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公開番号
2025099347
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215948
出願日
2023-12-21
発明の名称
RFIDタグ
出願人
大王製紙株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06K
19/077 20060101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約
【課題】タグサイズを小型化しても通信性能の低下を抑制でき、汎用性を向上できるRFIDタグを提供する。
【解決手段】RFIDタグ1において、ICチップ21から一対の矩形状導体23A、23Bのタグ長手方向の両端部までの第1距離L1と、ICチップ21から一対の第1短冊部232A、232Cの先端までの第2距離L2と、ICチップ21から一対の第2短冊部232B、232Dの先端までの第3距離L3と、が異なる長さで形成される。第1距離L1、第2距離L2、及び第3距離L3のうちの少なくとも一つがRFIDタグ1の使用周波数の波長の1/4の倍数の電気長となるよう設定され、残りがRFIDタグ1の使用周波数の波長の1/4の倍数の電気長とは異なる電気長となるよう設定される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
RFIDタグであって、
識別情報が記録されるICチップと、
環状に形成され、前記ICチップに接続されるループ状導体と、
前記ループ状導体から第1の方向の両側に延在し、矩形状に形成される一対の矩形状導体と、
前記一対の矩形状導体のそれぞれにおいて、前記第1の方向に直交する第2の方向の一方から前記矩形状導体より前記第2の方向の外側へ突出する一対の第1突出部と、
前記一対の矩形状導体のそれぞれにおいて、前記第2の方向の他方から前記矩形状導体より前記第2の方向の外側へ突出する一対の第2突出部と、
前記一対の第1突出部から前記第1の方向の中央側へ前記第1の方向に沿ってそれぞれ突出して設けられ、短冊状に形成される一対の第1短冊部と、
前記一対の第2突出部から前記第1の方向の中央側へ前記第1の方向に沿ってそれぞれ突出して設けられ、短冊状に形成される一対の第2短冊部と、
を備え、
前記ICチップから前記一対の矩形状導体の前記第1の方向の両端部までの第1距離と、前記ICチップから前記一対
の第1短冊部の先端までの第2距離と、前記ICチップから前記一対の第2短冊部の先端までの第3距離と、が異なる長さで形成され、
前記第1距離、前記第2距離、及び前記第3距離のうちの少なくとも一つが当該RFIDタグの使用周波数の波長の1/4の倍数の電気長となるよう設定され、
前記第1距離、前記第2距離、及び前記第3距離のうちの残りが当該RFIDタグの使用周波数の波長の1/4の倍数の電気長とは異なる電気長となるよう設定される、
RFIDタグ。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記ICチップは前記第1の方向の中央に配置され、かつ、前記第2の方向の中央から一方にずれて配置され、
前記一対の第1短冊部と前記一対の第2短冊部の前記第1の方向の長さは同一である、
請求項1に記載のRFIDタグ。
【請求項3】
前記ICチップは前記第1の方向及び前記第2の方向の中央に配置され、
前記一対の第1短冊部と前記一対の第2短冊部は、前記第1の方向の長さが異なるよう形成される、
請求項1に記載のRFIDタグ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、RFIDタグに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
管理対象の物品にRFID(Radio Frequency Identificadon)タグを貼付し、当該物品に関する情報についてタグとの間で読み書きを行うことにより高精度かつ簡易に物品の管理を行う手法が知られている。
【0003】
例えば特許文献1には、製本時に表紙などにRFIDタグを貼付して本の管理に利用する構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-326474
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、物品の管理にRFIDタグを適用する場合には、汎用性を向上できるためにタグサイズを小型化できるのが望ましい。ただし、タグサイズを小型化すると、相対的にインレイのサイズも小さくなる。これにより、タグの通信性能が低下する場合がある。
【0006】
本開示は、タグサイズを小型化しても通信性能の低下を抑制でき、汎用性を向上できるRFIDタグを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態の一観点に係るRFIDタグは、識別情報が記録されるICチップと、環状に形成され、前記ICチップに接続されるループ状導体と、前記ループ状導体から第1の方向の両側に延在し、矩形状に形成される一対の矩形状導体と、前記一対の矩形状導体のそれぞれにおいて、前記第1の方向に直交する第2の方向の一方から前記矩形状導体より前記第2の方向の外側へ突出する一対の第1突出部と、前記一対の矩形状導体のそれぞれにおいて、前記第2の方向の他方から前記矩形状導体より前記第2の方向の外側へ突出する一対の第2突出部と、前記一対の第1突出部から前記第1の方向の中央側へ前記第1の方向に沿ってそれぞれ突出して設けられ、短冊状に形成される一対の第1短冊部と、前記一対の第2突出部から前記第1の方向の中央側へ前記第1の方向に沿ってそれぞれ突出して設けられ、短冊状に形成される一対の第2短冊部と、を備え、前記ICチップから前記一対の矩形状導体の前記第1の方向の両端部までの第1距離と、前記ICチップから前記一対の第1短冊部の先端までの第2距離と、前記ICチップから前記一対の第2短冊部の先端までの第3距離と、が異なる長さで形成され、前記第1距離、前記第2距離、及び前記第3距離のうちの少なくとも一つが当該RFIDタグの使用周波数の波長の1/4の倍数の電気長となるよう設定され、前記第1距離、前記第2距離、及び前記第3距離のうちの残りが当該RFIDタグの使用周波数の波長の1/4の倍数の電気長とは異なる電気長となるよう設定される。
【0008】
この態様によれば、上述のようなインレイのアンテナパターンを備えることによって、長さの異なる複数の電流経路を形成できる。これにより、使用周波数のバリエーションを増やすことが可能となるので、タグサイズを小型化しても通信性能の低下を抑制でき、汎用性を向上できる。
【0009】
本発明の実施形態の他の観点に係るRFIDタグでは、前記ICチップは前記第1の方向の中央に配置され、かつ、前記第2の方向の中央から一方にずれて配置され、前記一対の第1短冊部と前記一対の第2短冊部の前記第1の方向の長さは同一である構成でもよい。
【0010】
この態様によれば、ICチップが第2の方向の中央から一方にずれて配置されるアンテナパターンにおいて、第2距離と第3距離とを確実に異なる長さにできるので、使用周波数のバリエーションを増やすことを確実にできる。
(【0011】以降は省略されています)
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