TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025096796
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023212713
出願日
2023-12-18
発明の名称
情報処理装置、情報表示方法
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
H04L
67/04 20220101AFI20250623BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】各拠点の描画データが小さくなることを抑制して各拠点の描画データを表示すること。
【解決手段】本発明は、描画可能領域の任意の表示領域を表示するか又はページ単位で表示領域を切り替える複数の機器とネットワークを介して通信できる情報処理装置であって、表示領域に描画された描画データを複数の機器から受信する描画データ受信部と、受信した複数の描画データを1つの描画可能領域又は前記機器と同じページに書き込む書き込み部と、所定の機器の表示領域に対応する領域に、描画可能領域の少なくとも一部の描画データを移動して領域に複数の機器の描画データを配置するか、又は、領域に複数のページの描画データを配置させる描画データ移動部と、描画データ移動部が領域に配置させた各機器の描画データを所定の機器に送信する描画データ送信部と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
描画可能領域の任意の表示領域を表示するか又はページ単位で前記表示領域を切り替える複数の機器とネットワークを介して通信できる情報処理装置であって、
前記表示領域に描画された描画データを複数の前記機器から受信する描画データ受信部と、
受信した複数の描画データを1つの前記描画可能領域又は前記機器と同じページに書き込む書き込み部と、
所定の機器の前記表示領域に対応する領域に、前記描画可能領域の少なくとも一部の前記描画データを移動して前記領域に前記複数の機器の前記描画データを配置するか、又は、前記領域に複数のページの前記描画データを配置させる描画データ移動部と、
前記描画データ移動部が前記領域に配置させた各機器の前記描画データを前記所定の機器に送信する描画データ送信部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記描画可能領域に書き込まれた前記描画データを前記機器ごとにグループ化する描画データグループ処理部を有し、
前記描画データ移動部は、第1のグループと第2のグループの間に空きスペースがある場合、前記空きスペースがなくなるように、前記第1のグループ又は前記第2のグループを移動させる請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
グループ化された前記機器ごとの前記描画データから文字を検出する手書き文字検出部と、
前記第1のグループから検出された文字の大きさの平均と前記第2のグループから検出された文字の大きさの平均の比率を求め、前記比率が閾値を超えた場合、前記第1のグループと前記第2のグループの前記描画データの大きさを、前記比率が閾値になるように調整する描画データ拡大縮小部と、
を有する請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記描画データの一覧表示を要求した第1の機器の前記表示領域が横長であり、
前記描画可能領域において、前記第1の機器の前記表示領域に描画された前記描画データの下に、第2の機器で前記描画データが書き込まれ、前記第1の機器の前記表示領域に前記第1の機器と前記第2の機器の前記描画データが収まらない場合、
前記描画データ移動部は、前記第1の機器で描画された前記描画データの第1のグループの横に、前記第2の機器で描画された前記描画データの第2のグループを移動させる請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1の機器の前記表示領域に、前記第1のグループ及び移動された前記第2のグループの全体の前記描画データが収まらない場合、
前記全体の前記描画データが前記描画データの一覧表示を要求した前記機器の前記表示領域に収まるように前記全体の前記描画データの大きさを縮小する描画データ拡大縮小部を有する、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記描画データ受信部がN個の前記機器から前記描画データを受信しており、
前記描画可能領域に書き込まれたN個の前記機器からの前記描画データを前記機器ごとにグループ化する描画データグループ処理部と、
各グループの前記描画データから文字を検出する手書き文字検出部と、
