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公開番号
2025116892
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011395
出願日
2024-01-30
発明の名称
シート材搬送装置
出願人
キヤノン電子株式会社
代理人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250804BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】スリープからの復帰条件と復帰後の状態に基づき早期にスリープ状態に遷移することができ、利便性を低減せずに消費電力を低減する。
【解決手段】画像読取装置Aにおいて、制御部は、第1モードと、第1モードより消費電力の小さい第2モードを切替えて制御するモード制御部203と、第1モードから第2モードへ切替えるまでの切替時間を設定する第2モード切替時間設定部204と、第2モードから第1モードへの切替指示をするための複数の第1モード切替指示手段からなる第1モード切替指示手段群201と、第1モード切替指示手段群201の中からどの第1モード切替指示手段によって第1モードへの切替が指示されたかを検知するための第1モード切替指示手段検知部206と、を備え、第2モード切替時間設定部204は、第1モード切替指示手段検知部206の検知結果に応じて、前記切替時間を変更する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1モードと、前記第1モードより消費電力の小さい第2モードを切替えて制御するモード制御部と、
前記第1モードから前記第2モードへ切替えるまでの切替時間を設定する第2モード切替時間設定部と、
前記第2モードから前記第1モードへの切替指示をするための複数の第1モード切替指示手段からなる第1モード切替指示手段群と、
前記第1モード切替指示手段群の中からどの第1モード切替指示手段によって第1モードへの切替が指示されたかを検知するための第1モード切替指示手段検知部と
を備え、
前記第2モード切替時間設定部は、前記第1モード切替指示手段検知部の検知結果に応じて、前記切替時間を変更することを特徴とするシート材搬送装置。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
原稿を載置可能な載置台と、前記載置台に原稿が載置されたことを検知する原稿検知部を備え、
前記原稿検知部は、前記第1モード切替指示手段であることを特徴とする請求項1に記載のシート材搬送装置。
【請求項3】
前記シート材搬送装置の動作に関する指示を入力する入力部を備え、
前記入力部は、前記第1モード切替指示手段であり、
前記第2モード切替時間設定部は、前記入力部への操作を前記切替指示として前記第1モードに切り替えられたときの切替時間を、前記原稿検知部への原稿の載置を前記切替指示として前記第1モードに切り替えられたときの切替時間よりも長く設定することを特徴とする請求項2に記載のシート材搬送装置。
【請求項4】
前記切替時間を入力するための入力部と、
前記入力部によって入力された設定時間を前記切替時間として設定可能な表示画面を表示する表示部と
を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート材搬送装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート材搬送装置の省電力状態への遷移時間に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
画像読取装置などに代表されるシート材搬送装置には、装置に原稿が置かれたかを検知するための原稿検知センサが備え付けられたものがある。
【0003】
そのうえで、シート材搬送装置において、シート材が原稿台に載置された際は素早く通常状態に遷移すると共に、消費電力を低減することが望まれている。
【0004】
原稿が給紙されたことを検知するレバー式光学センサでは、原稿を給紙トレイに載置した時や原稿を給紙トレイから除去した時に生じるチャタリングや、装置の揺れなどにより誤検知することがある。センサの検知結果によってスリープ状態とスタンバイ状態を切り替える装置では、誤検知によってスリープ状態からスタンバイ状態に切り替わり、無駄な電力を消費してしまう問題が生じていた。
【0005】
それに対し、特許文献1では、原稿検知の際にチャタリングを除去して、本当に給紙されたかを確認する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第5348119号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、ユーザが原稿台に原稿を載置した際に、装置は原稿の誤検知を防止するために省電力状態のまま所定時間に亘って原稿の検知をするため、ユーザが原稿を載置しても省電力状態が維持されることから、通常状態に遷移するまでの時間がかかってしまう。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を鑑み、本発明に係るシート材搬送装置は、
第1モードと、前記第1モードより消費電力の小さい第2モードを切替えて制御するモード制御部と、
前記第1モードから前記第2モードへ切替えるまでの切替時間を設定する第2モード切替時間設定部と、
前記第2モードから前記第1モードへの切替指示をするための複数の第1モード切替指示手段からなる第1モード切替指示手段群と、
前記第1モード切替指示手段群の中からどの第1モード切替指示手段によって第1モードへの切替が指示されたかを検知するための第1モード切替指示手段検知部と
を備え、
前記第2モード切替時間設定部は、前記第1モード切替指示手段検知部の検知結果に応じて、前記切替時間を変更することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、スリープからの復帰条件と復帰後の状態に基づき早期にスリープ状態に遷移することができ、利便性を低減せずに消費電力を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施形態に係るシート材搬送装置の正面図
本発明の第1の実施形態に係るシート材搬送装置の側断面図
原稿検知構造の概略断面図(原稿がない状態)
原稿検知構造の概略断面図(原稿がある状態)
回路ブロック図
原稿検知部の構成の一例
第1の実施形態に係るシート材搬送装置のフローチャート
第1の実施形態において、スリープ状態に遷移するまでの時間を変更する指示がされた際の表示例
第1の実施形態において、スリープ状態に遷移するまでの時間の決定条件の組み合わせ例の表
第1の実施形態に係るシート材搬送装置の原稿検知センサの制御処理のフローチャート
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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