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公開番号2025095521
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211575
出願日2023-12-14
発明の名称記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250619BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 メディアに対するインクの定着状態の検知精度を向上する。
【解決手段】 記録媒体に液体を吐出して画像を形成する記録ヘッドと、記録ヘッドにより吐出された液体を加熱して画像を記録媒体へと定着する定着手段と、画像の反射光の強度を測定可能な発光部と受光部を有する反射光測定手段と、反射光測定手段の発光部の発光強度および受光部の増幅度を設定する制御手段と、を有し、制御手段は、定着手段により定着した画像に対して反射光測定手段により測定した第一の反射光強度と、定着手段により定着する前の画像に対して反射光測定手段により測定した第二の反射光強度と、に基づいて、反射光測定手段の発光強度または増幅度を設定する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体に液体を吐出して画像を形成する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドにより吐出された液体を加熱して前記画像を前記記録媒体へと定着する定着手段と、
前記画像の反射光の強度を測定可能な発光部と受光部を有する反射光測定手段と、
前記反射光測定手段の発光部の発光強度および受光部の増幅度を設定する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記定着手段により定着した前記画像に対して前記反射光測定手段により測定した第一の反射光強度と、前記定着手段により定着する前の前記画像に対して前記反射光測定手段により測定した第二の反射光強度と、に基づいて、前記反射光測定手段の前記発光強度または前記増幅度を設定することを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記記録ヘッドはキャリッジに搭載され、前記キャリッジと共に移動しながら前記記録媒体へと液体を吐出し、前記反射光測定手段は前記キャリッジに搭載されていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記反射光測定手段が前記第二の反射光強度を測定する場合の前記発光強度と前記増幅度の設定は、前記第一の反射光強度を測定する場合における前記発光強度と前記増幅度の設定と同じであることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
記録媒体にインクを塗布することにより画像を形成する記録装置では、記録媒体に加熱処理することによって画像を定着させるものがある。このような加熱処理においては、記録媒体に付与する加熱量が大きいほど、インクに含まれる溶媒の蒸発、樹脂の溶融、および膜形成が促され、短時間且つ確実に画像が定着する傾向がある。
【0003】
しかし、加熱温度によっては記録媒体の分子構造が変化してしまい、記録媒体の変形が起こされてしまう場合もある。よって、記録媒体の変形を起こさせず、好適な定着が得られる程度に加熱量を調整することが好ましいが、このような好適な加熱量は、記録媒体の材質に依存する。更に、同じ材質であっても、記録媒体の厚み、または、サイズによって熱容量も変化する。よって、熱定着を行う記録装置では、使用する記録媒体に応じて熱処理を最適化すること、即ち最適な加熱温度を記録媒体の種類毎に設定することが求められる。
【0004】
特許文献1には、発光素子及び受光素子を用いて定着後の印刷物の反射光強度を測定することにより定着の状態を検知する技術が開示されている。また、特許文献2には、印字された直後の画像パターンに対して、レーザーを照射し、その反射光によって、発光光源の光量を調整する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000-284666号公報
特開2019-132882号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では、受光素子としてはフォトダイオード等の入力される光の強度によって、出力される電気信号が変化する素子が用いられる場合がある。また、実際は受光素子の出力信号を検出する装置が必要になる。このような場合には発光素子の出力光や受光素子の出力信号の強度を調整しなければ、装置の制約によって、実際の印刷物の反射光強度と検出される反射光強度の倍率が異なり、検出精度を欠く恐れがある。
【0007】
また、特許文献2では、未定着、定着状態の画像パターンから検出される正反射光強度の差分が小さい、出力検出装置の制約によって出力が張り付く等の理由により判断可能なデータが得られずに定着状態の判断を正しく行えない場合がある。
【0008】
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、メディアに対するインクの定着状態の検知精度を向上することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る記録装置は、記録媒体に液体を吐出して画像を形成する記録ヘッドと、前記記録ヘッドにより吐出された液体を加熱して前記画像を前記記録媒体へと定着する定着手段と、前記画像の反射光の強度を測定可能な発光部と受光部を有する反射光測定手段と、前記反射光測定手段の発光部の発光強度および受光部の増幅度を設定する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記定着手段により定着した前記画像に対して前記反射光測定手段により測定した第一の反射光強度と、前記定着手段により定着する前の前記画像に対して前記反射光測定手段により測定した第二の反射光強度と、に基づいて、前記反射光測定手段の前記発光強度または前記増幅度を設定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、メディアに対するインクの定着状態の検知精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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