前記グループごとに前記文字のサイズの第1の平均を算出し、
該第1の平均に基づいて各グループ間の前記文字のサイズの第2の平均を算出し、
前記第1の平均に対する前記第2の平均の比率で各グループの前記描画データを拡大又は縮小する描画データ拡大縮小部と、を有し、
前記描画データ移動部は、前記描画データの一覧表示を要求した前記機器の前記表示領域をN個の領域に均等に分割し、各領域に、拡大又は縮小された各グループの前記描画データを配置させる請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記描画データ移動部は、前記N個の領域の左上コーナーに、各グループの左上コーナーが一致するように拡大又は縮小された各グループの前記描画データを配置させ、
任意のグループが割り当てられた前記領域から第1の描画データが別の領域にはみ出した場合、
前記描画データ移動部は、前記別の領域の第2の描画データを、前記別の領域において前記第1の描画データがはみ出した方向にはみ出した分だけ移動させる請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
右側の前記領域に移動された前記グループが前記描画データの一覧表示を要求した前記機器の前記表示領域の横方向に入らない場合であり、
左側の前記領域に移動された前記グループと前記左側の前記領域と同じ高さの右側の前記領域に移動された前記グループとの間に空きスペースがある場合、
前記描画データ移動部は、前記空きスペースがなくなるように、右側の前記グループを左方向に移動させる請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記機器からの要求に応じて新しいページを作成するページ管理部と、
前記描画データを前記ページごとにグループ化してグループを作成する描画データグループ処理部と、
前記ページごとに、前記描画データから文字を検出する手書き文字検出部と、
前記グループごとに前記文字のサイズの第1の平均を算出し、
該第1の平均に基づいて各グループ間の前記文字のサイズの第2の平均を算出し、
前記第1の平均に対する前記第2の平均の比率で各ページの前記描画データを拡大又は縮小する描画データ拡大縮小部を有し、
前記描画データ移動部は、確保した統合領域において、拡大又は縮小された各グループの前記描画データを重ならないように配置する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記統合領域が、前記描画データの一覧表示を要求した前記機器の表示領域より大きい場合、
前記描画データ拡大縮小部は、前記統合領域に配置された各グループの前記描画データを前記描画データの一覧表示を要求した前記機器の表示領域に収まるように縮小する請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、及び情報表示方法に関する。
続きを表示(約 4,200 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の拠点間の遠隔会議においてユーザが手書き入力可能な電子黒板などの機器が利用されている。また、異なる拠点間での遠隔会議等において、各拠点で表示される手書きデータ等の描画データを各拠点の機器が共有しながら、それぞれの拠点から同じ画面に手書き入力を行う方法も知られている。
【0003】
遠隔会議において、各拠点のユーザが、手書き入力された内容を効率よく把握する技術が考案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、端末の画面サイズに対応した領域内、及び、その領域外にある描画データを1画面で見られるように、全体を縮小表示する構成が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、各拠点の描画データの全体を縮小表示するため描画データが非常に小さくなってしまうという問題があった。例えば、複数のページに描画された描画データの全体を一覧表示させる場合、ページ内に隙間があるので空白部分が多くなり、全体を縮小表示すると描画データが小さくなってしまう。各拠点のユーザが広大な描画可能領域の任意の位置に手書きする場合、各拠点の描画データの位置が離れていると空白部分が多くなり、全体を縮小表示すると描画データが非常に小さくなってしまう。