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公開番号
2025083895
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197554
出願日
2023-11-21
発明の名称
画像処理装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250526BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】バナーコピーを行う場合、原稿間でPCからの印刷のように途切れなく印刷データが来ることは少なく、次のページのデータを待つのか、印刷終了にするのかをユーザ以外で判断することが出来ない。
【解決手段】バナーコピー処理に関する処理フローは、バナー印刷中に次の読み取り原稿があるかを確認し、次の読み取り原稿がある場合は、ページを結合して印刷を行う。次の読み取り画像がない場合は、印刷終了処理を行うが、ロール紙のカットは行わず、次のページの印刷開始位置にロール紙を移動させ待機する。カット可能かつ次の読み取り原稿の印刷を再開可能な状態で待つことにより、ユーザの複数の指示に対応すること可能となる。次の読み取り原稿が来ずにユーザによる読み取り終了指示が来た場合は、印刷結果をカットして処理を終了するが、次の読み取り画像が来た場合は、待ちの状態から印刷を継続する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ロール状に巻かれた用紙であるロール紙を給紙可能なロール紙給紙手段と、原稿を読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取った前記原稿を前記紙給紙手段から給紙されたロール紙上に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段において形成された複数の前記原稿の画像を同一スキャンで印刷できるように結合する画像結合手段と、ロール紙を前後に搬送する搬送手段と、印刷した印刷物をカットする排紙処理手段を、有する画像形成装置において、
前記画像結合手段で結合する前に結合する次原稿の状態によって、前記画像結合手段を使用して結合するか否かを判断し画像を結合することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
請求項1の画像処理装置において、次原稿無し状態が所定時間続いた場合に、印刷が完了している原稿までを出力物として前記排紙処理手段によってカットすることを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1の画像処理装置において、印刷中にキャンセルが実施された場合に、印刷が完了している原稿の終端位置まで前記搬送手段で移動し、前記排紙処理手段によってカットすることを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロール紙への印刷機能と原稿を読み取る機能が搭載されているMFP(マルチファンクションプリンタ)に関わり、特にスキャンした複数の原稿を結合してロール紙に印刷するバナーコピーに関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来からロール紙をサポートしているプリンタにおいて、複数のページを結合して印刷するバナー印刷がある。バナー印刷とは、先頭ページの先端マージンと最終ページの後端マージンを除く全てのマージンを省き、複数ページを結合して印刷する機能である。複数のページを結合して印刷するためには、前後のページのマージンを除いた範囲を結合して印刷する必要がある。従来の印刷装置では、バナー印刷が指示されると、ページ毎に画像が完結するか否かに関わらず一定周期で繰り返される送り量で用紙搬送を行いながら画像を印刷する。一定の送り量で用紙搬送を行うと前後ページの境界をヘッドがまたいで印刷する場合がある。特許文献1には、このような場合に、前ページのデータと次ページのデータをヘッドの該当するノズルに割り当てて印刷することで、バナー印刷時に、ページ毎に画像が完結するか否かに関わらず一定周期の送り量で副走査を行い印刷することが出来る旨が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000- 218890号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、フラットベットスキャナーで読み取った原稿を印刷するバナーコピーにおいては、ユーザによる原稿の入れ替え作業や、読み取り開始ボタンの操作が発生することにより、原稿間で途切れなく印刷データが来ることは少ない。このため、次ページのデータを待つか、印刷終了にするのかをユーザ以外で判断することが出来ない。次ページを待つケースにおいては、次ページのデータが来ない状態で境界前後の領域に達することになり、次ページデータがないことにより待ちが発生し印刷が中断することになる。待ちの状態から次ページデータが来ることで印刷が再開されると、待ち時間の影響により色むらが発生し印刷品質が落ちてしまうことになる。処理中のページが最終ページだった場合には、印刷終了処理を行うことが出来ず、色むらが発生する必要のない場合においても、色むらが発生し、ユーザが所望の結果を得ることが出来ない結果となってしまう。
【0005】
また、事前にユーザに枚数を指定させる手段は存在するが、ユーザビリティの低下や、枚数の指定ミスがあった場合に、ユーザが期待する結果を得ることができなくなってしまう。
【0006】
本発明の目的は、コピー開始前に原稿の枚数を指定する必要がなく、原稿枚数を数える手間が省けてユーザのユーザビリティが向上する画像処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上記課題を解決するためのものである。
【0008】
本発明の画像処理装置は以下の手段を有する。すなわち、本発明の画像処理装置は、バナーコピー中に次の読み取り原稿があるかを確認し、次の読み取り原稿がある場合は、ページを結合して印刷を行う。次の読み取り画像がない場合は、印刷終了処理を行うが、ロール紙のカットは行わず、次のページの印刷開始位置にロール紙を移動させ待機する。カット可能かつ次の読み取り原稿の印刷を再開可能な状態で待つことにより、ユーザの複数の指示に対応すること可能となる。次の読み取り原稿が来ずにユーザによる読み取り終了指示が来た場合は、印刷結果をカットして処理を終了するが、次の読み取り画像が来た場合は、待ちの状態から印刷を継続する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユーザはコピー開始前に原稿の枚数を指定する必要がないため、原稿枚数を数える手間が省けるため、ユーザのユーザビリティが向上する。また、ユーザ操作介在により、次の原稿の読み取りに時間を要したとしても、印刷画像に対しての終了処理を行うことにより、遅延による色むらを最小限に抑えることができる。次の読み取り画像がある場合は、ページを結合して印刷することで、ユーザの待ち時間を削減することができ、ユーザの状況やスキルによらず、ユーザの所望の印刷物を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例に係わる画像処理装置(MFP)の構成を示すブロック図である。
本発明の実施例に係わる画像処理装置(MFP)の構成を示す外観図である。
本発明の実施例に係わる画像処理装置(MFP)の断面の構成を示す構成図である。
バナーコピーの処理の流れを表す概略図である。
本発明の実施例におけるバナーコピーの処理フローの一例を示す図である。
本発明の実施例におけるバナーコピーの処理フローの一例を示す図である。
本発明の実施例におけるバナーコピーの処理フローの一例を示す図である。
本発明の実施例における表示器に表示する画面の一例を示す図である。
本発明の実施例における読み取った原稿を印刷するためにバンド単位に分割する処理フローの一例を示す図である。
本発明の実施例に係わる図2の読み取り処理に関するフロー図である。
本発明の実施例に係わる図3、4のバナーコピー処理に関する処理フローを示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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