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公開番号
2025075272
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186322
出願日
2023-10-31
発明の名称
音声通信方式
出願人
日本無線株式会社
代理人
主分類
H04W
76/15 20180101AFI20250508BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】国際VHF通信などを利用した多チャンネル通信において、音声通信に加えて文字情報などの付加情報を表示させる音声通信方式を提供する。
【解決手段】方法は、甲が発し乙が受信するよう国際VHF通信を開始し、通信が任意のチャンネルで実施されていて、同時に乙が複数のチャンネルのVDE(VHF Data Exchange)通信を受信している場合に、VDE通信にそれぞれ含まれている国際VHF通信のチャンネル番号を探査し、国際VHF通信のチャンネル番号が含まれたVDE通信の情報を甲が発しているものであると判定し、それ以外のVDE通信の信号は甲が乙に発しているものではないと判断する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
甲が発し乙が受信するよう国際VHF通信を開始し、当該通信が任意のチャンネルで実施されていて、同時に乙が複数のチャンネルのVDE通信を受信している場合に、当該VDE通信にそれぞれ含まれている国際VHF通信のチャンネル番号を探査し、前記国際VHF通信のチャンネル番号が含まれたVDE通信の信号を甲が発しているものであると判定し、それ以外のVDE通信の信号は甲が乙に発しているものではないと判断することを特徴とする音声通信方式
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記VDE通信は、甲が国際VHF通信で送信している音声を音声認識した結果の文字列をデジタル信号で伝送するものであることを特徴とする、請求項1に記載の音声通信方式
【請求項3】
前記VDE通信の信号には、甲が国際VHF通信で利用しているチャンネル番号が含まれていることを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載の音声通信方式
【請求項4】
前記国際VHF通信のチャンネル番号の探査とは、前記VDE通信の各チャンネルの受信信号の中から、国際VHF通信で利用しているチャンネル番号を探索することを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の音声通信方式
【請求項5】
前記チャンネル番号の探査の結果、国際VHF通信で利用しているチャンネル番号を含むVDE通信の信号を、甲が発しているものとみなすことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の音声通信方式
【請求項6】
前記甲が発しているものとみなしたVDE通信の信号の内容を、乙の表示装置に表示することを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載の音声通信方式
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、国際VHF通信などを利用した多チャンネル通信において、音声通信に加えて文字情報などの付加情報を表示させることを目的とした技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
音声認識技術は近年大きく進歩し、例えばテレビの音声出力を音声認識し、音声認識結果を文字情報として音声出力とほぼ同じタイミングで画面に映すことによって難聴者へ配慮するなど、実用性の面でも利用範囲が広がっている。
【0003】
一方、海上における航行の安全のために使う無線通信システムとして国際VHFが知られている(非特許文献1)。これは多チャンネル通信であって、例えば一般の呼び出し時、小型船同士の呼び出し時、DSCの呼び出し時などで異なるチャンネルを使用する。また、呼び出し後における通話時にも機能によって複数のチャンネルを使い分けている。これら利用するチャンネルについては地上局からの指示を受けることとなる。
【0004】
また、前記のように航行の安全のためというのが主用途であることから、国際VHF通信は緊急時や遭難時に使われることがあり、こういった場合を想定した特定のチャンネルが用意される。
【0005】
また、国際VHF帯へのVDE(VHF Data Exchange)導入が2012年世界無線通信会議(WRC-12)において審議され、国際VHF帯を利用したデータ通信用のデジタルバンドが使用できることとなった。VDEは一部の帯域が、地域ごとにローカルな通信に使用するVDE(VDE地域チャネル)に割り当てられているが、利用形態は検討中である。ローカルな通信に関しては、例えばコンサート会場における楽曲情報や観光地における観光情報などを送信するエリア限定の通信として、近年研究が盛んである。
【0006】
本発明は、国際VHF通信における音声通信と、前記VDE地域チャンネル通信を併用する手段について提案するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-1930
【非特許文献】
【0008】
国際VHFの運用方法, 総務省総合通信基盤局 電波部 衛星移動通信課 海上係(PDF)
海上における通信環境について(参考資料1-3), 国土交通省(001299753.PDF)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
船舶通信においては非特許文献2に示されたように、反射波やモーターの騒音などによって通信相手の音声を聞き取りにくいという問題があり、これを解消するために音声認識装置の導入によって当該相手音声を文字情報化し、画面に表示する方法が考えられている。
【0010】
音声の文字化は近年ではテレビジョン放送において散見される。その手段としてはニュース原稿を画像認識して文字情報を伝送するものが比較的古く、近年ではAI技術の進歩により音声認識技術を用いる研究が盛んである。
(【0011】以降は省略されています)
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