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公開番号
2025117680
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012539
出願日
2024-01-31
発明の名称
液体吐出装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/17 20060101AFI20250805BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】フィルタ機能を回復することができる液体吐出装置の提供。
【解決手段】
液体を貯留するヘッドタンクと、
前記ヘッドタンクから供給された前記液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記ヘッドタンク及び前記液体吐出ヘッド間の液体供給路を介して、前記液体を前記ヘッドタンクから前記液体吐出ヘッドへ送液する液体送液手段と、
前記液体供給路に設けられるフィルタと、
前記フィルタの上流側及び下流側にそれぞれ設けられる圧力測定手段と、
前記圧力測定手段の測定値から算出された結果に基づき基づき、前記液体送液手段が前記ヘッドタンク中の前記液体を排出する液体排出動作を制御する制御手段と、を有することを特徴とする液体吐出装置である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を貯留するヘッドタンクと、
前記ヘッドタンクから供給された前記液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記ヘッドタンク及び前記液体吐出ヘッド間の液体供給路を介して、前記液体を前記ヘッドタンクから前記液体吐出ヘッドへ送液する液体送液手段と、
前記液体供給路に設けられるフィルタと、
前記フィルタの上流側及び下流側にそれぞれ設けられる圧力測定手段と、
前記圧力測定手段の測定値から算出された結果に基づき、前記液体送液手段が前記ヘッドタンク中の前記液体を排出する液体排出動作を制御する制御手段と、を有することを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記液体排出動作は、前記フィルタ近傍の液体を排出する動作である、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
1回の前記液体排出動作によって排出される前記液体量は、10mL以下である、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記圧力測定手段の測定値から算出された流体抵抗値又は圧力損失値に基づき、前記液体送液手段が前記ヘッドタンク中の前記液体を排出する液体排出動作を制御する、請求項1から3のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記液体排出動作は、前記圧力損失値が初期値に対して110%を超えた時点で行う、請求項4に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記液体吐出装置は、前記ヘッドタンク中の前記液体を吸引する吸引ポンプ、及び/又は前記ヘッドタンクに対して新たに液体を供給する供給ポンプを有し、
前記液体排出動作は、
前記吸引ポンプによる液体吸引動作である、
前記吸引ポンプによる液体吸引動作、及び前記供給ポンプによる液体供給動作である、又は
前記液体を前記液体吐出ヘッドから吐出する動作である、請求項1から3のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記液体排出動作後に算出された前記流体抵抗値又は前記圧力損失値に基づき、前記液体送液手段を動作させて、前記フィルタの目詰まりを回復する回復動作を制御する回復制御手段を有する、請求項4に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記回復制御手段は、前記回復動作中、前記流体抵抗値及び/又は前記圧力損失値の算出を繰り返し行う、請求項7に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
前記制御手段は、n回目の前記回復動作後に算出された前記流体抵抗値又は前記圧力損失値に基づき、n+1回目の前記回復動作を行うか否かを決定する、請求項7に記載の液体吐出装置。
【請求項10】
前記制御手段は、
n回目の前記回復動作後に算出された前記流体抵抗値又は前記圧力損失値に回復がみられるとき、n+1回目の前記回復動作を行い、
n回目の前記回復動作後に算出された前記流体抵抗値又は前記圧力損失値に回復がみられないとき、n+1回目の前記回復動作を行わない、請求項9に記載の液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の液体吐出装置(例えば、インクジェット)として、インクジェットヘッドにインクを供給する供給路において、当該インクを濾過するフィルタ、並びに当該フィルタの上流及び下流に圧力センサ等を備えるものが開示されている。
