TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025103972
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221755
出願日2023-12-27
発明の名称シート搬送装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B65H 5/06 20060101AFI20250702BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】装置の小型化、装置の低コスト化を図ることができるシート搬送装置を提供する。
【解決手段】駆動ローラ17aとの当接圧が所定の当接圧となるよう従動ローラ17bを押圧する押圧機構たる加圧機構80は、ガイド部材たる搬送ガイド90に設けられている。搬送ガイド90は、従動ローラ17bを支持する支持軸42に回動可能に支持され、搬送ガイド90の回動の中心が、従動ローラ17bの回動の中心と同軸上に位置している。搬送ガイド90は、回動時に加圧機構80の従動ローラ17bの押圧方向と直交する方向にスライドして、従動ローラ17bを駆動ローラ17aに対して相対的に上記押圧方向と直交する方向へ移動させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
回転駆動する駆動ローラと、
前記駆動ローラに従動回転する従動ローラと、
シート搬送路を移動するシートをガイドするガイド位置と前記シート搬送路を開放する開放位置との間を回動可能なガイド部材と、
前記駆動ローラとの当接圧が所定の当接圧となるよう前記従動ローラを押圧する押圧機構とを備え、
前記駆動ローラと前記従動ローラとによりシートを搬送するシート搬送装置において、
前記押圧機構は、前記ガイド部材に設けられ、
前記ガイド部材の回動中心が、前記従動ローラの回動中心と同軸上に位置し、
前記従動ローラが、前記ガイド部材の回動に連動し、前記押圧機構による前記従動ローラの押圧方向と直交する方向に前記駆動ローラに対して相対移動することを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記押圧機構の前記従動ローラを押圧する押圧部は、前記押圧方向に対して直交する方向に前記従動ローラを位置決めしており、
前記ガイド部材は、前記ガイド部材を回動自在に支持する支持部に対して、前記押圧方向に対して直交する方向に所定範囲でスライド可能に構成されていることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項3】
請求項2に記載のシート搬送装置において、
前記ガイド部材には、前記支持部に支持される支持孔を有し、
前記支持孔は、前記押圧方向に対して直交する方向に長い長孔形状であることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項4】
請求項2に記載のシート搬送装置において、
前記ガイド部材が前記ガイド位置に位置するときに、前記ガイド部材をスライド不能に位置決めする位置決め手段を有することを特徴とするシート搬送装置。
【請求項5】
請求項2に記載のシート搬送装置において、
前記ガイド部材の回動時に、前記ガイド部材を前記支持部に対してスライドさせるスライド手段を有することを特徴とするシート搬送装置。
【請求項6】
請求項5に記載のシート搬送装置において、
前記スライド手段は、前記ガイド部材に設けられたカム部であり、
前記カム部は、前記ガイド部材が前記ガイド位置に位置するときは、本体構造体の前記カム部が当接するカム当接部から離間しており、前記ガイド部材の回動時に前記カム部が前記カム当接部に当接して前記ガイド部材を前記支持部に対してスライドさせることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項7】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記押圧機構は、前記ガイド部材に回動自在に支持され、少なくとも前記押圧方向に対して直交する方向に前記従動ローラを位置決めし、前記従動ローラを押圧する押圧部を有するホルダと、前記ホルダをシート搬送方向に付勢する付勢手段とを有し、
前記付勢手段は、前記押圧方向に対して直交する方向に前記ホルダを付勢することを特徴とするシート搬送装置。
【請求項8】
請求項7に記載のシート搬送装置において、
前記ガイド部材が前記開放位置に位置するとき、前記従動ローラは、前記駆動ローラから離間しており、
前記ガイド部材が前記開放位置に位置するときに前記ホルダの回動を規制する規制部を有することを特徴とするシート搬送装置。
【請求項9】
請求項8に記載のシート搬送装置において、
前記規制部は、前記従動ローラを貫通する貫通軸であることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項10】
請求項9に記載のシート搬送装置において、
前記従動ローラを前記駆動ローラに当接させて形成した搬送ニップよりもシート搬送方向上流側で前記シートの先端が当接する当接部を有し、前記シートの斜行を補正しながら回転する回転部材を備え、
前記貫通軸は、前記回転部材が固定された回転軸であることを特徴とするシート搬送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート搬送装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、回転駆動する駆動ローラと、駆動ローラに従動回転する従動ローラと、シート搬送路を移動するシートをガイドするガイド位置とシート搬送路を開放する開放位置との間を回動可能なガイド部材と、駆動ローラとの当接圧が所定の当接圧となるよう従動ローラを押圧する押圧機構とを備え、駆動ローラと従動ローラとによりシートを搬送するシート搬送装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、上記シート搬送装置として、従動ローラを保持したガイド部材を、ロック機構によってガイド位置でロックするものが記載されている。ロック機構によってガイド部材をガイド位置にロックすることで、従動ローラが所定の加圧力で駆動ローラに当接する。ロック機構を解除して、ガイド部材をガイド位置から開放位置へ回動させると、ガイド部材に保持された従動ローラが駆動ローラから離間する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、部品点数が多く、大型化、高コスト化する課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、回転駆動する駆動ローラと、前記駆動ローラに従動回転する従動ローラと、シート搬送路を移動するシートをガイドするガイド位置と前記シート搬送路を開放する開放位置との間を回動可能なガイド部材と、前記駆動ローラとの当接圧が所定の当接圧となるよう前記従動ローラを押圧する押圧機構とを備え、前記駆動ローラと前記従動ローラとによりシートを搬送するシート搬送装置において、前記押圧機構は、前記ガイド部材に設けられ、前記ガイド部材の回動中心が、前記従動ローラの回動中心と同軸上に位置し、前記従動ローラが、前記ガイド部材の回動に連動し、前記押圧機構による前記従動ローラの押圧方向と直交する方向に前記駆動ローラに対して相対移動することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、装置の小型化、装置の低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係るプリンタを示す概略構成図。
