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公開番号
2025077062
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023188976
出願日
2023-11-04
発明の名称
全アルゴリズム対応型プログラム
出願人
個人
代理人
主分類
G06F
15/82 20060101AFI20250512BHJP(計算;計数)
要約
【課題】
いかなるアルゴリズムでも、プログラムの構造を変更することなく、又は、プログラム自体を追加や削除することなく、1つのプログラムで実現できるようにする。
【解決手段】
アルゴリズムを複数の処理に分割し、各処理は、各処理データに基づいて、処理ごとで、1つの構造化プログラムを、処理データの行単位で実行することと、各処理データは、実行する行の先頭アドレスをデータとして付加することで、可変するデータ構造を連続的に構築することで解決する。
【選択図】 図55
特許請求の範囲
【請求項1】
任意の行数と任意の列数から成る処理データが複数あり、複数ある処理データの中の、さらにその1つの処理データの中の、さらにその1つの行の、複数の処理データに基づいて、マイクロプロセッサ(MPU)又はCPUが目的に応じた処理を実行し、さらに、その次の行に移行して処理を実行し、行が尽きると、先頭行に戻って、処理を実行し続けるプログラムの、処理データで、
その行の処理データ以外に、次の行の先頭アドレスと前の行の先頭アドレスとをその行の処理データに加え、
さらに、1つの行の、処理データのデータ数が可変する場合には、可変する個数データをその行の処理データに加え、
さらにまた、1つの行の、処理を実行する処理内容が繰返し、又は、分岐を必要とする場合には、繰返しデータと、繰返される又は分岐される処理データ分の処理データとを、その行の処理データに加えることを特徴とするデータ構造。
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【請求項2】
請求項1に記載のデータ構造に基づいて、マイクロプロセッサ(MPU)又はCPUに、目的に応じた処理を実行させるプログラムであって、複数の前記処理データは
行ごとに、デバイスデータを比較して結果を汎用ビットのON/OFFの状態を変化させて実行する、入力デバイスデータ処理の、処理データと、
行ごとに、物理的に配置された入力ビットを取り込んだ状態を汎用ビットのON/OFFの状態を変化させて実行する、入力処理の、処理データと、
行ごとに、他の処理から出力された複数の汎用ビットの論理積又は論理和が真になると、汎用ビットのON/OFFに置き換えて実行する、論理処理の、処理データと、
行ごとに、他の処理から出力された汎用ビットに基づいて、汎用ビットのONを移行させることで処理の実行状態を他の行や他の処理の行へ引き渡し、伝達して実行する、順序歩進処理の、処理データと、
行ごとに、マイクロプロセッサ(MPU)又はCPUに備わっている演算機能を規定通りにデバイスデータ又はデバイスビットで演算して実行する、デバイスデータ演算処理の、処理データと、
行ごとに、他の処理から出力された汎用ビットを物理的に配置された出力ビットのON/OFFの状態を変化させて実行する、出力処理の、処理データと、
行ごとに、時間の経過によって汎用ビットのON/OFFの状態を変化させて実行する、計時処理の、処理データとのうち、少なくとも1つの処理データを含み、
上記の処理を実行するためには、処理に必要な選択を、処理データの数値に置き換え、汎用ビットのアドレスを処理データとし、その処理データを複数の修飾レジスタに書き込んで使用することで、その行の処理を実行し、さらに、その次の行に移行して処理を実行し、行が尽きると、先頭行に戻って、処理を実行し続けることを特徴とするプログラム。
【請求項3】
請求項2に記載のプログラムの各処理データを操作するためのインターフェースとしてタッチパネル(TP)又はPCが使用され、請求項2に記載の各処理データと対応する、表示する部分の、表示用メモリ領域がマイクロプロセッサ(MPU)又はCPUに確保されている場合に、前記表示用メモリ領域を使用して、前記処理データの作成、削除、追加、変更を行うインターフェース処理プログラムであって、前記タッチパネル(TP)又は前記PC側のプログラムか、又は、請求項2に記載のプログラムに、さらに含むことを特徴とするインターフェース処理プログラム。
【請求項4】
電源の立ち上がり時、又はリセット時に同定処理を行い、処理状態を初期状態に制御して安定化させる、同定及び初期処理プログラムであって、マイクロプロセッサ(MPU)又はCPUに前記同定及び初期処理プログラムが書込まれる前に唯一無二の物理的な固有データが前記同定及び初期処理プログラムに書込まれており、同定処理時に、前記書込まれたデータと、読み出したマイクロプロセッサ(MPU)又はCPUが持つ唯一無二の物理的な固有データとを比較し、一致しなければ、汎用ビットのON/OFFの状態を変化させて、請求項2に記載した各処理のプログラムに禁止指示を伝達する同定及び初期処理プログラムをさらに含み、
