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公開番号
2025109330
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003137
出願日
2024-01-12
発明の名称
シート状封止部材、着脱ユニット、及び、画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20250717BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】引抜き時の操作性が高く、組付け時の組付け性も高くする。
【解決手段】長手方向を引抜き方向として引抜き方向手前側から引抜き可能なシート状封止部材であって、トナー補給口13d(被封止部)を封止する封止部13x2と、封止部13x2とは異なる位置を根元部Aとして片持ち支持されるように切欠かれた切欠き部13x11~13x13と、が設けられている。そして、切欠き部13x11~13x13の自由端側が固定部Bとして、トナー補給口13d又はシート状封止部材13xが設置された現像ケース13r(筐体)の被固定部13r1に、取外し可能に固定されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
長手方向を引抜き方向として引抜き方向手前側から引抜き可能なシート状封止部材であって、
被封止部を封止する封止部と、
前記封止部とは異なる位置を根元部として片持ち支持されるように切欠かれた切欠き部と、
を備え、
前記切欠き部の自由端側が固定部として、前記被封止部又は前記シート状封止部材が設置された筐体の被固定部に、取外し可能に固定されたことを特徴とするシート状封止部材。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
引抜き方向手前側に操作者が把持して引抜き可能な把持部を備え、
前記切欠き部は、引抜き方向において前記封止部と前記把持部との間に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のシート状封止部材。
【請求項3】
前記切欠き部は、前記根元部が引抜き方向奥側に位置して、前記固定部が引抜き方向手前側に位置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート状封止部材。
【請求項4】
複数の前記切欠き部が引抜き方向に間隔をあけて形成され、
前記複数の切欠き部は、引抜き方向手前側のものが、引抜き方向奥側のものに比べて、前記根元部から前記固定部までの長さが長いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート状封止部材。
【請求項5】
前記固定部は、前記被固定部に対向する面に両面テープが設置され、
前記被固定部に対する前記両面テープの粘着力が、前記固定部に対する前記両面テープの粘着力よりも小さくなるように構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート状封止部材。
【請求項6】
前記固定部は、
前記被固定部に対向する面に両面テープが設置されて、
凹凸が形成された前記被固定部に前記両面テープを介して貼着されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート状封止部材。
【請求項7】
前記固定部は、突起状の前記被固定部に嵌合可能なスリットが形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート状封止部材。
【請求項8】
前記被封止部は、粉体を流入又は流出するための開口部であって、
前記封止部は、前記開口部に圧入される弾性部材を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート状封止部材。
【請求項9】
前記被封止部は、粉体を流入又は流出するための開口部であって、
前記封止部は、前記開口部の周囲の縁部に熱溶着されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート状封止部材。
【請求項10】
前記封止部は、前記シート状封止部材において前記切欠き部が前記根元部を中心に折り曲げられる側の面とは反対側の面に形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート状封止部材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、長手方向を引抜き方向として引抜き方向手前側から引抜き可能なシート状封止部材と、それを備えたプロセスカートリッジ、現像装置などの着脱ユニットと、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置と、に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置に出荷時から設置されるプロセスカートリッジや現像装置などの着脱ユニットにおいて、工場出荷後の輸送中に、内部に収容されたトナーなどの粉体が着脱ユニットから漏出しないように、着脱ユニットに粉体を流入したり流出したりするための開口部を封止するシート状封止部材を設ける技術が知られている(例えば、特許文献1等参照。)。
そして、シート状封止部材は、ユーザー先に着荷された画像形成装置において着脱ユニットが使用開始されるときに、ユーザーやサービスマンなどの操作者によって、長手方向を引抜き方向として着脱ユニットから引抜かれる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来のシート状封止部材は、操作者が引抜くときに位置が定まらずに装置内の部材に引っ掛けてしまったり、作業者が工場で着脱ユニットなどに組付けるときに浮きや弛みが生じてしまったり、していた。
【0004】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、引抜き時の操作性が高く、組付け時の組付け性が高い、シート状封止部材、着脱ユニット、及び、画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明におけるシート状封止部材は、長手方向を引抜き方向として引抜き方向手前側から引抜き可能なシート状封止部材であって、被封止部を封止する封止部と、前記封止部とは異なる位置を根元部として片持ち支持されるように切欠かれた切欠き部と、を備え、前記切欠き部の自由端側が固定部として、前記被封止部又は前記シート状封止部材が設置された筐体の被固定部に、取外し可能に固定されたものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、引抜き時の操作性が高く、組付け時の組付け性が高い、シート状封止部材、着脱ユニット、及び、画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
作像部を示す構成図である。
プロセスカートリッジの要部を長手方向に示す断面図である。
出荷時の画像形成装置にプロセスカートリッジが装着された状態を示す図である。
出荷時のプロセスカートリッジを示す概略斜視図である。
シート状封止部材を示す上面図である。
プロセスカートリッジ(現像装置)にシート状封止部材が貼着された状態を示す断面図である。
変形例1としての、(A)現像装置にシート状封止部材が貼着された状態を示す拡大図と、(B)被固定部を示す上面図と、である。
変形例2としての、(A)現像装置にシート状封止部材が固定された状態を示す拡大図と、(B)シート状封止部材の固定部を示す上面図と、である。
変形例3としての、プロセスカートリッジにシート状封止部材が貼着された状態を示す断面図である。
変形例4としての、プロセスカートリッジにシート状封止部材が貼着された状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0009】
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのカラー複写機、3は原稿を原稿読込部4に搬送する原稿搬送部、4は原稿の画像情報を読み込む原稿読込部、6は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部(露光部)、を示す。
また、7は用紙等のシートPが収納される給紙装置、10Y、10M、10C、10BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部としてのプロセスカートリッジ(着脱ユニット)、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上に形成されたトナー像をシートPに転写する2次転写ローラ、を示す。
また、20はシートP上の未定着画像を定着する定着装置、28は各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BK(着脱ユニット)の現像装置に各色のトナーを補給するためのトナー容器、30は廃トナーが回収される廃トナー回収容器、を示す。
【0010】
ここで、4つの着脱ユニットとしてのプロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKは、それぞれ、像担持体としての感光体ドラム11、帯電装置12、現像装置13、クリーニング装置15が一体化されたものであって(図2参照)、画像形成装置本体1に対して着脱可能に設置されている。そして、各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKは、寿命に達したときに、新品のものに交換される。
各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKにおける感光体ドラム11(像担持体)上では、それぞれ、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される。
(【0011】以降は省略されています)
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