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公開番号2025089618
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204344
出願日2023-12-04
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 23/745 20230101AFI20250609BHJP(電気通信技術)
要約【課題】電子シャッターを有しつつフリッカ縞を低減可能な撮像装置を提供すること。
【解決手段】撮像装置は、被写体像を光電変換する複数の画素と、複数の画素のそれぞれの露光を制御する制御部と、を有し、複数の画素の露光開始時刻と露光終了時刻は、行方向及び列方向で少なくとも一部が異なり、複数の画素の露光時間は、等しい。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
被写体像を光電変換する複数の画素と、
前記複数の画素のそれぞれの露光を制御する制御部と、を有し、
前記複数の画素の露光開始時刻と露光終了時刻は、行方向及び列方向で少なくとも一部が異なり、
前記複数の画素の露光時間は、等しいことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
垂直走査方向に対向する方向に沿って配置された画素の露光開始時刻と露光終了時刻は、異なることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
出力される画像の1つの画素に対応する領域の露光開始時刻と露光終了時刻は、前記列方向で異なることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記複数の画素のそれぞれには、同じ種類の信号を伝える複数の信号線が接続されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記複数の画素のそれぞれには、異なる種類の信号を伝える信号線が接続されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記露光開始時刻と前記露光終了時刻が同じである複数の画素の露光時間は、列間で行方向又は列方向でずれていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記行方向及び前記列方向の前記露光開始時刻と前記露光終了時刻のずれ量は、規則的でないことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記行方向又は前記列方向において前記露光開始時刻と前記露光終了時刻が異なる読み出し方法と、前記行方向又は前記列方向において前記露光開始時刻と前記露光終了時刻が同時である読み出し方法とを切り替え可能であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、デジタルサイネージやLED等の従来よりも高周波なフリッカを生じる光源が用いられているが、このような光源は周波数の高さや明滅の立ち上がりが急峻であるため、撮像画像に多数の明瞭なフリッカによる縞(フリッカ縞)が記録される場合がある。
【0003】
また、撮像素子の駆動を利用する電子シャッターはメカシャッター比べてシャッター効率が高いため、電子シャッターを用いて取得した画像はメカシャッターを用いて取得した画像に比べてフリッカ縞は明瞭に記録され、違和感のある画像となる。
【0004】
特許文献1には、画像からフリッカ周波数を求め、シャッター速度をフリッカ周波数の整数倍とすることでフリッカ縞を軽減する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-98416号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の方法では、シャッター速度を自在に選択できず、またフリッカ発生範囲が狭い場合にフリッカを検出することは困難である。
【0007】
本発明は、電子シャッターを有しつつフリッカ縞を低減可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面としての撮像装置は、被写体像を光電変換する複数の画素と、複数の画素のそれぞれの露光を制御する制御部と、を有し、複数の画素の露光開始時刻と露光終了時刻は、行方向及び列方向で少なくとも一部が異なり、複数の画素の露光時間は、等しいことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、電子シャッターを有しつつフリッカ縞を低減可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施例の電子シャッターにより明滅する被写体像の一例の説明図である。
第1実施例の電子シャッターにより明滅する被写体像の他の例の説明図である。
第1実施例の撮像装置のブロック図である。
第1実施例の撮像素子の画素と周辺回路のブロック図である。
第1実施例の撮像素子の画素の回路図である。
第1実施例の撮像素子の画素の読み出しモードを表すタイミングチャートである。
第2実施例の撮像素子の画素と周辺回路のブロック図である。
第2実施例の撮像素子の画素の回路図である。
第2実施例の撮像素子の画素の読み出しモードを表すタイミングチャートである。
第2実施例の電子シャッターにより明滅する被写体像の説明図である。
第2実施例の電子シャッターにより明滅する被写体像の説明図である。
従来例の電子シャッターによる明滅する被写体像の説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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