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公開番号
2025100577
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2025061702,2023213607
出願日
2025-04-03,2019-06-28
発明の名称
電子機器、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約
【課題】更新されるファームウェアの機能についてユーザの了解を得た上で当該機能を有効化することができる電子機器、情報処理システムおよび情報処理方法を提供する。
【解決手段】本発明の電子機器は、前記電子機器にインストール可能なファームウェアの機能のうち第1機能を表示する第1画面、および、複数の第2機能について該第2機能ごとにそれぞれ表示する第2画面を表示部に表示させる表示制御部と、入力部を介した操作に応じて、該第1機能を有効化する第1有効化部と、それぞれの前記第2画面に表示された前記第2機能に対する前記入力部を介した操作に応じて、該第2機能を個々に有効化する第2有効化部と、を備え、前記第1機能は、前記電子機器が既に有する機能のユーザインターフェースを変更させない機能であり、前記第2機能は、前記電子機器が既に有する機能の前記ユーザインターフェースを変更する機能である。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ファームウェアをネットワーク経由で取得可能な電子機器であって、
操作を受け付ける入力部と、
前記電子機器にインストール可能なファームウェアの機能のうち第1機能を表示する第1画面、および、該ファームウェアの機能のうち前記第1機能とは異なる複数の第2機能について該第2機能ごとにそれぞれ表示する第2画面を表示部に表示させる表示制御部と、
前記第1画面に表示された第1機能に対する前記入力部を介した操作に応じて、該第1機能を有効化する第1有効化部と、
それぞれの前記第2画面に表示された前記第2機能に対する前記入力部を介した操作に応じて、該第2機能を個々に有効化する第2有効化部と、
を備え、
前記第1機能は、前記電子機器が既に有する機能のユーザインターフェースを変更させない機能であり、
前記第2機能は、前記電子機器が既に有する機能の前記ユーザインターフェースを変更する機能である、
電子機器。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記第1有効化部は、前記第1機能が複数である場合、該各第1機能をまとめて有効化する請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記第1機能は、前記電子機器に新しく追加される機能であり、
前記第2機能は、前記電子機器が有する機能を変更する機能である請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記表示制御部は、前記第1画面を介した前記第1有効化部による前記第1機能の有効化の後に、前記第2画面を前記表示部に表示させる請求項1~3のいずれか一項に記載の電子機器。
【請求項5】
前記入力部を介した操作対象となるファームウェアの機能バージョンである指定機能バージョンと、前記電子機器に更新されているファームウェアにおいて有効化が可能な前記第1機能の最大の機能バージョンである最大機能バージョンとの大小を判定する判定部と、
前記入力部を介して前記第1画面に表示された機能に対する操作された場合、前記判定部により前記指定機能バージョンが前記最大機能バージョンより大きいと判定されたとき、サーバから該第1画面に表示されたファームウェアをダウンロードして、記憶部に更新する更新部と、
をさらに備え、
前記第1有効化部は、前記更新部により更新されたファームウェアの前記第1機能を有効化する請求項1~4のいずれか一項に記載の電子機器。
【請求項6】
前記第1有効化部は、前記入力部を介して前記第1画面に表示された機能に対する操作された場合、前記判定部により前記指定機能バージョンが前記最大機能バージョン以下であると判定されたとき、前記電子機器に更新されているファームウェアの前記第1機能を有効化する請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記入力部に対する操作に応じて、前記サーバでバージョンアップされたファームウェアがリリースされた場合、自動で該ファームウェアをダウンロードして更新するか否かを設定する設定部を、さらに備え、
前記更新部は、前記設定部により自動でバージョンアップされたファームウェアをダウンロードして更新する設定がなされている場合、前記サーバにおいてバージョンアップされたファームウェアがリリースされたとき、該サーバから該ファームウェアを自動でダウンロードして前記記憶部に更新する請求項5または6に記載の電子機器。
【請求項8】
前記設定部は、前記入力部に対する操作に応じて、前記電子機器にバージョンアップされたファームウェアが更新された時点で、自動で該ファームウェアの前記第1機能を有効化するか否かを設定し、
前記第1有効化部は、前記設定部によりバージョンアップされたファームウェアが更新された時点で、自動で該ファームウェアの前記第1機能を有効化する設定がなされている場合、前記電子機器にバージョンアップされたファームウェアが更新されたとき、自動で該ファームウェアの該第1機能を有効化する請求項7に記載の電子機器。
