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公開番号
2025138329
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024037357
出願日
2024-03-11
発明の名称
カシメ装置及び缶製品作製装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A44C
27/00 20060101AFI20250917BHJP(小間物;貴金属宝石類)
要約
【課題】カシメ装置及び缶製品作製装置において、インクが乾燥していない状態で、透明フィルムと台紙と表部材とをカシメた際に、缶製品正面の周辺部で色が薄くなるのを抑制する。
【解決手段】缶製品作製装置のカシメ装置は、上型M0は内上型M0aと、外上型M0bと、凸部材M0dとを備える。外上型M0bは内上型M0aを囲繞する。内上型M0aは、上下方向に直交する下面M0a1と、下面M0a1を囲繞するテーパ面M0a2と、中心軸に沿った貫通孔M0a3を有する。下面M0a1は、上面視中央部分を含む範囲に、凸部材M0dが配置される。凸部材M0dは、上面視貫通孔M0a3を囲繞する環状で、上下方向に直交する方向から見て平板である。凸部材M0dの下端は、下面M0a1の下端よりも下方に位置する。凸部材M0dは、カシメ時に、フィルムを台紙に押し付ける圧力分布の偏りを、内上型M0aの下面M0a1上で緩和する。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
表部材を配置可能な配置部分を有する下型と、
上記下型に対して昇降可能に設けられた上型と、を備え、
上記上型は、
上記表部材と、上記表部材の上に位置する台紙と、上記台紙の上に位置し、上記台紙に対向する印刷面に画像が印刷されたフィルムとを、上記下型との間でカシメることができ、
上記配置部分に対向する下面と、
上記下面の中央部分を含む範囲に配置された凸部材と、を有し、
上記凸部材の下端は、上記下面の下端よりも下方に位置するカシメ装置。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
上記凸部材は上記上型よりも剛性が低い請求項1に記載のカシメ装置。
【請求項3】
上記凸部材は発泡樹脂からなる請求項2に記載のカシメ装置。
【請求項4】
上記凸部材の厚みは、カシメ時の上記上型と上記下型との間隔よりも大きく、かつ上記間隔との差が1mm未満である請求項1に記載のカシメ装置。
【請求項5】
上記凸部材の外縁は、上記下面の外縁よりも小さく、かつ上記下面の外縁との差が3mm未満である請求項1に記載のカシメ装置。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載のカシメ装置と、
フィルムに印刷を行い、上記印刷を行ったフィルム及び台紙とを供給可能な印刷装置と、
上記印刷装置が供給した上記フィルム及び上記台紙を上記カシメ装置に搬送する搬送装置と、を備える缶製品作製装置。
【請求項7】
上記印刷装置が上記フィルムを供給してから、上記フィルムと、上記台紙と、上記表部材とをカシメるまでの時間が、上記フィルムのインクが乾燥し終わるまでの時間より短い請求項6に記載の缶製品作製装置。
【請求項8】
上記フィルムと上記台紙とは、上記表部材とカシメられる第一部分と、上記第一部分以外の残余部分とを有し、
上記カシメ装置は、上記フィルムと上記台紙とから第一部分を剥離する剥離アームを有し、
上記剥離アームは、
上記第一部分の剥離の際に上記第一部分に対向する対向面と、
上記対向面に設けられ、上記対向面よりも突出した第二凸部材と、を有する請求項6に記載の缶製品作製装置。
【請求項9】
第二凸部材は、中心に貫通孔を有する請求項8に記載の缶製品作製装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、カシメ装置及び缶製品作製装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
缶製品作製装置として、画像を印刷した透明フィルムの印刷面を表部材の表面に対向させて、当該透明フィルムを表部材の表面に被覆処理した後、表部材の周縁部からはみ出た透明フィルムの周縁部を、表部材と裏部材とで挟むように、裏部材を表部材に結合して缶製品を作製するものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-136210号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
印刷面のインクが乾燥していない状態で、透明フィルムを表部材に被覆処理すると、インクが滲み易い。インクが乾燥するまで待つと、乾燥するまでの間にインクに含まれる顔料がブラウン運動によって拡散するため、異なる色が隣接する箇所では色が混ざり合って、風合いが変化する。また、透明フィルムで表部材の表面を直接被覆するため、画像の濃度によっては表部材の金属光沢が透ける場合があった。これらの課題に対して、透明フィルムと表部材との間に多孔質の台紙を挟んで、乾燥していないインクを吸着させれば、風合いの変化と金属光沢の透けを抑制できる。しかしながら、インクが乾燥していない状態で、透明フィルムと台紙とを表部材にカシメると、カシメ装置と透明フィルムとが直接接触する位置など、フィルムへの圧力が高くなる位置、例えば、透明フィルムの特に缶製品正面の周辺部において、インクが台紙に転写して、色が薄くなるという新たな課題が発生した。
【0005】
本開示の目的は、カシメ装置及び缶製品作製装置において、インクが乾燥していない状態で、透明フィルムと台紙と表部材とをカシメた際に、缶製品正面の周辺部で色が薄くなるのを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示の一形態に係るカシメ装置は、表部材を配置可能な配置部分を有する下型と、上記下型に対して昇降可能に設けられた上型と、を備え、上記上型は、上記表部材と、上記表部材の上に位置する台紙と、上記台紙の上に位置し、上記台紙に対向する印刷面に画像が印刷されたフィルムとを、上記下型との間でカシメることができ、上記配置部分に対向する下面と、上記下面の中央部分を含む範囲に配置された凸部材と、を有し、上記凸部材の下端は、上記下面の下端よりも下方に位置する。
【0007】
上記構成を備えれば、凸部材を用いて、フィルムの上型が接触しない箇所に圧力を加えることで、缶製品正面の周辺部で色が薄くなるのを抑制することができる。
【0008】
(2)上記凸部材は上記上型よりも剛性が低くてもよい。
【0009】
(3)上記凸部材は発泡樹脂からなってもよい。
【0010】
(4)上記凸部材の厚みは、カシメ時の上記上型と上記下型との間隔よりも大きく、かつ上記間隔との差が1mm未満であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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