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公開番号2025103773
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221397
出願日2023-12-27
発明の名称画像読取装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類H04N 1/191 20060101AFI20250702BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮像手段に入射する可視光および赤外光の光量が撮像手段の読み取りに必要な光量を下回るのを抑制することができる画像読取装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像読取装置は、原稿に可視光を照射する可視光源と、原稿に赤外光を照射する赤外光源と、原稿から撮像手段に至るまでの可視光および赤外光の光路上に設置された複数のミラーとを備えている。そして、複数のミラーのうちの少なくともひとつを、450nm以上900nm以下の波長領域の光の反射角45°の反射率が93%以上のミラーとしている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
原稿に可視光を照射する可視光源と、
前記原稿に赤外光を照射する赤外光源と、
前記原稿から撮像手段に至るまでの可視光および赤外光の光路上に設置された複数のミラーとを備える画像読取装置において、
複数のミラーのうちの少なくともひとつは、450nm以上900nm以下の波長領域の光の反射角45°の反射率が93%以上のミラーであることを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
原稿に可視光を照射する可視光源と、
前記原稿に赤外光を照射する赤外光源と、
前記原稿から撮像手段に至るまでの可視光および赤外光の光路上に設置された複数のミラーとを備える画像読取装置において、
複数のミラーのうちの少なくともひとつは、450nm以上900nm以下の波長領域の光の反射角45°の反射率の平坦性((最小反射率/最大反射率)×100%)が、96%以上のミラーであることを特徴とする画像読取装置。
【請求項3】
請求項1に記載の画像読取装置において、
前記反射率が93%以上のミラーの450nm以上900nm以下の波長領域の光の反射角45°の反射率の平坦性((最小反射率/最大反射率)×100%)が、96%以上であることを特徴とする画像読取装置。
【請求項4】
請求項1または2に記載の画像読取装置において、
前記反射率が93%以上のミラーまたは前記平坦性が96%以上のミラーの450nm以上900nm以下の波長領域における反射角5°の反射率特性と、反射角度45°の反射率特性とが同様であることを特徴とする画像読取装置。
【請求項5】
請求項1または2に記載の画像読取装置において、
前記反射率が93%以上のミラーまたは前記平坦性が96%以上のミラーは、金属反射膜材料が銀の表面反射ミラーであることを特徴とする画像読取装置。
【請求項6】
請求項1または2に記載の画像読取装置において、
前記反射率が93%以上のミラーまたは前記平坦性が96%以上のミラーは、複数のミラーうち、最も鏡面積が小さいことを特徴とする画像読取装置。
【請求項7】
請求項1または2に記載の画像読取装置において、
前記可視光源と、前記赤外光源と、複数のミラーと、前記撮像手段と、前記原稿の画像を前記撮像手段の受光面で結像させるレンズとを、原稿面に沿って移動可能なフレームに配備したことを特徴とする画像読取装置。
【請求項8】
原稿に可視光を照射する可視光源と、
前記原稿に赤外光を照射する赤外光源と、
前記原稿から撮像手段に至るまでの可視光および赤外光の光路上に設置された複数のミラーとを備える画像読取装置において、
複数のミラーのうちの少なくともひとつは、金属反射膜材料が銀の表面反射ミラーであることを特徴とする画像読取装置。
【請求項9】
原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
シートに画像を形成する画像形成手段とを備えた画像形成装置において、
前記画像読取手段として、請求項1、2または8に記載の画像読取装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、原稿に可視光を照射する可視光源と、原稿に赤外光を照射する赤外光源と、原稿からの反射した可視光および赤外光が撮像手段に至るまでの光路上に設置された複数のミラーとを有する画像読取装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、可視光源と、赤外光源とを備え、赤外光源を点灯して、原稿の不可視の複写禁止パターンを読み取り可能とし、複写禁止パターンを読み取ったときは、複写動作を停止するものが記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、撮像手段に入射する可視光および赤外光の少なくとも一方の光量が、撮像手段の読み取りに必要な光量を下回るおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、原稿に可視光を照射する可視光源と、前記原稿に赤外光を照射する赤外光源と、前記原稿から撮像手段に至るまでの可視光および赤外光の光路上に設置された複数のミラーとを備える画像読取装置において、複数のミラーのうちの少なくともひとつは、450nm以上900nm以下の波長領域の光の反射角45°の反射率が93%以上のミラーであることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、撮像手段に入射する可視光および赤外光の光量が撮像手段の読み取りに必要な光量を下回るのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態の画像形成装置を示す斜視図。
スキャナ部を示す斜視図。
スキャナ部の内部を示す斜視図。
一体型走査ユニットを示す概略構成図。
白色点光源と赤外点光源とがアレイ状に実装面に配列された基板の斜視図。
反射ミラーの主走査方向の反射角度について説明する図。
保護膜付きアルミミラーの反射角5°と反射角45°の各波長における反射率を示す図。
増反射アルミミラーの反射角5°と反射角45°の各波長における反射率を示す図。
銀ミラーの反射角5°と反射角45°の各波長における反射率を示す図。
別の銀ミラーの各波長における反射率を示す図。
すべての反射ミラーがアルミミラーの場合と、これらアルミミラーのうち半分を銀ミラーに換えた場合の主走査方向各位置のイメージセンサの出力を調べたグラフ。
差動ミラー方式の画像読取ユニットのスキャナ部を示す概略図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0009】
以下、本発明を、画像読取装置を備えた画像形成装置に適用した実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置1を示す斜視図である。
図1に示す画像形成装置1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、スキャナ等の機能を併有しており、読取画像データ等の入力データを基にフルカラー画像やモノクロ画像を記録紙に記録出力したり所定のデータ形式で出力したりすることができる。
【0010】
画像形成装置1は、給紙部、スキャナ部10および画像形成部100の上方側に、自動原稿送り装置であるADF120を備えている。スキャナ部10は画像読取装置本体を構成し、ADF120とともに画像読取装置130を構成する。
(【0011】以降は省略されています)

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