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、各拠点の描画データが小さくなることを抑制して各拠点の描画データを表示できる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、描画可能領域の任意の表示領域を表示するか又はページ単位で前記表示領域を切り替える複数の機器とネットワークを介して通信できる情報処理装置であって、前記表示領域に描画された描画データを複数の前記機器から受信する描画データ受信部と、受信した複数の描画データを1つの前記描画可能領域又は前記機器と同じページに書き込む書き込み部と、所定の機器の前記表示領域に対応する領域に、前記描画可能領域の少なくとも一部の前記描画データを移動して前記領域に前記複数の機器の前記描画データを配置するか、又は、前記領域に複数のページの前記描画データを配置させる描画データ移動部と、前記描画データ移動部が前記領域に配置させた各機器の前記描画データを前記所定の機器に送信する描画データ送信部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
各拠点の描画データが小さくなることを抑制して各拠点の描画データを表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の会議サーバが、複数の拠点にある機器の描画データを一覧表示する処理の概略を説明する図である。
遠隔会議システムのシステム構成例を示す図である。
電子黒板の一例のハードウェア構成図である。
会議サーバの一例のハードウェア構成図である。
タブレットPCの一例のハードウェア構成図である
遠隔会議システムにおける会議サーバ、電子黒板、及び、タブレットPCの機能をブロックに分けて説明する機能ブロック図の一例である。
図形アイコンを押下することにより表示された図形一覧の一例を示す図である。
会議サーバのメモリにある描画可能領域の描画データを示す図の一例である。
タブレットPCが描画データを送信した後の、会議サーバのメモリが有する描画可能領域の描画データを示す図の一例である。
拠点1の電子黒板の表示領域を示す図の一例である。
電子黒板における描画データのグループと、タブレットPCにおける描画データのグループを示す図の一例である。
グループの移動を説明する図である。
電子黒板が表示する移動後の描画データを示す図の一例である。
会議サーバがタブレットPCの描画データを移動して電子黒板の表示領域に表示させる処理を説明するシーケンス図の一例である。
会議サーバの機能ブロック図の一例である。
電子黒板の表示領域を示す図の一例である。
手書き文字を検出する方法を説明する図である。
セグメント確定の判断方法を説明する図である。
「枠なし認識」と手書きした場合の「枠な」の部分のセグメントの組み合わせの例である。
「枠なし」と手書きした場合の組み合わせ可能なリンクを矢印で示したものである。
一方のグループが縮小され、他方のグループは拡大された描画データを示す図の一例である。
会議サーバがタブレットPCの描画データを移動して電子黒板の表示領域に表示させる処理を説明するシーケンス図の一例である。
拠点1の電子黒板に対し描画された手書きデータを示す図の一例である。
拠点2のタブレットPCが描画させた表示領域を示す図の一例である。
拠点1の電子黒板が表示したタブレットPCの手書きデータを示す図の一例である。
会議サーバによる拠点2の手書きデータの位置の調整方法を説明する図である。
各グループを含むように各グループに外接した外接矩形を示す図の一例である。
グループ1の右側にグループ2の描画データを移動させられた描画可能領域を示す図の一例である。
調整前の描画データと表示領域、及び、調整後の描画データと表示領域との関係を示す図の一例である。
会議サーバがタブレットPCの描画データを移動して電子黒板2の表示領域に表示させる処理を説明するシーケンス図の一例である。
4つの拠点の機器が表示する描画データを示す図の一例である。
描画可能領域において外接矩形でグループ化された4つの拠点の描画データを示す図の一例である。
グループ1~4で切り出された文字を模式的に示す図の一例である。
拡大又は縮小後の描画データを示す図の一例である。
拠点1の電子黒板の表示領域が4つに均等に分割された描画可能領域を示す図の一例である。
移動後の各グループ1~4の描画データを示す図の一例である。
グループ2がグループ1の隣まで左方向にw1だけ移動された描画可能領域を示す図の一例である。
電子黒板が一覧表示した描画データ全体を示す図の一例である。
会議サーバが4つの拠点の描画データを一覧表示する処理を説明するシーケンス図の一例である。
バーチャル会議システムのシステム構成図の一例である。
VRゴーグルのハードウェア構成図の一例である。
VR用操作コントローラ11のハードウェア構成図の一例である。
会議サーバと電子黒板の機能をブロックに分けて説明する機能ブロック図の一例である。
バーチャル会議サーバ、ノートPC、VRゴーグル、及び、VR用操作コントローラの機能をブロックに分けて説明する機能ブロック図の一例である。
任意の端末装置が表示する会議予約画面を示す図の一例である。
