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公開番号
2025106129
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-11
出願番号
2025075530,2024121891
出願日
2025-04-30,2022-11-28
発明の名称
情報処理装置、印刷システム、印刷方法及びプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250704BHJP(計算;計数)
要約
【課題】印刷装置の環境情報と印刷媒体の環境条件に応じて印刷装置の動作を制御することによって、より効率的な印刷を実行する。
【解決手段】情報処理装置が、印刷装置が設置されている空間の周辺環境を示す環境情報が、使用する印刷媒体の種類ごとの印刷の実行に適した環境条件を示す環境条件情報を満たすか否かを判定する環境判定部と、前記環境情報が前記環境条件情報を満たすとき、前記印刷装置に印刷ジョブを送信する印刷制御部と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷装置が設置されている空間の周辺環境を示す環境情報が、使用する印刷媒体の種類ごとの印刷の実行に適した環境条件を示す環境条件情報を満たすか否かを判定する環境判定部と、
前記環境情報が前記環境条件情報を満たすとき、前記印刷装置に印刷ジョブを送信する印刷制御部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記環境情報が前記環境条件情報を満たさないとき、設備機器に前記環境条件を目標として前記周辺環境の調整を指示する調整指示部をさらに備える、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記調整指示部は、前記印刷ジョブの開始時刻に基づいて、前記設備機器に前記環境条件を目標として前記周辺環境の調整を指示する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記印刷制御部は、前記環境情報が前記環境条件情報を満たさず、かつ、現在時刻が前記印刷ジョブの開始時刻を経過したとき、前記印刷装置に前記印刷ジョブを送信する、
請求項1から3のいずれかに記載の情報処理装置。
【請求項5】
印刷装置、情報処理端末及び情報処理装置がネットワークを介して通信可能な印刷システムであって、
前記情報処理端末は、
使用する印刷媒体の種類を含む印刷ジョブの実行指示を前記情報処理装置に送信する印刷指示部を備え、
前記情報処理装置は、
前記実行指示を前記情報処理端末から受信する受付部と、
前記印刷装置が設置されている空間の周辺環境を示す環境情報が、前記印刷媒体の種類ごとの印刷の実行に適した環境条件を示す環境条件情報を満たすか否かを判定する環境判定部と、
前記環境情報が前記環境条件情報を満たすとき、前記印刷装置に前記印刷ジョブを送信する印刷制御部と、
を備える印刷システム。
【請求項6】
コンピュータが、
印刷装置が設置されている空間の周辺環境を示す環境情報が、使用する印刷媒体の種類ごとの印刷の実行に適した環境条件を示す環境条件情報を満たすか否かを判定する手順と、
前記環境情報が前記環境条件情報を満たすとき、前記印刷装置に印刷ジョブを送信する手順と、
を実行する印刷方法。
【請求項7】
コンピュータに、
印刷装置が設置されている空間の周辺環境を示す環境情報が、使用する印刷媒体の種類ごとの印刷の実行に適した環境条件を示す環境条件情報を満たすか否かを判定する手順と、
前記環境情報が前記環境条件情報を満たすとき、前記印刷装置に印刷ジョブを送信する手順と、
を実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、印刷システム、印刷方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば印刷工場等では、大型かつ高速の印刷装置を使用し、大量の印刷が行われている。印刷用紙は、温度又は湿度等の周辺環境に影響を受けるものがあり、使用する環境が不適であると紙詰まり等の不具合が発生することがある。
【0003】
このような印刷工場等では、定められた納期や印刷工程の次工程等に遅滞等の影響が生じないように印刷処理を完了させる必要がある。
【0004】
そのため、印刷工場等における従業員等のオペレータは、例えば、印刷に相応の時間を要する大量の印刷処理の場合など、空き時間や休憩時間等オペレータの不在時間のほか、夜間や休日等の就業時間外等の時間を利用して実行することがある。この場合、オペレータは不在時間前あるいは就業時間終了前に必要となる印刷用紙及びトナーなどの記録材を印刷装置にセットし、印刷を開始することによって、印刷装置に戻った際あるいは翌営業日には印刷が完了した状態となるように対応する。
【0005】
一方、印刷にはさまざまな媒体(印刷用紙等)が使用されるが、印刷用紙等は、温度又は湿度等の周辺環境に影響を受ける特性があり、使用する環境が不適であると紙詰まり等の不具合が発生することがある。
【0006】
そのため、印刷工場等では、紙詰まり等の不具合を未然に回避するために、経験豊富なオペレータ等が、その経験に基づいて使用する印刷用紙等に適するように温度又は湿度を調整することが行われている。なぜならば、上述のようにさまざまな時間帯での印刷を実行する際に、紙詰まり等の不具合によって予定していた印刷処理が完了せず納期や次工程等に遅滞等の影響が生じるリスクを低減するためである。
【0007】
更に、印刷機が設置されたエリアの温度又は湿度は、そのエリアに設置された空調設備の温度又は湿度の設定を変更しても、すぐに変わるものではない。このため、オペレータは、使用する印刷用紙等に適するような温度又は湿度になるまで、印刷指示をせずに待機をする必要があり、時間を有効活用できなかった。
【0008】
以上のとおり、印刷工場等では、紙詰まり等の不具合を未然に回避しつつ、オペレータ等がさまざまな時間を有効活用した印刷処理等を行う上で、オペレータ等の経験に依存しているという面がある。このような制御を経験の少ないオペレータでも実行できるようにするための自働化を進めることが期待されている。
【0009】
例えば、特許文献1には、印刷装置内部の温度に応じて印刷を制御する印刷装置が開示されている。特許文献1に開示された印刷装置は、装置内温度が特殊用紙の印刷に適した温度かどうかをチェックし、装置内温度が特殊用紙の印刷に適した温度の場合には特殊用紙への印刷を実行する一方、適していない温度の場合には印刷を中止する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、従来技術では、例えば、印刷に要する時間が長時間に及ぶ場合など、印刷装置の周辺環境が変化し、紙詰まり等の不具合により印刷が途中で停止してしまうと、オペレータが即時に対応することができずに再度印刷をやり直す等の対応が必要となり得ることから、かえって非効率となってしまうことが考えられる。
(【0011】以降は省略されています)
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