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公開番号2025114334
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024008971
出願日2024-01-24
発明の名称アンケート支援システム
出願人個人
代理人個人
主分類G06Q 30/0203 20230101AFI20250729BHJP(計算;計数)
要約【課題】アンケート取得の難しさに対応し、確実に精度よくアンケートの回答を取得できるアンケート支援システムの提供。
【解決手段】アンケートの実施を支援するアンケート支援システム1であって、アンケート回答者Aが固定コード4を撮像することにより、固定コード4に規定されている制御端末6に接続する接続部67と、接続に基づき、制御端末6が各アンケートを識別する識別コード9aと当選結果の確認用の当選結果確認コード8cを生成するコード生成部61と、制御端末6が、アンケートの回答を記入するアンケート記入シート9と、控え用の控えシート8の出力を制御する出力制御部62と、アンケート記入シート9を回収する回収部10とを備え、アンケート記入シート9には識別コード9aが印刷され、控えシート8には当選結果確認コード8cが印刷される。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
アンケートの実施を支援するアンケート支援システムであって、
アンケート回答者が固定コードを撮像することにより、前記固定コードに規定されている制御端末に接続する接続部と、
前記接続に基づき、前記制御端末が各アンケートに係る識別コードと当選結果の確認用の当選結果確認コードを生成するコード生成部と、
前記制御端末が、アンケートの回答を記入するアンケート記入シートと、控え用の控えシートの出力を制御する出力制御部と、
前記アンケート記入シートを回収する回収部とを備え、
前記アンケート記入シートには前記識別コードが印刷され、前記控えシートには当選結果確認コードが印刷されるアンケート支援システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
アンケートの実施を支援するアンケート支援システムであって、
アンケート回答者がボタンを押下することにより、制御端末が各アンケートに係る識別コードと当選結果の確認用の当選結果確認コードを生成するコード生成部と、
前記制御端末が、アンケートの回答を記入するアンケート記入シートと、控え用の控えシートの出力を制御する出力制御部と、
前記アンケート記入シートを回収する回収部とを備え、
前記アンケート記入シートには前記識別コードが印刷され、前記控えシートには当選結果確認コードが印刷されるアンケート支援システム。
【請求項3】
アンケートの実施を支援するアンケート支援システムであって、
アンケート回答者が固定コードを撮像することにより、前記固定コードに規定されている制御端末に接続する接続部と、
前記接続に基づき、前記制御端末が各アンケートに係る識別コードと当選結果の確認用の当選結果確認コードを生成するコード生成部と、
前記制御端末が、控え用の控えシートの出力を制御する出力制御部とを備え、
前記控えシートには前記識別コードと当選結果確認コードが印刷されるアンケート支援システム。
【請求項4】
前記アンケート記入シートに記載する回答は、アンケート実施者がアンケートを取得したい重要項目であり、かつ、所定項目数以内にする請求項1、2又は3に記載のアンケート支援システム。
【請求項5】
前記アンケート回答者の前記アンケート記入シートに記入後に、前記控えシートに基づき、詳細なアンケートを入力させる詳細アンケート入力部を有する請求項1、2又は3に記載のアンケート支援システム。
【請求項6】
前記詳細アンケート入力部は、前記控えシートの当選結果を確認する際に詳細なアンケートを入力させる請求項5に記載のアンケート支援システム。
【請求項7】
前記制御端末は、前記アンケートの回答を画像取得部が撮像し集計するアンケート集計部を有する請求項1、2又は3に記載のアンケート支援システム。
【請求項8】
前記控えシートには、前記当選結果を確認する当選結果確認コードと、商品説明のページに進ませる商品説明用の商品PRコードが印刷される請求項1、2又は3に記載のアンケート支援システム。
【請求項9】
前記固定コードはポスター、チラシ又はディスプレイに表示させる請求項1、2又は3に記載のアンケート支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アンケート支援システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、展示会場の各ブースで商品を展示した場合に、当該商品の適正価格、来場者の氏名、所属会社等のアンケートを取ることが行われていた。アンケートを実施してもらうために色々な工夫が行われている。
【0003】
例えば、特許文献1には、重要度が高い設問に対して好ましいような重み付けがなされた回答選択肢ごとの評価に基づいてアンケート調査の結果を総合評価することが開示されている。
【0004】
この特許文献1のアンケート支援装置は、設問と、設問について重要度が高い設問であるか否かを示す重点フラグと、回答選択肢と、が対応付けられた設問情報、および回答選択肢と、評価点数と、が対応付けられた回答選択肢情報を記憶する記憶部と、選択された回答選択肢に対応付けられた評価点数に基づいて、アンケートの回答結果に対する総合評価を示す総合評価点数を算出する評価部と、を備え、評価部は、重要度が高いことを示す重点フラグが対応付けられた設問については、選択された回答選択肢が、設問に対応付けられた複数の回答選択肢に対応付けられた評価点数のうち最も高い評価点数の回答選択肢ではない場合には、評価点数を最小の評価点数として総合評価点数を算出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018―106275号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
展示会でのアンケートは、係員が対面で行う必要がある為、人手が必要であった。また、ブースに同時複数的に来場するケースが多く、待ち行列が発生したり、アンケートを避ける人が多かった。その為、アンケート依頼者は、アンケートの機会損失を防ぐ為、会場にアンケート対応用の要員を確保する必要があり、人手が多く必要であった。
【0007】
チラシなどにあらかじめ印刷したQRコード(登録商標)から回答するアンケートでは、実際に来場していない人や、なりすましなども可能であり、アンケートの回答精度に課題があった。
【0008】
従来の展示会アンケートでは、バインダーなどにアンケートシートを挟み、来場者に記入してもらう方法が一般的である。しかし来場者は限られた時間で多くのブースを回る必要がある為、時間的余裕がない場合が多い。その為、アンケートを避けたり、詳細なアンケートを求める事が難しい。また、急いでいる為、信頼性の高い回答をもらうことも困難だった。
【0009】
パンフレットやチラシなどにアンケート用のQRコード(登録商標)を印刷する場合も多いが、サイズが大きい為、受け取らない、または他のチラシにまぎれてしまい、結果アンケートの回答をもらえない場合も多かった。結果、紙を無駄にする課題があった。
【0010】
アンケート回答の謝礼として、会場で粗品などを渡す場合があるが、時間がない来場者にアンケートを依頼した場合、粗品をもらう事だけの目的が優先し、アンケート作業を適当に行う場合も多い。したがって回答の精度が悪いという課題があった。
(【0011】以降は省略されています)

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