【請求項9】
前記設定部は、前記入力部に対する操作に応じて、前記電子機器のファームウェアの前記第1機能が有効化された時点で、自動で該ファームウェアの機能のうち該第1機能ではない、操作性に影響を与えない第2機能のすべてを有効化するか否かを設定し、
前記第2有効化部は、前記設定部により前記電子機器のファームウェアの前記第1機能が有効化された時点で、自動で該ファームウェアのすべての前記第2機能を有効化する設定がなされている場合、前記第1有効化部により該電子機器のファームウェアの前記第1機能が有効化されたとき、自動で該ファームウェアのすべての該第2機能を有効化する請求項7または8に記載の電子機器。
【請求項10】
前記更新部は、前記サーバからダウンロードしたファームウェアを前記記憶部の非稼動領域に記憶させ、
前記電子機器が起動または再起動したときに、前記更新部により前記非稼動領域に記憶されたファームウェアを前記記憶部の稼動領域に移して、該稼動領域に記憶されたファームウェアを実行させる起動処理部を、さらに備えた請求項5~9のいずれか一項に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電子機器の一例である複合機(MFP:Multifunction Peripheral)において、アプリケーションおよびファームウェアを自動更新する技術が知られている。
【0003】
このような、ファームウェア等を自動更新する技術として、アプリケーションを配信するWebサイトであるアプリマーケットサイトから、アプリケーションをMFPにインストールするときに、必要なファームウェアを自動的にアップデートする技術が開示されている(例えば特許文献1)。
【0004】
また、アプリマーケットサイトに更新可能なアプリケーションがあれば、MFPに対して自動更新する技術が開示されている(例えば特許文献2)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ファームウェアが自動的に更新されると、ユーザの意図とは無関係に機能変更されてしまい、どのような機能変更が行われたのかユーザにとってわかりづらく当惑してしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、更新されるファームウェアの機能についてユーザの了解を得た上で当該機能を有効化することができる電子機器、情報処理システムおよび情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ファームウェアをネットワーク経由で取得可能な電子機器であって、操作を受け付ける入力部と、前記電子機器にインストール可能なファームウェアの機能のうち第1機能を表示する第1画面、および、該ファームウェアの機能のうち前記第1機能とは異なる複数の第2機能について該第2機能ごとにそれぞれ表示する第2画面を表示部に表示させる表示制御部と、前記第1画面に表示された第1機能に対する前記入力部を介した操作に応じて、該第1機能を有効化する第1有効化部と、それぞれの前記第2画面に表示された前記第2機能に対する前記入力部を介した操作に応じて、該第2機能を個々に有効化する第2有効化部と、を備え、前記第1機能は、前記電子機器が既に有する機能のユーザインターフェースを変更させない機能であり、前記第2機能は、前記電子機器が既に有する機能の前記ユーザインターフェースを変更する機能である、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、更新されるファームウェアの機能についてユーザの了解を得た上で当該機能を有効化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係るMFPのハードウェア構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係るアプリマーケットサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る情報処理システムのソフトウェア構成の一例を示す図である。
図5は、更新されるファームウェアの機能構成の概略を示す図である。
図6は、実施形態に係る情報処理システムの機能ブロックの構成の一例を示す図である。
図7は、画面遷移の一例を示す図である。
図8は、画面遷移の一例を示す図である。
図9は、画面遷移の一例を示す図である。
図10は、ホーム画面の一例を示す図である。
図11は、アプリケーションサイトのインストール対象となるアプリケーションおよびファームウェアの一例を示す一覧画面の一例を示す図である。
図12は、ファームウェアをインストールするためのインストール画面の一例を示す図である。
図13は、ファームウェアがインストール済みである場合のインストール画面の一例を示す図である。
図14は、自動更新設定画面の一例を示す図である。
図15は、自動アクティベート設定画面の一例を示す図である。
図16は、全機能有効化設定画面の一例を示す図である。
図17は、インストールを実行する場合の動作の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る電子機器、情報処理システムおよび情報処理方法を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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