【0003】
その具体例として、液体供給流路において濾過手段よりも上流側に位置する第1領域を流動する液体の流動圧と、液体供給流路において濾過手段よりも下流側に位置する第2領域を流動する液体の流動圧との間の圧力差に応じて、濾過手段の目詰まりの程度を判別する判別手段を有する液体供給装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、フィルタ機能を回復することができる液体吐出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するための手段としての本発明の液体吐出装置は、
液体を貯留するヘッドタンクと、
前記ヘッドタンクから供給された前記液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記ヘッドタンク及び前記液体吐出ヘッド間の液体供給路を介して、前記液体を前記ヘッドタンクから前記液体吐出ヘッドへ送液する液体送液手段と、
前記液体供給路に設けられるフィルタと、
前記フィルタの上流側及び下流側にそれぞれ設けられる圧力測定手段と、
前記圧力測定手段の測定値から算出された結果に基づき、前記液体送液手段が前記ヘッドタンク中の前記液体を排出する液体排出動作を制御する制御手段と、を有する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、フィルタ機能を回復することができる液体吐出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1Aは、本発明の液体吐出装置の一例を示す平面概略図である。
図1Bは、本発明の液体吐出装置の他の例を示す平面概略図である。
図2は、本発明の液体吐出装置のさらに他の例を示す平面概略図である。
図3は、本発明における制御手段の一実施形態を説明するためのフローチャートである。
図4は、本発明における制御手段の他の実施形態を説明するためのフローチャートである。
図5Aは、本発明に関する画像形成装置の機構部の一例を示す平面概略図である。
図BAは、本発明に関する画像形成装置の機構部の一例を示す側面概略図である。
図5Cは、本発明に関する画像形成装置のインクジェットヘッドの一例を示す平面概略図である。
図6は、本発明に関する画像形成装置に係るハードウェア構成図の一例である。
図7Aは、本発明に関する画像形成装置における画像形成に係る機能ブロック図の一例である。
図7Bは、本発明に関する画像形成装置におけるメンテナンスに係る機能ブロック図の一例である。
図8は、本発明に関する三次元造形装置の一実施形態の概略平面図である。
図9は、図8の三次元造形装置を図8中右方からみたときの一例を示す概略断面図である。
図10は、図9の粉体保持部の一例を示す概略断面図である。
図11は、本発明に関する三次元造形装置の要部の一例を示す斜視説明図である。
図12は、三次元造形装置における制御部の概要を示すブロック図である。
図13は、本実施形態に関する粉体層の形成動作の一例を説明するための説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
従来の液体吐出装置(例えば、インクジェット)に用いられる顔料インクには、溶媒及び無機顔料が含まれていることがあり、当該溶媒と当該無機顔料との密度差が大きいことから、分散状態を長期間安定して維持させることは困難である。そのため、例えば、ヘッドタンクやフィルタユニット等のインクが滞留する箇所には、当該インクに含まれる顔料成分が沈降/凝集するとともに流体抵抗値が増加し、フィルタ詰まりやノズル抜け等の不具合が生じる場合があった。また、顔料インクに限らず、3Dプリンタ等に用いられる固形分が多いインクや粘度が高いインクでも、固形分が沈降/凝集することで同様の問題が発生していた。
【0009】
前記特許文献1を含む従来の印刷装置は、フィルタの上流及び下流に設けられる圧力センサによって測定される圧力差に基づき、フィルタの劣化(フィルタ詰まり)を判定/通知し、使用者へフィルタ交換を促すことによって前記不具合を解消するものである。しかしながら、当該印刷装置は、フィルタの劣化を判定した後、当該フィルタの機能を回復させる手段を有しておらず、フィルタの交換が必須であった。
【0010】
本発明の液体吐出装置は、従来技術における各種懸念事項を十分に解消することができる。より具体的には、次の通りである。本発明の液体吐出装置は、フィルタの上流側及び下流側にそれぞれ設けられた圧力測定手段から算出された結果に基づいて、ヘッドタンク中の液体排出動作を制御する。このような構成とすることで、前記フィルタの目詰まりの要因である異物が取り除かれるとともに、前記ヘッドタンク内の液体が入れ替わり、フィルタの機能を回復させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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