プロセスカートリッジを画像形成装置の本体から取り出した様子を示す図。
シート搬送装置のレジストローラ対の周囲を示す斜視図。
レジストローラ対の周囲を上から見た上面図。
図4のA-A断面図。
図4のB-B断面図。
画像形成装置の搬送ガイドの周辺を示す概略図。
搬送ガイドを、シート搬送路を開放する開放位置にさせた様子を示す斜視図。
図8のC-C断面図。
図8のD-D断面図。
変形例1のシート搬送装置の斜視図。
変形例1のシート搬送装置の平面図。
(a)は、搬送ガイドが、ガイド位置に位置した状態の図12のF-F断面図であり、(b)は、搬送ガイド90が、開放位置に位置した状態の図12のF-F断面図。
変形例2のシート搬送装置の斜視図。
変形例2のシート搬送装置の平面図。
搬送ガイドが、開放位置に位置した状態の図15のG-G断面図。
変形例3のシート搬送装置の斜視図。
変形例3のシート搬送装置の平面図。
図17の丸で囲んだ部分Iの拡大図。
(a)は、搬送ガイドが、ガイド位置に位置した状態の図18のH-H断面図であり、(b)は、搬送ガイドが、開放位置に位置した状態の図18のH-H断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0009】
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式で画像を形成する電子写真プリンタ(以下、単にプリンタという)について説明する。
図1は、実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。
図1に示すプリンタは、モノクロプリンタである。その装置本体100には、着脱ユニットとしてのプロセスカートリッジ1が着脱可能に装着されている。プロセスカートリッジ1は、表面に画像を担持する像担持体としての感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3とを備えている。また、プロセスカートリッジは、感光体2上の潜像を可視画像化する現像手段としての現像装置4、感光体2の表面をクリーニングするクリーニング手段としてのクリーニングブレード5等も備える。また、感光体2の周囲には表面を露光する露光手段としてのLEDヘッドアレイ6が配設されている。
【0010】
また、プロセスカートリッジ1には、現像剤収容器としてのトナーカートリッジ22が着脱可能に設けられている。トナーカートリッジ22は、現像装置4へ補給する現像剤であるトナーを収容する現像剤収容部8を有する。さらに、本実施形態のトナーカートリッジ22は、クリーニングブレード5で除去されたトナー(廃トナー)を回収する現像剤回収部9も一体的に有している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社リコー
インクセット
21日前
株式会社リコー
画像形成装置
1日前
株式会社リコー
画像形成装置
2日前
株式会社リコー
多関節ロボット
7日前
株式会社リコー
システムおよび方法
3日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
16日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
2日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報表示方法
10日前
株式会社リコー
画像読取装置及び画像形成装置
1日前
株式会社リコー
シート搬送装置及び画像形成装置
1日前
株式会社リコー
画像処理装置、および画像処理方法
1日前
株式会社リコー
シート処理装置及び画像形成システム
15日前
株式会社リコー
トナー搬送装置、及び、画像形成装置
14日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
10日前
株式会社リコー
後処理装置、及び、画像形成システム
2日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
今日
株式会社リコー
画像形成装置、方法およびプログラム
7日前
株式会社リコー
後処理装置、及び、画像形成システム
7日前
株式会社リコー
造形方法、造形システム及びプログラム
9日前
株式会社リコー
測距システム、測距方法およびプログラム
7日前
株式会社リコー
圧切替機構、画像形成装置及び圧切替方法
3日前
株式会社リコー
画像処理装置、画像処理方法、プログラム
9日前
株式会社リコー
投光装置、投受光装置および測距システム
21日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
21日前
株式会社リコー
電子機器、システム、画像形成装置、異常検出方法
3日前
株式会社リコー
情報処理装置、開発支援システムおよびプログラム
1日前
株式会社リコー
読取装置、画像処理装置、読取方法およびプログラム
16日前
株式会社リコー
読取装置、画像処理装置、読取方法およびプログラム
16日前
株式会社リコー
読取装置、画像処理装置、読取方法およびプログラム
14日前
株式会社リコー
情報処理装置、通信システム、情報処理方法及びプログラム
14日前
株式会社リコー
画像形成装置、画像定着装置、情報処理方法、及びプログラム
14日前
株式会社リコー
クリーニング装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
7日前
株式会社リコー
情報処理システム、画像処理装置、情報処理方法及びプログラム
10日前
株式会社リコー
液体塗布装置、液体塗布システム、液体塗布方法およびプログラム
今日
株式会社リコー
位置決め調整機構、位置決め調整システム、及び充電ステーション
14日前
続きを見る