同定及び初期処理プログラムの禁止指示に基づいて、請求項2に記載した各処理の実行を行わないプログラムが各処理のプログラムに組み込まれていることを特徴とする請求項2に記載したプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラムを書き込んで、様々なアルゴリズムに対応するプログラマブルロジックコントローラ(PLC、Programmable Logic Controller)及び、プログラムを書き込んで、様々なアルゴリズムに対応するパーソナルコンピュータ(PC、Personal Computer)などを使用するシステムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、生産工場においては、生産工程を自動化する機器や装置が用いられている。このような機器や装置を電気的に制御する制御装置として、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)が使用され、近年では、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)システムとし、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)、インターフェースとして、タッチパネル(TP、Touch Panel)、外部リンクI/O(I/O、Input/Output)、様々なネットワーク装置、パーソナルコンピュータ(PC)などを様々なケーブルで結び、補間し合いながら、機器や装置が構築され、使用されている。
【0003】
その中の、例えば、プラントを構成する設備において工程の順序変更や設定値の変更に際して容易に制御プログラムを変更することを課題とした特許文献1(特許5335128)が考案されている。また、エンジニアリング作業の容易化および短縮化を図ることを課題とした特許文献2(特許5155228)や、各ユーザープログラムに割り当てられるメモリブロックのサイズを多様に構成し、未使用空間の活用性を改善して柔軟なプログラム修正や追加ができるプログラマブルロジックコントローラ(PLC)プログラム管理装置を提供することを課題とした特許文献3(特許6023266)や、ロボット制御システムにおいて、アプリーケションに適合したプログラムの迅速な作成及び必要に応じた修正を可能にすることを課題とした特許文献4(特願平7-78376)や、ユニットシーケンスを実行する運転スケジューラの設計コスト、作成コストが低く抑えられるようにすることを課題とした特許文献5(特願平14-41125号)なども考案されている。さらに、データ構造に関連するものでは、複数の構成要素から成る識別情報と該識別情報に関連付けられた情報本体から成るデータ構造を有するデータ内を効率良く検索することを目的とする特許文献6(特許4770694)や、階層化ツリーを表すデータ構造で、そのデータ構造は、圧縮コード化技術に対応付けられるコンテントタイプのコンテントなどで、効率よくXML(Extensible Markup Language)ベースの文書を圧縮するなどを目的とした特許文献7(特許4884438)が考案されている。
【0004】
特許文献1(特許5335128)の考案では、動作制御回路、工程制御回路、メイン制御回路、及びプロセス制御回路に分けられているが、動作回路は一般的な自動回路で、工程制御回路はレシピ選択回路や段取り替え回路で、メイン制御回路は初期設定回路で、プロセス制御回路はデータ設定画面制御回路で、古くからある設計方法との違いがあまりない。つまり、液晶や半導体の製造で行われているレシピ制御のプラント版に過ぎない。言い換えれば、自動工程の段取り替えに過ぎず、自由な工程の分散や収束には対応していない。
【0005】
特許文献2(特許5155228)の考案では、形態を予め規定することでテンプレートを作成しているが、規定されていない形態では、従来通りにテンプレートを作成する必要がある。その差で作業の短縮化を図っているだけに過ぎない。名称をテンプレートとするだけで、サブルーチンやファンクションブロックと同じである。この考案も、自由な工程の分散や収束には対応していない。
【0006】
特許文献3(特許6023266)の考案では、連続するメモリを、保存したい大きさのN、2N、4Nなどのブロックサイズにすることで、無駄を低減させているものの、Nと2N間、2Nと4N間などは、依然、従来と同じで、大量の追加が生じると、跨ってしまい、新たなN、2N、4Nを定義する必要があった。また、連続する行自体が可変するものには対応していない。
【0007】
特許文献4(特願平7-78366号)の考案では、プラント制御ではなく、階層構造を利用したロボット制御システムであるが、階層構造でプログラムを選択できたとしても、ロボット制御には、実際の動きに対応した微修正に時間がかかり、その修正が重要であるため、部分的な利点でしかない。また、この考案も、特許文献1や特許文献2と同様に、自由な工程の分散や収束には対応していない。
【0008】
特許文献5(特願平14-41125)の考案では、ほぼプラントの制御であるが、プログラムを、現在のプログラマブルロジックコントローラ(PLC)のユニットを単位にしたユニットシーケンス部と、現在の歩進回路や順序回路を運転スケジューラ部とし、ユニットや運転スケジューラのあり方を記載したパラメータバッファに分割して、作成コストが低く抑えられるようにすることを実現しようとしているが、常時ユニットで監視している処理や、複数のユニットが1つの点でかかわる場合などの処理が複雑になるなどの欠点を有している。
【0009】
特許文献6(特許4770694)の考案では、識別情報とインデックスを構成要素単位で照合することなどで、効率良く検索するものであり、データ構造の検索の速さに主眼が置かれ、プログラム自体の拡張性のためのデータ構造ではない。
【0010】
特許文献7(特許4884438)の考案では、従来の技術の欠点を補償するものであり、XMLベースの文書に対する効率的な圧縮技術、文書のスキップ能力、プログレッシブ構造を提供するものであり、プログラム自体の拡張性のためのデータ構造ではない。
(【0011】以降は省略されています)
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