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公開番号
2025079688
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192528
出願日
2023-11-10
発明の名称
撮影システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
23/66 20230101AFI20250515BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】撮影者が意図したタイミングに近いタイミングで同期撮影できるようにする。
【解決手段】撮影システムは、第1の撮影装置と、第2の撮影装置とを有し、前記第1の撮影装置は、前記第2の撮影装置に同期した定期的な撮影タイミングを生成する第1の生成手段と、撮影指示を基にトリガ信号を前記第2の撮影装置に送信する第1の通信手段と、前記トリガ信号の送信後に前記第1の生成手段により生成された撮影タイミングで撮影を行うように制御する第1の撮影制御手段とを有し、前記第2の撮影装置は、前記第1の撮影装置に同期した定期的な撮影タイミングを生成する第2の生成手段と、前記トリガ信号を前記第1の撮影装置から受信する第2の通信手段と、前記トリガ信号の受信後に前記第2の生成手段により生成された撮影タイミングで撮影を行うように制御する第2の撮影制御手段とを有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の撮影装置と、
第2の撮影装置とを有し、
前記第1の撮影装置は、
前記第2の撮影装置に同期した定期的な撮影タイミングを生成する第1の生成手段と、
撮影指示を基にトリガ信号を前記第2の撮影装置に送信する第1の通信手段と、
前記トリガ信号の送信後に前記第1の生成手段により生成された撮影タイミングで撮影を行うように制御する第1の撮影制御手段とを有し、
前記第2の撮影装置は、
前記第1の撮影装置に同期した定期的な撮影タイミングを生成する第2の生成手段と、
前記トリガ信号を前記第1の撮影装置から受信する第2の通信手段と、
前記トリガ信号の受信後に前記第2の生成手段により生成された撮影タイミングで撮影を行うように制御する第2の撮影制御手段とを有することを特徴とする撮影システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第1の通信手段は、
前記撮影指示の直前の撮影タイミングと現在時刻との間の間隔が第1の閾値以下である場合には、前記撮影指示の直後の撮影タイミングより前に前記第2の撮影装置が前記トリガ信号を受信するように、前記トリガ信号を前記第2の撮影装置に送信し、
前記撮影指示の直前の撮影タイミングと現在時刻との間の間隔が第1の閾値より長い場合には、前記撮影指示の直後の撮影タイミングより後に前記第2の撮影装置が前記トリガ信号を受信するように、前記トリガ信号を前記第2の撮影装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の撮影システム。
【請求項3】
前記第1の通信手段は、
前記撮影指示の直前の撮影タイミングと現在時刻との間の間隔が第1の閾値以下である場合には、前記撮影指示の直後の撮影タイミング前に、前記トリガ信号を前記第2の撮影装置に送信し、
前記撮影指示の直前の撮影タイミングと現在時刻との間の間隔が第1の閾値より長い場合には、前記撮影指示の直後の撮影タイミング以後に、前記トリガ信号を前記第2の撮影装置に送信することを特徴とする請求項2に記載の撮影システム。
【請求項4】
前記第1の撮影制御手段は、
前記撮影指示の直前の撮影タイミングと現在時刻との間の間隔が第2の閾値以下である場合には、前記トリガ信号の送信の直後の撮影タイミングで撮影を行うように制御し、
前記撮影指示の直前の撮影タイミングと現在時刻との間の間隔が第2の閾値より長い場合には、前記トリガ信号の送信の2つ後の撮影タイミングで撮影を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮影システム。
【請求項5】
前記第2の通信手段は、前記第1の撮影装置から受信したパケットがトリガ信号であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の撮影システム。
【請求項6】
前記第2の通信手段は、パターンマッチングにより、前記第1の撮影装置から受信したパケットがトリガ信号であるか否かを判定することを特徴とする請求項5に記載の撮影システム。
【請求項7】
前記第1の生成手段と前記第2の生成手段は、PTPにより、撮影タイミングの同期を取ることを特徴とする請求項1に記載の撮影システム。
【請求項8】
前記第1の生成手段は、前記第1の撮影装置のカウンタを基に撮影タイミングを生成し、
前記第2の生成手段は、前記第2の撮影装置のカウンタを基に撮影タイミングを生成し、
前記第1の撮影装置のカウンタと前記第2の撮影装置のカウンタは、相互に同期が取られていることを特徴とする請求項1に記載の撮影システム。
【請求項9】
前記第2の撮影装置のカウンタの値は、前記第1の撮影装置が第1のパケットを送信した時刻と、前記第2の撮影装置が前記第1のパケットを受信した時刻と、前記第2の撮影装置が第2のパケットを送信した時刻と、前記第1の撮影装置が前記第2のパケットを受信した時刻とを基に補正されることを特徴とする請求項8に記載の撮影システム。
【請求項10】
前記撮影指示は、シャッターボタンによる撮影指示であることを特徴とする請求項1に記載の撮影システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、撮影システム、撮影装置、制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、複数の機器間で同期を取ってシステムとして運用する技術が多分野にわたり利用されている。一例として、同時に撮影した複数のカメラからの画像を用い、任意の視点の画像に切り替えることで、自由視点画像を作成するスタジアムビジョンやボリュメトリックスタジオといった技術が挙げられる。
【0003】
高品位な自由視点画像を得るには、撮影が正確に同期している必要があり、各カメラ制御を行う通信端末間の時刻同期を得る技術として、Precision Time Protocol(以下、PTP)が用いられる。
【0004】
複数のカメラで同期撮影を行う場合、同期撮影のトリガとなるデバイス(センダーカメラ)が同期撮影を行うタイミングを示す時刻情報を含む信号を送信することが知られている。センダーカメラ及び、センダーカメラから時刻情報を含む信号を受信したデバイス(レシーバーカメラ)は、信号が示す時刻に撮影を行うことで同期撮影を行う。
【0005】
特許文献1には、センダーカメラが生成する未来の時刻であるタイムスタンプに基づいて各カメラがフレーム同期信号を生成し、生成したフレーム同期信号に基づいて画像データを生成することで同時に撮影を行うことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2002-247408号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載の、各カメラをIEEE1394インターフェイスにてデイジーチェーン接続する方法では、撮像装置が増えるにしたがってパケットが末端の撮像装置まで到達する時間が増大する。これにより、タイムスタンプで指定する未来の時刻は、撮影者が指定したタイミングよりも伸びてしまう。これにより、撮影者が撮影を意図したタイミングと実際に撮影されるタイミングにずれが発生する。
【0008】
本開示の目的は、撮影者が意図したタイミングに近いタイミングで同期撮影できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
撮影システムは、第1の撮影装置と、第2の撮影装置とを有し、前記第1の撮影装置は、前記第2の撮影装置に同期した定期的な撮影タイミングを生成する第1の生成手段と、撮影指示を基にトリガ信号を前記第2の撮影装置に送信する第1の通信手段と、前記トリガ信号の送信後に前記第1の生成手段により生成された撮影タイミングで撮影を行うように制御する第1の撮影制御手段とを有し、前記第2の撮影装置は、前記第1の撮影装置に同期した定期的な撮影タイミングを生成する第2の生成手段と、前記トリガ信号を前記第1の撮影装置から受信する第2の通信手段と、前記トリガ信号の受信後に前記第2の生成手段により生成された撮影タイミングで撮影を行うように制御する第2の撮影制御手段とを有する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、撮影者が意図したタイミングに近いタイミングで同期撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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