TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025118043
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013117
出願日2024-01-31
発明の名称水力発電装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類F03B 7/00 20060101AFI20250805BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】本開示は、発電効率を向上させることが可能な水力発電装置を提供する。
【解決手段】水力発電装置HPUは、水流により回転する開放周流形下掛け式の水車1と、水車1の回転軸の回転により発電する発電部2と、水車1よりも水流WFの上流側かつ水車1の上半部に隣接する位置に水流WFに交差させて配置される水流制御壁3と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水流により回転する開放周流形下掛け式の水車と、
前記水車の回転軸の回転により発電する発電部と、
前記水車よりも前記水流の上流側かつ前記水車の上半部に隣接する位置に前記水流に交差させて配置される水流制御壁と、を備える、
水力発電装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記水流制御壁は、上方側が下方側よりも前記水流の下流側に位置するように鉛直方向に対して傾斜している、
請求項1に記載の水力発電装置。
【請求項3】
前記水車よりも前記水流の上流側かつ前記水車に隣接する位置に配置されて前記水車の下半部へ前記水流を導く導水路を形成する導水部をさらに備える、
請求項1又は請求項2に記載の水力発電装置。
【請求項4】
前記導水部は、前記導水路を上下に区画する隔壁を有する、
請求項3に記載の水力発電装置。
【請求項5】
前記水車の羽根は、前記羽根の先端が前記隔壁と同一の高さに位置しているときに前記隔壁と平行になるように前記水車の径方向に対して傾斜している、
請求項4に記載の水力発電装置。
【請求項6】
前記導水部は、複数の前記隔壁を有し、
前記水車に設けられた複数の羽根のうち、一つの前記羽根の先端が一つの前記隔壁と同じ高さに位置しているときに、他の前記羽根の先端が他の前記隔壁と同じ高さに位置する、
請求項4に記載の水力発電装置。
【請求項7】
前記導水部は、前記水流の上流側から下流側へ向けて前記導水路の幅を漸減させる一対の側壁を有する、
請求項3に記載の水力発電装置。
【請求項8】
一対の前記側壁は、前記下流側に前記水車の外周縁に沿う円弧状の後端縁を有し、
前記後端縁において前記導水路の幅が前記水車の幅に揃えられている、
請求項7に記載の水力発電装置。
【請求項9】
前記導水部から前記水流の下流側へ延びて前記水車の回転軸を回転自在に支持する支持アームをさらに備える、
請求項3に記載の水力発電装置。
【請求項10】
前記導水部は、前記導水路の上に前記発電部を収容する発電室を有し、
前記支持アームに、前記水車の前記回転軸の動力を前記発電部へ伝達する動力伝達機構が内蔵されている、
請求項9に記載の水力発電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、水力発電装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、低流速河川において利用可能な水力発電システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載された水力発電システムは、開放周流形水車と、発電装置と、これら開放周流形水車と発電装置を配設するための水路フリュームとから成る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前述の特許文献1に記載された水力発電システムは、例えば、水路フリュームを通過する水流が増加して、水位が開放周流形水車の回転軸の位置よりも上昇すると、回転軸よりも上方の羽根部に水流が当たる。その結果、開放周流形水車の回転が阻害されて発電装置の発電効率が低下するおそれがある。
【0004】
本開示は、発電効率を向上させることが可能な水力発電装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の態様は、水流により回転する開放周流形下掛け式の水車と、前記水車の回転軸の回転により発電する発電部と、前記水車よりも前記水流の上流側かつ前記水車の上半部に隣接する位置に前記水流に交差させて配置される水流制御壁と、を備える、水力発電装置を提供する。
【発明の効果】
【0006】
本開示の態様によれば、発電効率を向上させることが可能な水力発電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示に係る水力発電装置の実施形態1を示す斜視図である。
図1に示す水力発電装置の側面図及び上面図である。
図2のIII-III線に沿う水力発電装置の断面図である。
図1のIV-IV線に沿う水力発電装置の縦断面図である。
図1に示す水力発電装置の支持アームの分解斜視図である。
図1に示す水力発電装置の水車を構成する部品の斜視図である。
図2のVII-VII線に沿う水力発電装置の水車の断面図である。
図1に示す水力発電装置の導水部の分解斜視図である。
本開示に係る水力発電装置の実施形態2を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
【0009】
[実施形態1]
図1は、本開示に係る水力発電装置の実施形態1を示す斜視図である。図2は、図1に示す水力発電装置HPUの側面図及び上面図である。
【0010】
本実施形態の水力発電装置HPUは、例えば、用水路又は放水路等の水路に設置され、水路を流れる水流WFによって発電する小水力発電に使用される。用水路は、例えば、農業、工業、水道などに用いる水(用水)を、河川、ため池、湧水などの水源から離隔した場所に引くために造られた水路である。放水路は、例えば、排水を目的とする水路である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
風力発電機
2か月前
個人
波力発電装置
2か月前
個人
小水力発電器
5日前
個人
風車用回転翼
2か月前
個人
磁力スロープ
2か月前
個人
折り畳み式風車
2か月前
個人
サボニウス風車
2日前
個人
閉空間推進移動装置
1か月前
個人
風力発電装置
1か月前
東レ株式会社
風車ブレード
1か月前
個人
水力発電用水の循環活動
20日前
個人
波受け板を用いた波浪発電装置
12日前
株式会社 林物産発明研究所
発電装置
1か月前
株式会社高橋監理
浮体式洋上風力発電所
3か月前
個人
水車発電と水の循環供給装置
1か月前
株式会社ゲットクリーンエナジー
発電機
1か月前
株式会社リコー
水力発電装置
2か月前
株式会社ライトエンジ
推力発生方法
20日前
三菱電機株式会社
風力発電システム
20日前
株式会社アイシン
発電装置
2か月前
株式会社アイシン
発電装置
2か月前
株式会社大林組
リフトアップ装置
1か月前
株式会社大林組
リフトアップ装置
1か月前
個人
波力発電ユニット及び波力発電システム
1か月前
株式会社高橋監理
推進装置付き浮体式洋上風力発電所
3か月前
三菱重工業株式会社
風力発電装置
16日前
日本精工株式会社
風力発電装置
3か月前
パナテックス株式会社
発電装置
1か月前
ダイキン工業株式会社
流体機械
11日前
株式会社日本海洋発電
海流発電システム
2か月前
日本精工株式会社
風力発電装置
2か月前
株式会社リアムウィンド
流体発電装置及び流体発電方法
1か月前
株式会社デンソー
熱音響装置
2か月前
学校法人 中央大学
異方変形弾性体及びこれを利用した推進機構
3か月前
華能広西清潔能源有限公司
風力発電機の角度修正方法および修正装置
16日前
個人
暴風・洪水でも折れず、風速・河川流速の増速が出来る風水車羽根装置
16日前
続きを見る