難い画像形成装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、記録材にトナー像を形成する画像形成装置であって、筐体と、感光体と、前記感光体に光を照射して露光するための複数の発光素子を有する露光部と、前記露光部を保持した保持体であって、前記筐体に挿入可能な保持体と、前記筐体に設けられ、前記露光部を制御する制御基板と、前記露光部に一端が接続された状態で他端が前記制御基板に接続自在に設けられ、前記露光部と前記制御基板とを電気的に接続する束線と、前記束線を保持する束線保持部材と、を備え、前記束線保持部材は、前記束線を保持した第一面と反対の第二面に突設されて、前記筐体の第1被係止部に第1係止部で係止する突設部を有し、前記突設部は、前記第二面からの高さが前記第1係止部と異なる位置に、前記保持体の第2被係止部に係止するための第2係止部を有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、束線の一端が接続済みの露光部を保持した保持体を画像形成装置の筐体に挿入して装着する際に、制御基板に接続される前の束線が筐体に干渉し難くできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の画像形成装置を示す外観斜視図。
画像形成装置の構成を示す概略図。
現像ユニット及び露光ユニットが退避した状態の画像形成装置を示す概略図。
露光ユニットを示す断面図。
露光ユニットを示す斜視図。
(a)実装基板を示す斜視図、(b)実装基板上の発光素子を示す模式図、(c)実装基板上の発光素子を拡大した拡大図、(d)レンズ集合体を示す模式図、(e)レンズ集合体を示す斜視図。
実装基板の二面側を示す斜視図。
露光ユニットにおいて実装基板が筐体に取り付けられた状態を示す斜視図。
図8の一部を拡大して示す拡大図。
図8の状態からさらにレンズ集合体が筐体に取り付けられた状態を示す斜視図。
露光ユニットの二面側を示す斜視図。
露光ユニットの二面側の一部を拡大して示す拡大図。
制御基板と露光ユニットの電気的な接続について説明するための図。
筐体にカートリッジトレイが装着された状態を示す斜視図。
FFCガイドを示す斜視図。
FFCガイドが連得ステイに係止されている状態を示す、(a)左側面図、(b)F-F矢視の断面図。
FFCガイドがカートリッジトレイに係止されている状態を示す、(a)上面図、(b)E-E矢視の断面図。
カートリッジトレイを筐体に挿入する際に、制御基板に接続される前の束線が筐体に干渉する比較例を示す正面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[画像形成装置]
以下、本実施形態について説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の概要について、図1乃至図3を用いて説明する。図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100は、いわゆる胴内排出タイプの画像形成装置である。即ち、画像形成装置100は、筐体100Aと、原稿の画像を読取る原稿読取装置41を備え、これら筐体100Aと原稿読取装置41との間に、筐体100Aから排出された記録材Sを積載する排出トレイ21が形成されている。画像形成装置100は、原稿読取装置41あるいはパーソナルコンピュータ等の外部機器(不図示)からの画像信号に応じてトナー像を記録材Sに形成する。
【0010】
筐体100Aには、正面側に各種情報を表示可能な表示部やユーザ操作に応じて各種情報を入力可能なキー等を有する操作部46が配設されている。なお、本明細書においては、ユーザが画像形成装置100を動作させるために、操作部46を操作する際に立つ側を「正面(前)」と呼び、その反対側を「背面(後)」と呼ぶ。また、画像形成装置100を正面から見て左側を「左」と呼び、画像形成装置100を正面から見て右側を「右」と呼ぶ。
(【0011】以降は省略されています)

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