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公開番号
2025107668
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001006
出願日
2024-01-09
発明の名称
画像読取装置、プログラム、案内方法
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250714BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】原稿自動読み取り装置にセットされる原稿のセット方法を適切に案内すること。
【解決手段】本発明は、原稿自動読み取り装置と、前記原稿自動読み取り装置への原稿のセット方法が異なる画像読取装置が混在する環境か否かの混在情報を記憶する記憶部と、前記原稿自動読み取り装置を使用する操作を検出した場合、前記混在情報に応じて前記原稿のセット方法を案内する表示制御部と、を有する画像読取装置を提供する。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
原稿自動読み取り装置と、
前記原稿自動読み取り装置への原稿のセット方法が異なる画像読取装置が混在する環境か否かの混在情報を記憶する記憶部と、
前記原稿自動読み取り装置を使用する操作を検出した場合、前記混在情報に応じて前記原稿のセット方法を案内する表示制御部と、
を有する画像読取装置。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記混在情報によれば前記原稿のセット方法が異なる画像読取装置が混在する場合、前記表示制御部は、前記原稿のセット方法を表示させ、
前記混在情報によれば前記原稿のセット方法が異なる画像読取装置が混在しない場合、前記表示制御部は、前記原稿のセット方法を表示させない請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記記憶部には、自機が過去に前記原稿自動読み取り装置を使用して原稿を読み取ったか否かに関する情報が保存されており、
前記表示制御部は、自機が過去に前記原稿自動読み取り装置を使用して原稿を読み取ったことがあっても、前記混在情報によれば前記原稿のセット方法が異なる画像読取装置が混在する場合、前記表示制御部は、前記原稿のセット方法を表示させる請求項1又は2に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記記憶部には、自機が過去に原稿を読み取った全ての第1ジョブ数と、自機が過去に前記原稿自動読み取り装置を使用して原稿を読み取った第2ジョブ数が保存されており、
自機が過去に前記原稿自動読み取り装置を使用して原稿を読み取ったことがあり、
前記第1ジョブ数に対する前記第2ジョブ数の割合が第1閾値未満でなく、かつ、
前記混在情報によれば前記原稿のセット方法が異なる画像読取装置が混在する場合、
前記表示制御部は、前記原稿のセット方法を表示させる請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項5】
自機が過去に前記原稿自動読み取り装置を使用して原稿を読み取ったことがあり、
前記第1ジョブ数に対する前記第2ジョブ数の割合が第1閾値未満でなく、
前記混在情報によれば前記原稿のセット方法が異なる画像読取装置が混在し、かつ、
前記第1ジョブ数に対する前記第2ジョブ数の割合が前記第1閾値より大きい第2閾値未満の場合、前記原稿のセット方法を表示させる請求項4に記載の画像読取装置。
【請求項6】
ユーザーを認証する認証部を有し、
前記記憶部には、前記ユーザーごとに、自機が過去に原稿を読み取った全ての第1ジョブ数と、自機が過去に前記原稿自動読み取り装置を使用して原稿を読み取った第2ジョブ数が保存されており、
ログインした前記ユーザーについて、
自機が過去に前記原稿自動読み取り装置を使用して原稿を読み取ったことがあり、
前記第1ジョブ数に対する前記第2ジョブ数の割合が第1閾値未満でなく、
前記混在情報によれば前記原稿のセット方法が異なる画像読取装置が混在し、かつ、
前記第1ジョブ数に対する前記第2ジョブ数の割合が前記第1閾値より大きい第2閾値未満の場合、前記原稿のセット方法を表示させる請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項7】
ネットワークを介して通信可能な他機から前記原稿自動読み取り装置に関する機器情報を取得する情報取得部を有し、
前記情報取得部は、自機と前記原稿のセット方法が異なる前記他機が混在する旨を前記混在情報に保存し、
前記表示制御部は、自機と前記原稿のセット方法が異なる前記他機が混在する場合、前記原稿のセット方法を表示させ、
自機と前記原稿のセット方法が異なる前記他機が混在しない場合、前記原稿のセット方法を表示させない請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項8】
前記記憶部には、自機が過去に前記原稿自動読み取り装置を使用して原稿を読み取ったか否かに関する情報が保存されており、
前記表示制御部は、自機が過去に前記原稿自動読み取り装置を使用して原稿を読み取ったことがあっても、前記混在情報によれば自機と前記原稿のセット方法が異なる前記他機が混在する場合、前記表示制御部は、前記原稿のセット方法を表示させる請求項7に記載の画像読取装置。
【請求項9】
前記記憶部には、自機が過去に原稿を読み取った全ての第1ジョブ数と、自機が過去に前記原稿自動読み取り装置を使用して原稿を読み取った第2ジョブ数が保存されており、
自機が過去に前記原稿自動読み取り装置を使用して原稿を読み取ったことがあり、