バーチャル会議サービスのバーチャルルームにおける仮想ホワイトボードを示す図の一例である。
ユーザDのVRゴーグルに表示されるバーチャル会議スペースの表示例を示す図である。
VR用操作コントローラを使用した描画データを表示する仮想ホワイトボードを示す図の一例である。
電子黒板が描画した描画データを含めた、会議サーバの描画可能領域における描画データを示す図の一例である。
VR用操作コントローラで描画された描画データのグループ1と、電子黒板に描画された描画データのグループ2を示す図の一例である。
VR用操作コントローラによる描画データの描画と、電子黒板における描画データの描画の処理を説明するシーケンス図の一例である。
VR用操作コントローラによる描画データの描画と、電子黒板における描画データの描画の処理を説明するシーケンス図の一例である。
遠隔会議システムのシステム構成図の一例である。
会議サーバの機能ブロック図の一例である。
ホワイトボードの各ページに描画された描画データを示す図の一例である。
メニューバーの一例を示す図である。
グループ化された各ページの描画データを示す図の一例である。
各グループ内から切り出された文字を説明する図である。
拡大又は縮小後の描画データを示す図の一例である。
統合領域に書き込まれたページ1~4の描画データを示す図の一例である。
4分割された統合領域を示す図の一例である。
グループ3が下方に移動された状態の統合領域を示す図の一例である。
会議サーバが複数のページの描画データを電子黒板2A、2Bに一覧表示に表示させる処理を説明するシーケンス図の一例である(その1)。
会議サーバが複数のページの描画データを電子黒板2A、2Bに一覧表示に表示させる処理を説明するシーケンス図の一例である(その2)。
会議サーバが複数のページの描画データを電子黒板2A、2Bに一覧表示に表示させる処理を説明するシーケンス図の一例である(その3)。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、遠隔会議システム及び遠隔会議システムが行う情報表示方法について図面を参照しながら説明する。
【0010】
[第1実施形態]
<複数の拠点で表示された表示内容の確認に関する補足>
電子黒板等の機器は、1画面の表示領域を1ページとし、表示領域に空きスペースがなくなると、ユーザがページを切替えて新たなページに手書きする。この場合、最初のページと追加したページを両方同時に表示しようとする方法として、各ページが1画面内に収まるように縮小して並べて表示するという表示方法がある。また、このような操作が非常に面倒な場合もあった。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
撮像装置
9日前
キヤノン株式会社
通信装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
電気興業株式会社
無線中継器
16日前
ヤマハ株式会社
信号処理装置
9日前
個人
補聴器のイヤピース耳穴挿入具
1か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
キヤノン株式会社
通信システム
24日前
株式会社ヴィーネックス
カメラ
1か月前
キヤノン株式会社
撮影システム
1か月前
リオン株式会社
電気機械変換器
1か月前
キヤノン株式会社
画像表示装置
29日前
シャープ株式会社
電子機器
1か月前
株式会社クーネル
音響装置
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
エルメック株式会社
信号伝送回路
26日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
25日前
株式会社国際電気
無線通信システム
1か月前
個人
外部ヘッダ変換通信装置および通信網
9日前
シャープ株式会社
画像読取装置
1か月前
キヤノン株式会社
移動体
23日前
アルプスアルパイン株式会社
音響装置
17日前
あけび動作の学校株式会社
端末保持具
26日前
アルプスアルパイン株式会社
音響装置
1か月前
株式会社ダイフク
搬送設備
11日前
株式会社JVCケンウッド
音響システム
2日前
アイホン株式会社
インターホンシステム
16日前
株式会社ダイフク
搬送設備
11日前
アイホン株式会社
インターホンシステム
16日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
9日前
アイホン株式会社
インターホンシステム
16日前
キヤノン株式会社
撮像装置
19日前
キヤノン株式会社
撮像装置
11日前
キヤノン株式会社
測距装置
3日前
日本放送協会
良撮影位置推定装置
19日前
17LIVE株式会社
サーバおよび方法
10日前
続きを見る
他の特許を見る