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公開番号
2025068491
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2023178444
出願日
2023-10-16
発明の名称
スレーブ装置
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
主分類
H04L
12/28 20060101AFI20250421BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】各通信ポートの通信モードを、作業者が直接操作して容易に設定することが可能なスレーブ装置を実現する。
【解決手段】スレーブ装置(40)は、複数の指定番号それぞれについて、各々の通信ポート(P1~P8)の通信モードをそれぞれ指定した設定テーブルを記憶した第1記憶部(401)を備え、各々の通信ポートの通信モードが、第1機械スイッチ(45)により選択された指定番号に紐づけられた前記通信モードに設定され得る。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ネットワークに接続し、マスタ装置と通信を行うスレーブ装置であって、
デバイスに接続するための通信ポートを複数備えており、
前記通信ポートには、前記デバイスと通信するための通信モードを、複数の種類から選択して設定可能であり、
複数の指定番号それぞれについて、各々の前記通信ポートの前記通信モードをそれぞれ指定した設定テーブルを記憶した第1記憶部と、
前記指定番号を選択するための、第1機械スイッチと、を更に備え、
各々の前記通信ポートの前記通信モードが、前記第1機械スイッチにより選択された前記指定番号に応じて、前記設定テーブルにより当該指定番号に紐づけられた前記通信モードに設定され得るスレーブ装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
各々の前記通信ポートの前記デバイスと通信するための動作を指定するためのデータであって、前記スレーブ装置の外部の装置から書き換え可能である、ポート設定データを記憶した第2記憶部を更に備え、
前記第1機械スイッチにより選択された前記指定番号が、予め定められた特定の番号である場合には、各々の前記通信ポートの前記デバイスと通信するための動作が、前記設定テーブルに係わらず前記ポート設定データに従って設定される、請求項1に記載のスレーブ装置。
【請求項3】
前記通信モードによって前記設定テーブルで規定される前記通信ポートの前記デバイスと通信するための動作に関する項目は、前記ポート設定データで規定される前記通信ポートの前記デバイスと通信するための動作に関する項目のうちの一部である、請求項2に記載のスレーブ装置。
【請求項4】
前記第1機械スイッチは、単数または複数のロータリスイッチから構成される、請求項1に記載のスレーブ装置。
【請求項5】
前記通信ポートにはケーブルコネクタが設けられており、
前記通信ポートにおける前記通信モードは、前記ケーブルコネクタに含まれる複数の端子それぞれについての接続モードを含み得る、請求項1に記載のスレーブ装置。
【請求項6】
前記設定テーブルは、特定の前記接続モードに関するパラメタ値を更に含み得る、請求項5に記載のスレーブ装置。
【請求項7】
前記スレーブ装置の前記ネットワークにおけるネットワークアドレスを指定するための、単数または複数の第2機械スイッチを更に備える請求項1から6のいずれか1項に記載のスレーブ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はネットワークに接続し、マスタ装置と通信を行うスレーブ装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
ファクトリーオートメーション(Factory Automation:FA)の分野において、各種の装置や、各種のコントローラ、センサやアクチュエータを制御する制御装置等を連携して動作させるために、これらを接続する、フィールドネットワークと呼ばれる産業用ネットワークが構築される。
【0003】
フィールドネットワークでは、各種のスレーブ装置と、マスタ装置などから構成されるマスタスレーブ方式が採用される。スレーブ装置の一例は、センサやコントローラ、アクチュエータ等のデバイスを、当該スレーブ装置を介してフィールドネットワークに接続させるゲートウェイ装置である。マスタ装置は、このようなスレーブ装置を集中管理する、例えばPLC(Programmable Logic Controller:プログラマブルロジックコントローラ)と呼ばれる装置である。
【0004】
このようなゲートウェイ装置であるスレーブ装置は、デバイスとも一般に称されるセンサやコントローラ等の複数の機器との間で、予め定められた通信方式により入出力を行う。当該ゲートウェイ装置において、各機器と接続するためのそれぞれの通信ポートの通信方式は、デバイスに応じて複数のモードから選択可能である。特許文献1に開示されるように、当該ゲートウェイ装置の各通信ポートの通信モードの設定を、パーソナルコンピュータ上で実行される特定のアプリケーションを利用することにより、PLCに実行させる技術が知られていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-197383号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のような従来技術は、当該ゲートウェイ装置の各通信ポートの設定を、パーソナルコンピュータ及びPLCの側から、いわば集中管理する方式といえる。しかし近年、生産工程等の現場における労働者の流動性が高く、フィールドネットワークを用いる生産工程等において、上記のようなアプリケーションを誤操作の懸念無く扱えるスキルを保持した作業者を十分に確保することが難しい問題があった。
【0007】
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、各通信ポートの通信モードを、作業者が直接スレーブ装置を操作して容易に設定することが可能な、ゲートウェイ装置であるスレーブ装置を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様は、ネットワークに接続し、マスタ装置と通信を行うスレーブ装置であって、デバイスに接続するための通信ポートを複数備えており、前記通信ポートには、前記デバイスと通信するための通信モードを、複数の種類から選択して設定可能であり、複数の指定番号それぞれについて、各々の前記通信ポートの前記通信モードをそれぞれ指定した設定テーブルを記憶した第1記憶部と、前記指定番号を選択するための、第1機械スイッチと、を更に備え、各々の前記通信ポートの前記通信モードが、前記第1機械スイッチにより選択された前記指定番号に応じて、前記設定テーブルにより当該指定番号に紐づけられた前記通信モードに設定され得る構成を備える。
【0009】
上記構成によれば、各通信ポートの通信方式を、作業者が直接スレーブ装置を操作して容易に設定することが可能な、ゲートウェイ装置であるスレーブ装置を実現できる。
【0010】
上記態様において、各々の前記通信ポートの前記デバイスと通信するための動作を指定するためのデータであって、前記スレーブ装置の外部の装置から書き換え可能である、ポート設定データを記憶した第2記憶部を更に備え、前記第1機械スイッチにより選択された前記指定番号が、予め定められた特定の番号である場合には、各々の前記通信ポートの前記デバイスと通信するための動作が、前記設定テーブルに係わらず前記ポート設定データに従って設定されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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