前記第1ジョブ数に対する前記第2ジョブ数の割合が第1閾値未満でなく、かつ、
前記混在情報によれば自機と前記原稿のセット方法が異なる前記他機が混在する場合、
前記表示制御部は、前記原稿のセット方法を表示させる請求項7又は8に記載の画像読取装置。
【請求項10】
前記情報取得部は、ネットワークを介して通信可能な他機から、他機が過去に原稿を読み取った全ての第3ジョブ数と、他機が過去に前記原稿自動読み取り装置を使用して原稿を読み取った第4ジョブ数を取得し、
自機が過去に前記原稿自動読み取り装置を使用して原稿を読み取ったことがあり、
前記第1ジョブ数に対する前記第2ジョブ数の割合が第1閾値未満でなく、
前記混在情報によれば自機と前記原稿のセット方法が異なる前記他機が混在し、かつ、
自機における前記第1ジョブ数に対する前記第2ジョブ数の割合が、他機における前記第3ジョブ数に対する前記第4ジョブ数の割合よりも低い場合、前記原稿のセット方法を表示させる請求項9に記載の画像読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置、プログラム、及び案内方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
スキャナ機能を有する画像読取装置が原稿自動読み取り装置(ADF:Auto Document Feederともいう)を有している場合がある。一般的な画像読取装置の原稿自動読み取り装置は、フェースアップでセットされた原稿束の上から1枚ずつ取り込む形式のものが多い。しかし、ユーザーが使用できる複数の画像読取装置の中にフェースアップ機とフェースダウン機が混在することが生じうる。
【0003】
ネットワーク上に原稿読取順と記録面排紙方向とが異なる異機種が混在している場合に、原稿のページ順と印刷物のページ順とを一致させる技術が考案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、ADFの読み取りが先頭ページからか、最終ページからかに応じて、フェースダウン又はフェースアップのプリンタを選択してコピー動作を行う技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、原稿自動読み取り装置に原稿をフェースアップ又はフェースダウンのどちらでセットすべきかユーザーが間違える可能性があるという問題があった。例えば、フェースアップ機とフェースダウン機が混在している環境の場合、原稿のセット方法が異なるので、ユーザーは原稿のセット方法を間違えるおそれがある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、原稿自動読み取り装置にセットされる原稿のセット方法を適切に案内する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み本発明は、原稿自動読み取り装置と、前記原稿自動読み取り装置への原稿のセット方法が異なる画像読取装置が混在する環境か否かの混在情報を記憶する記憶部と、前記原稿自動読み取り装置を使用する操作を検出した場合、前記混在情報に応じて前記原稿のセット方法を案内する表示制御部と、を有する画像読取装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
原稿自動読み取り装置にセットされる原稿のセット方法を適切に案内することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る画像読取装置を含む機器システムのシステム構成例を示す図である。
画像読取装置のハードウェア構成図の一例である。
画像読取装置の一例の機能構成を示す図である。
初期設定情報記憶部に記憶されている初期設定情報の一例を示す図である。
ユーザー認証なしの場合に、画像読取装置の操作履歴情報記憶部に記憶されている操作履歴情報の一例を示す図である。
ユーザー認証ありの場合に、画像読取装置の操作履歴情報記憶部に記憶されている操作履歴情報の一例を示す図である。
ユーザー認証ありの場合に、画像読取装置と他機における操作履歴を模式的に説明する図である。
画像読取装置が原稿のセット方法のガイダンス表示する処理を説明するシーケンス図の一例である。
操作パネルに表示された設定画面の一例を示す図である。
画像読取装置が原稿のセット方法のガイダンス表示する処理を説明するシーケンス図の一例である。
判断部がガイダンスを表示するか否かを判断する処理を説明するフローチャート図の一例である。
操作パネルに表示されるアプリ選択画面の一例を示す図である。
原稿の読み取り時に操作パネルに表示される読み取り設定画面とガイダンスの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、画像読取装置と画像読取装置が行う原稿セットの案内方法について説明する。
【0010】
<ADFについての補足>
画像読取装置が有するADFの多くは、フェースアップでセットされた原稿束の上から1枚ずつ取り込んでいく。しかしながら、今後、フェースダウンでセットされた原稿束の下から1枚ずつ読み取っていくタイプのADFが流通する可能性がある。仮に、フェースアップタイプのADFとフェースダウンタイプのADFが顧客環境に混在している場合、ユーザーは一方の画像読取装置にフェースアップで原稿をセットし、他方の画像読取装置にフェースダウンで原稿をセットする等、機体ごとにセット方法を変える必要がある。このためユーザーが原稿のセット方法に戸惑うおそれがある。
(【0011】以降は省略されています)
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