TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025098305
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214343
出願日
2023-12-20
発明の名称
測距装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/63 20230101AFI20250625BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】測距と、撮影データの記録を同時に行うことが可能であり、振動手段による振動や音の撮影データへの影響を抑制可能な測距装置を提供すること。
【解決手段】測距装置は、被写体までの距離を測定する測距手段と、被写体の静止画及び動画を撮影可能な撮像手段と、撮像手段により得られた被写体画像を表示する表示手段と、測距手段により距離が測定された場合に振動を発生させる振動手段と、撮像手段、表示手段、及び振動手段を制御する制御手段と、を有し、制御手段は、動画撮影中に測距手段が距離を測定した場合、振動を発生させないように振動手段を制御すると共に、被写体画像に測距手段により距離が測定されたことを示す情報を重畳させた画像を表示するように表示手段を制御する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
被写体までの距離を測定する測距手段と、
前記被写体の静止画及び動画を撮影可能な撮像手段と、
前記撮像手段により得られた被写体画像を表示する表示手段と、
前記測距手段により前記距離が測定された場合に振動を発生させる振動手段と、
前記撮像手段、前記表示手段、及び前記振動手段を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、動画撮影中に前記測距手段が前記距離を測定した場合、前記振動を発生させないように前記振動手段を制御すると共に、前記被写体画像に前記測距手段により前記距離が測定されたことを示す情報を重畳させた画像を表示するように前記表示手段を制御することを特徴とする測距装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記測距手段に前記距離を測定させると共に、前記撮像手段の焦点調節を行わせる第1の指示、及び前記撮像手段に前記静止画の撮影を行わせる第2の指示を行う指示手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の測距装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記第1の指示が行われ、前記測距手段が前記距離を測定した場合、前記振動を発生させるように前記振動手段を制御し、前記第2の指示が行われた場合、前記振動を発生させないように前記振動手段を制御すると共に、前記撮像手段に前記静止画の撮影を行わせることを特徴とする請求項2に記載の測距装置。
【請求項4】
前記距離が測定されたことを示す情報は、前記測距装置から前記被写体までの距離に関する情報であることを特徴とする請求項1又は2に記載の測距装置。
【請求項5】
前記制御手段は、動画撮影中に前記測距手段が前記距離を測定した場合、前記距離が測定されたことを示す情報の大きさ、色、及び位置の少なくとも一つを変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の測距装置。
【請求項6】
前記測距手段は、前記被写体に対して光を照射し、前記被写体からの反射光を受光するまでの時間の長さを用いて前記被写体までの距離を測定することを特徴とする請求項1又は2に記載の測距装置。
【請求項7】
前記被写体画像と前記測距が測定されたことを示す情報とを関連付けて記録する記録手段を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の測距装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像機能を有する測距装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、光を照射してから反射光を検出するまでの光の飛行時間(ToF)に基づいて、光を反射した対象物までの距離を取得可能な測距装置が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
また、特許文献2には、ユーザーに対して操作感を与えるための振動デバイスを有し、振動を光学部材に伝える第一の状態と、光学部材に伝えない第二の状態とを切り替え可能な撮像装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-115191号公報
特開2023-9598号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1には、対象物までの距離を取得した際の静止画や動画、音声データを記録することに関しては開示されていない。
【0006】
また、特許文献2の撮像装置では、動画撮影時には振動デバイスの振動によって画像がブレたり、振動音が内蔵マイクによって録音されてしまう可能性がある。
【0007】
本発明は、測距と、撮影データの記録を同時に行うことが可能であり、振動手段による振動や音の撮影データへの影響を抑制可能な測距装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面としての測距装置は、被写体までの距離を測定する測距手段と、被写体の静止画及び動画を撮影可能な撮像手段と、撮像手段により得られた被写体画像を表示する表示手段と、測距手段により距離が測定された場合に振動を発生させる振動手段と、撮像手段、表示手段、及び振動手段を制御する制御手段と、を有し、制御手段は、動画撮影中に測距手段が距離を測定した場合、振動を発生させないように振動手段を制御すると共に、被写体画像に測距手段により距離が測定されたことを示す情報を重畳させた画像を表示するように表示手段を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、測距と、撮影データの記録を同時に行うことが可能であり、振動手段による振動や音の撮影データへの影響を抑制可能な測距装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る測距装置のブロック図である。
測距装置の前面側から見た外観斜視図である。
測距装置の背面側から見た外観斜視図である。
測距装置の静止画撮影時の測距情報表示を説明する図である。
測距装置の動画撮影中に測距を行う際のライブビュー表示から記録終了までの流れを示すフローチャートである。
測距装置の動画撮影時の測距情報表示を説明する図である。
測距装置の動画撮影中の測距情報表示を説明する図である。
測距装置の同時記録モードにおいてライブビュー表示から記録終了までの流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
他の特許を見る