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公開番号2025096940
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-30
出願番号2023212947
出願日2023-12-18
発明の名称加熱装置、定着装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20250623BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】付勢部材の組み付け状態を容易に確認できるようにする。
【解決手段】加熱装置20は、第一の回転体21と、第一の回転体21の外周面に接触してニップ部Nを形成する第二の回転体22と、第一の回転体21を加熱する加熱源23と、加熱源23の温度を検知する温度センサ26と、温度センサ26を加熱源23の方向へ付勢する付勢部材30と、付勢部材30の温度センサ26の側の端部30aとは反対側の端部30bを受ける受け部材25と、を備え、受け部材25は付勢部材30の周囲を覆い、付勢部材30は受け部材25の外側へ露出しないように配置され、受け部材25は、付勢部材30の端部30bと接触する接触面に、受け部材25の内側と外側とを連通する孔部25aを有し、孔部25aから、接触面上の受け部材25の長手方向及び長手方向とは交差する方向における付勢部材30の位置を目視で確認可能である。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第一の回転体と、
前記第一の回転体の外周面に接触してニップ部を形成する第二の回転体と、
前記第一の回転体及び前記第二の回転体の少なくとも一方を加熱する加熱源と、
前記加熱源の温度を検知する温度センサと、
前記温度センサを前記加熱源の方向へ付勢する付勢部材と、
前記付勢部材の前記温度センサの側の端部とは反対側の端部を受ける受け部材と、
を備え、
前記受け部材は前記付勢部材の周囲を覆い、
前記付勢部材は前記受け部材の外側へ露出しないように配置され、
前記受け部材は、前記付勢部材の端部と接触する接触面に、前記受け部材の内側と外側とを連通する孔部を有し、
前記孔部から、前記接触面上の前記受け部材の長手方向及び前記長手方向とは交差する方向における前記付勢部材の位置を目視で確認可能であることを特徴とする加熱装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記受け部材は、前記付勢部材の端部と接触する面における前記付勢部材の端部と対向する位置、又は、前記付勢部材の端部と接触する面における前記付勢部材の端部よりも内径側に、前記孔部を有する請求項1に記載の加熱装置。
【請求項3】
前記付勢部材は、コイルばねである請求項1に記載の加熱装置。
【請求項4】
前記孔部の幅は、前記付勢部材の端部の幅よりも小さい請求項1に記載の加熱装置。
【請求項5】
前記孔部は、1つの前記付勢部材の端部と対向する位置に複数設けられる請求項1に記載の加熱装置。
【請求項6】
複数の前記孔部は、前記受け部材の長手方向へ並ぶように設けられる請求項5に記載の加熱装置。
【請求項7】
隣り合う前記孔部の一方の縁から他方の縁までの距離は、前記付勢部材の端部の幅よりも小さい請求項5に記載の加熱装置。
【請求項8】
前記付勢部材の端部を受ける前記受け部材の面は、平面である請求項1に記載の加熱装置。
【請求項9】
前記受け部材は、屈曲部を有し、
前記屈曲部から前記孔部までの距離をLとし、前記受け部材の厚さをTとすると、
L及びTは、L>1/2Tの関係を満たす請求項1に記載の加熱装置。
【請求項10】
前記受け部材は、前記接触面を有する壁部と、前記壁部の互いに反対側の端部に設けられる2つの屈曲部とを有し、
前記孔部は、前記壁部に設けられ、前記屈曲部には設けられていない請求項1に記載の加熱装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱装置、定着装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
複写機、プリンタなどの画像形成装置に搭載される加熱装置の一例として、シートを加熱して画像をシートに定着させる定着装置が知られている。
【0003】
一般的に、定着装置は、互いに接触してニップ部を形成する一対の回転体、一対の回転体の少なくとも一方を加熱するヒータなどを備えている。ヒータによって回転体の一方又は両方が所定の温度に加熱された状態で、回転体同士の間(ニップ部)にシートが進入すると、シート上の未定着画像が加熱及び加圧され、未定着画像がシートに定着される。また、定着装置においては、ヒータの温度を適切に維持したり、過剰な温度上昇を防止したりする目的で、ヒータ又は回転体の温度を検知するサーミスタ又はサーモスタットなどの温度センサが設けられている。
【0004】
例えば、特許文献1(特開2018-112669号公報)においては、温度センサの位置決めを容易かつ精度良く行うために、付勢部材によって温度センサを位置決め板金に付勢する構成が開示されている。
【0005】
ところで、温度センサを付勢する付勢部材が組み付けられる際、組みつけミスなどによって、付勢部材が温度センサに対して傾いた状態で組み付けられたり、付勢部材が所定の位置からずれた状態で組み付けられたりすることがある。付勢部材が正しい姿勢又は正しい位置に組み付けられていないと、付勢部材の所望の機能が得られない虞がある。そのため、製造工程などにおいて、付勢部材の組み付け状態を確認することが求められる。
【0006】
しかしながら、付勢部材が組み付けられた状態で、他の部材によって付勢部材の周囲が覆われてしまう構成においては、外部から付勢部材を目視することができない又は目視しにくいため、付勢部材の姿勢及び位置の良否ほか、付勢部材の有無を含む組み付け状態を容易に確認することができなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明は、付勢部材の組み付け状態を容易に確認できるようにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明に係る加熱装置は、第一の回転体と、前記第一の回転体の外周面に接触してニップ部を形成する第二の回転体と、前記第一の回転体及び前記第二の回転体の少なくとも一方を加熱する加熱源と、前記加熱源の温度を検知する温度センサと、前記温度センサを前記加熱源の方向へ付勢する付勢部材と、前記付勢部材の前記温度センサの側の端部とは反対側の端部を受ける受け部材と、を備え、前記受け部材は前記付勢部材の周囲を覆い、前記付勢部材は前記受け部材の外側へ露出しないように配置され、前記受け部材は、前記付勢部材の端部と接触する接触面に、前記受け部材の内側と外側とを連通する孔部を有し、前記孔部から、前記接触面上の前記受け部材の長手方向及び前記長手方向とは交差する方向における前記付勢部材の位置を目視で確認可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、付勢部材の組み付け状態を容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
本発明の第1実施形態に係る定着装置の基本構成を示す図である。
本発明の第1実施形態に係るヒータの平面図である。
本発明の第1実施形態に係るヒータの温度制御機構の構成を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る定着装置の特徴部分の構成を示す図である。
本発明の第1実施形態に係るステーの孔部をステーの外側から見た図である。
本発明の第1実施形態において、コイルばねが正しい位置からずれた状態を示す図である。
ステーが、ヒータホルダの係合部を基点に回転させて組み付けられる例を示す図である。
本発明の第1実施形態において、ステーの屈曲部から孔部までの距離を示す図である。
本発明の第2実施形態に係るステーの孔部をステーの外側から見た図である。
本発明の第3実施形態に係るステーの孔部をステーの外側から見た図である。
本発明の第4実施形態に係るステーの孔部をステーの外側から見た図である。
本発明の第5実施形態に係るステーの孔部をステーの外側から見た図である。
本発明の第6実施形態に係るステーの孔部をステーの外側から見た図である。
本発明の第7実施形態に係る定着装置の構成を示す図である。
本発明の第8実施形態に係る定着装置の構成を示す図である。
本発明を適用可能な別の定着装置の構成を示す図である。
本発明を適用可能なさらに別の定着装置の構成を示す図である。
本発明を適用可能なさらに別の定着装置の構成を示す図である。
比較例に係る定着装置の構成を示す図である。
比較例において、コイルばねが傾いた状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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