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公開番号
2025088351
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203012
出願日
2023-11-30
発明の名称
通信システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04B
5/43 20240101AFI20250604BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】双方向通信において、シールドを設けることなく、通信の干渉を低減し、通信品質の向上と通信システムの小型化を実現できるようにする。
【解決手段】第一通信装置は、第一円の円周上に配置される弧状の第一送信電極と、第一円の円周上に配置される弧状の第二受信電極とを有し、第二通信装置は、第二円の円周上に配置される弧状の複数の第一受信電極と、第二円の円周上に配置される弧状の複数の第二送信電極とを有し、第一通信装置と第二通信装置は、第一円の中心点と第二円の中心点とを結ぶ線を回転軸として、相互に相対的に回転可能であり、第一送信電極と、複数の第一受信電極のうちの少なくとも一つの第一受信電極とが相互に対向するように配置され、非接触通信を行い、複数の第二送信電極のうちの少なくとも一つの第二送信電極と、第二受信電極とが相互に対向するように配置され、非接触通信を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第一通信装置と、
第二通信装置とを有し、
前記第一通信装置は、
第一円の円周上に配置される弧状の第一送信電極と、
前記第一円の円周上に配置される弧状の第二受信電極とを有し、
前記第二通信装置は、
第二円の円周上に配置される弧状の複数の第一受信電極と、
前記第二円の円周上に配置される弧状の複数の第二送信電極とを有し、
前記第一通信装置と前記第二通信装置は、前記第一円の中心点と前記第二円の中心点とを結ぶ線を回転軸として、相互に相対的に回転可能であり、
前記第一送信電極と、前記複数の第一受信電極のうちの少なくとも一つの第一受信電極とが相互に対向するように配置され、非接触通信を行い、
前記複数の第二送信電極のうちの少なくとも一つの第二送信電極と、前記第二受信電極とが相互に対向するように配置され、非接触通信を行うことを特徴とする通信システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第一円の半径と前記第二円の半径は、相互に略同じであることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
前記第一通信装置と前記第二通信装置は、相互に相対的に360°回転可能であることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項4】
前記複数の第一受信電極の弧の長さの平均値と前記複数の第二送信電極の弧の長さの平均値との和は、前記第二円の円周の長さの略1/2であることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項5】
前記第一通信装置は、第三円の円周上に配置される弧状の第三送信電極をさらに有し、
前記第二通信装置は、第四円の円周上に配置される弧状の複数の第三受信電極をさらに有し、
前記第三送信電極は、前記第一送信電極に対して並走し、
前記複数の第三受信電極は、前記複数の第一受信電極に対して並走し、
前記第一円と前記第三円は、相互に、中心点が略同じであり、半径が異なり、
前記第二円と前記第四円は、相互に、中心点が略同じであり、半径が異なり、
前記第三送信電極と、前記複数の第三受信電極のうちの少なくとも一つの第三受信電極とが相互に対向するように配置され、非接触通信を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項6】
前記第三円の半径と前記第四円の半径は、相互に略同じであることを特徴とする請求項5に記載の通信システム。
【請求項7】
前記第一通信装置は、第三円の円周上に配置される弧状の第四受信電極をさらに有し、
前記第二通信装置は、第四円の円周上に配置される弧状の複数の第四送信電極をさらに有し、
前記第四受信電極は、前記第二受信電極に対して並走し、
前記複数の第四送信電極は、前記複数の第二送信電極に対して並走し、
前記第一円と前記第三円は、相互に、中心点が略同じであり、半径が異なり、
前記第二円と前記第四円は、相互に、中心点が略同じであり、半径が異なり、
前記複数の第四送信電極のうちの少なくとも一つの第四送信電極と、前記第四受信電極とが相互に対向するように配置され、非接触通信を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項8】
前記第三円の半径と前記第四円の半径は、相互に略同じであることを特徴とする請求項7に記載の通信システム。
【請求項9】
前記第一送信電極と、前記複数の第一受信電極と、前記複数の第二送信電極と、前記第二受信電極は、それぞれ、差動対の電極であることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項10】
前記第二通信装置は、前記複数の第一受信電極の信号を合成する合成器をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、通信システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ロボットアームの関節部分や、ネットワークカメラと雲台の結合部分など、回転部と固定部間において電磁界結合を用いて通信を行う通信装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、固定部の基板上に設けられた電極と、固定部の基板と空間を隔てて設けられた回転部の基板上の電極が対向することにより電磁界通信を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-140801号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、一方の基板に平行に並んだ二つの(差動では四つ)電極と、他方の基板に平行に並んだ二つの(差動では四つ)電極を設け、それぞれで電磁界通信を行うことにより双方向の通信を実現している。
【0006】
しかし、一方の電磁界通信が他方の電磁界通信に干渉し、通信品質を劣化させる課題がある。特に、送信電極と受信電極が並走すると、クロストークノイズが増加するため、干渉が大きくなり、通信品質が劣化してしまう。そこで、送信電極と受信電極間にシールドとして機能するGND電極を配置することにより、電磁界を遮断して、干渉を低減することにより、通信品質の劣化を抑制している。
【0007】
しかし、GND電極は、GND電極を経由して干渉する電磁界を遮断することはできるが、GND電極以外の空間を介して干渉する電磁界は遮断できないため、干渉低減の効果は限定される。また、GND電極を設けることにより、基板サイズが大きくなり、装置規模の増大につながる可能性がある。
【0008】
本開示の目的は、双方向通信において、シールドを設けることなく、通信の干渉を低減し、通信品質の向上と通信システムの小型化を実現できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
通信システムは、第一通信装置と、第二通信装置とを有し、前記第一通信装置は、第一円の円周上に配置される弧状の第一送信電極と、前記第一円の円周上に配置される弧状の第二受信電極とを有し、前記第二通信装置は、第二円の円周上に配置される弧状の複数の第一受信電極と、前記第二円の円周上に配置される弧状の複数の第二送信電極とを有し、前記第一通信装置と前記第二通信装置は、前記第一円の中心点と前記第二円の中心点とを結ぶ線を回転軸として、相互に相対的に回転可能であり、前記第一送信電極と、前記複数の第一受信電極のうちの少なくとも一つの第一受信電極とが相互に対向するように配置され、非接触通信を行い、前記複数の第二送信電極のうちの少なくとも一つの第二送信電極と、前記第二受信電極とが相互に対向するように配置され、非接触通信を行う。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、双方向通信において、シールドを設けることなく、通信の干渉を低減し、通信品質の向上と通信システムの小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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