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公開番号
2025087120
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201554
出願日
2023-11-29
発明の名称
カードの制動構造
出願人
サクサ株式会社
代理人
個人
主分類
G06K
13/063 20060101AFI20250603BHJP(計算;計数)
要約
【課題】カード幅に誤差があってもカード排出時にカードを充分に制動可能なカードの制動構造を提供する。
【解決手段】第1の揺動端部21aがカード挿入路4の中でガイド壁に対して接離する第1のレバー21と、第1のレバー21を付勢する第1のばね部材と、第1のレバー21に揺動自在に支持された第2のレバー23と、第2のレバー23を付勢する第2のばね部材とを備える。第2のレバー23は、カード挿入路4に挿入されたカード2と接触するカード接触面34を有する。第2のレバー23は、カード2をガイド壁8に向けて押圧し、カード接触面34は、カード2の側面2dに面接触によって接触する。
【選択図】 図11
特許請求の範囲
【請求項1】
カード出入口に挿入されたカードが通るカード挿入路に設けられ、前記カードの一方の側面と平行になるように延びるガイド壁と、
前記カード挿入路における前記ガイド壁とは反対側の側部に揺動自在に支持され、揺動端部が前記カード挿入路の中で前記ガイド壁に対して接離する第1のレバーと、
前記第1のレバーを前記揺動端部が前記ガイド壁に接近する方向に付勢する第1のばね部材と、
前記カード挿入路に挿入された前記カードに接触するカード接触面を有し、前記カードによって押されることにより揺動するように前記第1のレバーの前記揺動端部に揺動自在に支持された第2のレバーと、
前記第2のレバーを前記カード接触面が前記カードに押し付けられるように付勢する第2のばね部材とを備え、
前記第2のレバーは、前記カードの進行に伴って前記第1のレバーと前記第2のレバーとが揺動することにより、前記第1のばね部材と前記第2のばね部材のばね力で前記カードを前記ガイド壁に向けて押圧し、
前記カード接触面は、前記ガイド壁に押し付けられている状態の前記カードの他方の側面に面接触によって接触することを特徴とするカードの制動構造。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のカードの制動構造において、
前記第1のレバーと前記第2のレバーの一方は、前記カードが前記カード挿入路に挿入されたことを検知する検知手段の一部となる被検知部を有していることを特徴とするカードの制動構造。
【請求項3】
請求項1に記載のカードの制動構造において、
前記カードは、長方形の板状に形成され、
前記カードの前記一方の側面と前記他方の側面は、前記カードの長手方向の両端となる側面であることを特徴とするカードの制動構造。
【請求項4】
請求項1に記載のカードの制動構造において、
前記第1のばね部材のばね力は、前記第2のばね部材のばね力より大きいことを特徴とするカードの制動構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カードに接触するレバーを用いてカードの移動速度を低減するカードの制動構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ICカード等のカードが挿入されるカードリーダとしては、例えば特許文献1に記載されているように、カードの側面に接触して揺動するレバーを備えたものがある。特許文献1に開示されているレバーは、カードがカード挿入路に挿入されたときに揺動してスイッチ操作を行うためのもので、カードが挿入されるカード挿入路の一側部に揺動自在に支持されている。このレバーは、揺動軸からカード出入口側に延びる外側のアーム部と、揺動軸からカード挿入路の奥側に延びる内側のアーム部とを備えている。外側のアーム部は、カード挿入路に挿入されたカードの側面と対向する位置に突起状のカード当接部を有している。内側のアーム部は、外側のアーム部がカード側に揺動するようにばね部材によって付勢されているとともに、スイッチの操作子に接続されている。
【0003】
特許文献1に示すレバーにおいては、外側のアーム部のカード当接部がばね部材のばね力によってカードに押し付けられる。このため、カードが排出されるときには、カード当接部とカードとの摩擦によってカードに制動力が作用する。
ところで、カードの大きさは、必ずしも一定ではなく、製造メーカー等の相違により若干の誤差がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-235626
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に示すレバーは、カード当接部がカードに点接触により接触するためにカードとの接触面積が小さく、カードの大きさが若干小さい場合にはカード当接部がカードに接触する際の接触力が小さくなるおそれがあった。この接触力が小さくなって摩擦抵抗が小さくなると、カードがカード挿入路から排出されるときにカード出入口から飛び出してしまう。
また、長方形の板状のカードを長手方向とは直交する方向をカード挿入方向とするカードリーダにおいては、カードの短辺にレバーを接触させて制動を行わなければならないために、カードが排出されるときに充分な制動を行うことができず、カードが飛び出してしまうおそれがあった。
【0006】
本発明の目的は、カード幅に誤差があってもカード排出時にカードを充分に制動可能なカードの制動構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的を達成するために本発明に係るカードの制動構造は、カード出入口に挿入されたカードが通るカード挿入路に設けられ、前記カードの一方の側面と平行になるように延びるガイド壁と、前記カード挿入路における前記ガイド壁とは反対側の側部に揺動自在に支持され、揺動端部が前記カード挿入路の中で前記ガイド壁に対して接離する第1のレバーと、前記第1のレバーを前記揺動端部が前記ガイド壁に接近する方向に付勢する第1のばね部材と、前記カード挿入路に挿入された前記カードに接触するカード接触面を有し、前記カードによって押されることにより揺動するように前記第1のレバーの前記揺動端部に揺動自在に支持された第2のレバーと、前記第2のレバーを前記カード接触面が前記カードに押し付けられるように付勢する第2のばね部材とを備え、前記第2のレバーは、前記カードの進行に伴って前記第1のレバーと前記第2のレバーとが揺動することにより、前記第1のばね部材と前記第2のばね部材のばね力で前記カードを前記ガイド壁に向けて押圧し、前記カード接触面は、前記ガイド壁に押し付けられている状態の前記カードの他方の側面に面接触によって接触するものである。
【0008】
本発明は、前記カードの制動構造において、前記第1のレバーと前記第2のレバーの一方は、前記カードが前記カード挿入路に挿入されたことを検知する検知手段の一部となる被検知部を有していてもよい。
【0009】
本発明は、前記カードの制動構造において、前記カードは、長方形の板状に形成され、前記カードの前記一方の側面と前記他方の側面は、前記カードの長手方向の両端となる側面であってもよい。
【0010】
本発明は、前記カードの制動構造において、前記第1のばね部材のばね力は、前記第2のばね部材のばね力より大きくてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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