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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025096871
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023212838
出願日
2023-12-18
発明の名称
記録装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250623BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】記録媒体のカット不良を抑制する記録装置を提供する。
【解決手段】記録装置は、記録媒体を搬送する搬送部と、記録媒体の記録面に画像を記録する記録部と、記録部で画像が記録された記録媒体を加熱する加熱部と、加熱部で加熱された記録媒体を切断する切断部と、記録媒体の温度として媒体温度を取得する温度取得手段と、温度取得手段が取得した媒体温度に基づいて、記録媒体が切断に適した状態であるか否かを判定する判定手段と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体を搬送する搬送部と、
前記記録媒体の記録面に画像を記録する記録部と、
前記記録部で画像が記録された前記記録媒体を加熱する加熱部と、
前記加熱部で加熱された前記記録媒体を切断する切断部と、
前記記録媒体の温度として媒体温度を取得する温度取得手段と、
前記温度取得手段が取得した前記媒体温度に基づいて、前記記録媒体が切断に適した状態であるか否かを判定する判定手段と、
を備えることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記記録媒体が切断に適した状態であると前記判定手段が判定した場合、前記切断部によって前記記録媒体の切断を行うことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記記録媒体が切断に適した状態でないと前記判定手段が判定した場合、前記記録媒体の切断を行わないことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項4】
前記記録媒体が切断に適した状態でないと前記判定手段が判定した場合、ユーザに前記記録媒体の切断を実施するか否かを選択させることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項5】
前記判定手段は、予め記録媒体の種類に応じて設定される閾値と前記媒体温度を比較し、その比較結果に基づいて前記記録媒体が切断に適した状態であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項6】
前記閾値は、前記記録媒体の切断が許容される最高温度であることを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
前記判定手段は、前記媒体温度が前記閾値を下回っている場合に、前記記録媒体が切断に適した状態であると判定することを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
【請求項8】
前記媒体温度が前記閾値以上である場合、前記記録媒体の切断を行うと切断不良が発生するおそれがある旨をユーザに警告することを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
【請求項9】
前記媒体温度が前記閾値+5℃以下である場合、前記切断部による前記記録媒体の切断が行われることを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
【請求項10】
前記切断部は、前記媒体温度が前記閾値以上である場合と、前記媒体温度が前記閾値未満である場合とで切断条件を変更することを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
シート状の記録媒体が巻回されたロールから記録媒体を引き出して、記録媒体に記録、乾燥及び切断を行う記録装置において、記録動作終了後、記録媒体にインクを定着させるために定着部によって熱を加えて記録物を乾燥させる構成が知られている。そして、このような記録装置において、定着部に対して記録媒体の搬送方向下流側に設けられるカッター等の切断部により記録媒体の切断処理が行われることがある。
【0003】
記録装置に用いられるシート状の記録媒体としては、例えば、普通紙やコート紙、フィルムなど様々な種類のものを採用できる。特許文献1には、ハードコートフィルムを加熱して切断する切断方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004―174664号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ハードコートフィルムのように加熱して切断することが好ましい記録媒体がある一方、クリアフィルムやビニール等の加熱されることで柔らかくなる記録媒体は、加熱されることで切断性が悪化する。このような記録媒体を定着部通過直後に切断する場合、記録媒体が曲がってしまい直線状に切断することが困難である。また、記録媒体が柔らかい場合、そもそも切断部の刃が記録媒体に突入せずに切断できないおそれもある。
【0006】
本発明は、上述の課題を鑑みてなされたものであり、記録媒体のカット不良を抑制する記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の目的を達成するため、本発明の記録装置は、
記録媒体を搬送する搬送部と、
前記記録媒体の記録面に画像を記録する記録部と、
前記記録部で画像が記録された前記記録媒体を加熱する加熱部と、
前記加熱部で加熱された前記記録媒体を切断する切断部と、
前記記録媒体の温度として媒体温度を取得する温度取得手段と、
前記温度取得手段が取得した前記媒体温度に基づいて、前記記録媒体が切断に適した状態であるか否かを判定する判定手段と、
を備えることを特徴とする
また、上述の目的を達成するため、本発明の記録装置は、
記録媒体を搬送する搬送部と、
前記記録媒体の記録面に画像を記録する記録部と、
前記記録部で画像が記録された前記記録媒体を加熱する加熱部と、
前記加熱部で加熱された前記記録媒体を切断する切断部と、
を備え、
前記加熱部で加熱した前記記録媒体の種類に応じて、前記加熱部による加熱終了から前記切断部までの切断開始までの間の待機時間が変化することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、記録媒体のカット不良を抑制する記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の処理システムを示す模式図である。
第1実施形態に係る記録装置の構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る記録部の構成を示す斜視図である。
第1実施形態に係る記録装置の搬送機構を示す模式的断面図である。
第1実施形態に係る定着部の構成を示す断面模式図である。
第1実施形態に係るカット準備動作のフローチャートである。
第1実施形態に係るカット準備動作のフローチャートである。
第1実施形態に係るカット適正温度を示す温度テーブルである。
第1実施形態に係る通知画面の一例である。
第1実施形態に係る警告画面の一例である。
第1実施形態に係る警告画面の一例である。
第2実施形態に係る記録装置の搬送機構を示す模式的断面図である。
第2実施形態に係るカット準備動作のフローチャートである。
第3実施形態に係る測定センサの構成を示す模式的断面図である。
第3実施形態に係る測定センサにより取得されるデータの一例である。
第3実施形態に係る処理システムのソフトウェア構成を示す図である。
第3実施形態に係る学習時と推論時の入出力データの説明図である。
第3実施形態に係る学習時の学習モデルの入出力の構造を示す図である。
第3実施形態に係る推論時の学習済モデルの入出力の構造を示す図である。
第3実施形態に係るカット動作のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。なお、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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