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公開番号2025117383
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024012197
出願日2024-01-30
発明の名称塗装装置
出願人株式会社リコー,関西ペイント株式会社
代理人個人,個人
主分類B05C 5/00 20060101AFI20250804BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】垂直面に対しても均一性が高い塗装面を形成することができる塗装装置を提供すること。
【解決手段】色材、樹脂、有機溶剤、および水を含む塗料組成物を被塗物にインクジェット方式で塗装する塗装装置であって、前記塗料組成物は、貯蔵弾性率が0.1Pa以上85Pa以下であり、損失弾性率が1.0Pa以上30Pa以下であり、且つ静的表面張力をA、損失正接をBとしたとき、下記式(1)
A×B≦110・・・(1)
を満たす塗料組成物である、塗装装置。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
色材、樹脂、有機溶剤、および水を含む塗料組成物を被塗物にインクジェット方式で塗装する塗装装置であって、
前記塗料組成物は、
貯蔵弾性率が0.1Pa以上85Pa以下であり、
損失弾性率が1.0Pa以上30Pa以下であり、且つ
静的表面張力をA、損失正接をBとしたとき、下記式(1)
A×B≦110・・・(1)
を満たす塗料組成物である、
塗装装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記塗料組成物は、せん断速度が10(1/s)の粘度をC、せん断速度が10000(1/s)の粘度をDとしたとき、下記式(2)
7≦C/D≦155・・・(2)
を満たす塗料組成物である、
請求項1に記載の塗装装置。
【請求項3】
前記被塗物が金属又は金属に表面処理を行った面である、
請求項1に記載の塗装装置。
【請求項4】
吐出ヘッドを有し、
前記吐出ヘッドは、
前記塗料組成物を吐出するノズルと、
前記ノズルを開閉する弁体と、
前記弁体を駆動する圧電素子と、を備え、
前記弁体は、前記圧電素子に電圧が印加されたときに前記ノズルが開く方向に駆動される、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の塗装装置。
【請求項5】
前記ノズルと前記被塗物との距離が5mm以上である、
請求項4に記載の塗装装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、塗装装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット記録方式は、微細なノズルから少量のインク(着色液または塗料)の液滴を飛翔させて紙などの記録媒体に付着させて文字や画像を記録する方式であり、低騒音、プロセスが簡便かつカラー化が容易であることから家庭用プリンターとして広く普及している。
【0003】
近年、インクジェット記録方法は、可変印刷や幅広いメディア対応が可能といった利点から、商用印刷としても拡大している。商用印刷においては、多種多様な紙に対して印刷を行ており、その紙は大きく分けて普通紙とコート紙に分けられる。
【0004】
また、紙以外にもフィルムや金属に直接印刷することも増えてきており、必要とされる機能も紙とは異なっている。特に、金属に対しては密着性、インクのタレ(画像乾燥性)、耐擦過性、耐光性、にじみ、ビーディング、吐出安定性などの要求されるすべての特性を満足することは非常に難しい。
【0005】
このような課題を解決するために、記録媒体表面にインク等の塗料組成物による画像が形成された際に塗料組成物を定着させるための材料をあらかじめ塗工したり、表面を加熱したりといった方法が提案されている。しかし、これらの提案はコストや作業工数、作業設備など必要であることから作業工数、費用の点から広く普及するには至っていない。
【0006】
また、金属などの非吸収メディアでは、紙とは異なる表面性を示すため、塗料組成物が濡れ広がらずに滴のまま合一したり、逆に濡れ広がりすぎて液だれしたりする。そのため、塗料組成物が着弾後に均一にレベリングさせる必要があるが、その対応を行うと吐出の際にミストが発生してしまう。
【0007】
これに対応するために、様々な塗料組成物や塗装装置が提案されている。例えば、吐出安定性と定着性を向上させる観点から、蒸発しにくい溶剤を用いた水性ラテックス液体組成物および水性ラテックス液体組成物を含む液体を吐出する装置を用いる技術がある(例えば、特許文献1)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、従来のプリンターに用いられる塗料組成物は、組みあがった自動車車体やすでに組付けられて直立する基材などの垂直面(例えば、自動車、トラックの側面)に対して、液だれを起こし、画像として成立する印刷は困難である。また、このような塗料組成物は、吐出させた際に滴が飛び散り、きれいなドットを作成することは困難である。そのため、従来の塗料組成物や塗装装置では、垂直面に対して均一な塗装面を形成することが難しい。
【0009】
本発明の課題は、垂直面に対しても均一性が高い塗装面を形成することができる塗装装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、色材、樹脂、有機溶剤、および水を含む塗料組成物を被塗物にインクジェット方式で塗装する塗装装置であって、前記塗料組成物は、貯蔵弾性率が0.1Pa以上85Pa以下であり、損失弾性率が1.0Pa以上30Pa以下であり、且つ静的表面張力をA、損失正接をBとしたとき、下記式(1)
A×B≦110・・・(1)
を満たす塗料組成物である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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