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公開番号
2025127950
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024972
出願日
2024-02-21
発明の名称
綴じ装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B42B
5/00 20060101AFI20250826BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約
【課題】高い綴じ力で複数の綴じ媒体を綴じることができる綴じ装置を提供する。
【解決手段】綴じ装置たる薬包綴じ機は、一対の圧着部材たるギヤ4a,4bを有ししており、一対のギヤ4a,4bの噛み合い部に綴じ媒体である薬包の束を、送り込んで薬包の束を圧着綴じする。そして、ギヤ4a,4bの少なくとも一方を、加温手段たるヒータ91により加温し、ギヤを介して薬包の束の綴じ箇所を、内層の低密度ポリエチレンが軟化する温度に温める。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
一対の圧着部材を有し、一対の圧着部材によって複数の綴じ媒体を圧着綴じする綴じ装置において、
少なくとも綴じ媒体の綴じ箇所を温める加温手段を有することを特徴とする綴じ装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の綴じ装置において、
前記加温手段の温度を制御する温度制御手段を有することを特徴とする綴じ装置。
【請求項3】
請求項1に記載の綴じ装置において、
前記加温手段は、一対の圧着部材のうち少なくとも一方の圧着部材を温めて、少なくとも一方の圧着部材を介して前記綴じ媒体の綴じ箇所を温めることを特徴とする綴じ装置。
【請求項4】
請求項3に記載の綴じ装置において、
一対の圧着部材による圧着動作を制御する動作制御手段を有し、
前記動作制御手段は、前記圧着部材の温度が所定の温度に達したら、圧着綴じ動作を開始することを特徴とする綴じ装置。
【請求項5】
請求項3に記載の綴じ装置において、
前記一対の圧着部材は、回転体であり、一対の回転体のニップ部で複数の綴じ媒体を圧着綴じするものであって、
前記加温手段による加温の開始と、前記回転体の回転駆動の開始を同時に行うことを特徴とする綴じ装置。
【請求項6】
請求項3に記載の綴じ装置において、
前記加温手段は、一対の圧着部材の両方を温めることを特徴とする綴じ装置。
【請求項7】
請求項3に記載の綴じ装置において、
前記加温手段は、一対の圧着部材の一方のみを温めることを特徴とする綴じ装置。
【請求項8】
請求項3に記載の綴じ装置において、
一対の圧着部材は、金属またはセラミックからなることを特徴とする綴じ装置。
【請求項9】
請求項1に記載の綴じ装置において、
一対の圧着部材は、凹凸形状を有し、一方の圧着部材の凸部を他方の圧着部材の凹部に入り込ませて複数の綴じ媒体を圧着綴じするものであり、
一対の圧着部材の凹凸形状部は、硬材質コーティングが施されていることを特徴とする綴じ装置。
【請求項10】
請求項1に記載の綴じ装置において、
前記綴じ媒体は、樹脂からなる内層と、外層とからなり、
前記加温手段は、前記内層の軟化温度以上に綴じ媒体の綴じ箇所を温めることを特徴とする綴じ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、綴じ装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、一対の圧着部材を有し、一対の圧着部材によって複数の綴じ媒体を圧着綴じする綴じ装置が知られている。
【0003】
特許文献1は、上記綴じ装置として、回転可能な一対のギヤにより綴じ媒体たる薬包の束を圧着綴じするものが記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、綴じ媒体の種類によっては、枚数が多いときの綴じ力が不十分となるおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、一対の圧着部材を有し、一対の圧着部材によって複数の綴じ媒体を圧着綴じする綴じ装置において、少なくとも綴じ媒体の綴じ箇所を温める加温手段を有するもとを特徴とする綴じものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、高い綴じ力で複数の綴じ媒体を綴じることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
薬包綴じ機の外観斜視図。
図1の薬包綴じ機の内部構成を示す図。
綴じ機構の概略構成図。
綴じ機構を左右方向から見た概略構成図。
加圧機構の周辺を示す拡大構成図。
第一ギヤホルダーの周囲を上から見た概略構成図。
第二ギヤホルダーの周囲を上から見た概略構成図。
第二ギヤが加圧位置に位置する状態を示す概略図。
第二ギヤが圧解除位置に位置する状態を示す概略図。
第一ギヤに駆動モータの駆動力を伝達する駆動伝達機構の概略図。
薬包綴じ機の本体の上面部に設けられた操作部の概略平面図。
第一ギヤと第二ギヤとの噛み合い部(綴じ処理部)への薬包の進入を検知する薬包検知センサについて説明する図。
複数の薬包を綴じるときに用いるサイドガイド、上ガイド周りの要部の側面図。
図7の正面図。
ヒータの一例を示す概略図。
本実施形態の薬包綴じ機のエレキ構成を示すブロック図。
ギヤの回転動作の制御フロー図。
ギヤの回転動作の別の制御フロー図。
(a)は、薬包綴じ機の変形例を示す概略正面図であり、(b)は、この変形例の薬包綴じ機により綴じられた薬包束を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0009】
本発明の一実施形態に係る綴じ装置としての薬包綴じ機の要部の構成を説明する。
図1は薬包綴じ機1の外観斜視図、図2は図1の薬包綴じ機1の内部構成を示す図である。
なお、以下においては、薬包綴じ機1の左右方向ないし横方向(幅方向でもある)をX方向、前後方向ないしは奥行方向をY方向、上下方向ないしは縦方向(鉛直方向でもある)をZ方向とする。
【0010】
図1、図2に示すように、綴じ装置たる薬包綴じ機1は、本体2と、薬包ガイド3と、フットスイッチ6と、操作部16と、綴じ機構70とを備えている。
薬包綴じ機1の本体2は、図1、図2に示すように、ベース板7(図2参照)と、側板8と、右側板カバー9(図1参照)と、左側板カバー10(図1参照)と、前側板カバー8aを備えている。また、本体2は、綴じ機構70の圧調整部61(図2参照)を覆う圧調整部カバー61aを備えている。
右側板カバー9には、電源スイッチ93と、外部電力に接続するための電源コネクタ94とが設けられている。
薬包ガイド3は、前後方向(Y方向)の両端に設けられたサイドガイド3a,3cと、装置の後側に設けられた上ガイド3bとを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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