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公開番号
2025127355
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024024051
出願日
2024-02-20
発明の名称
履帯式走行体
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B62D
55/06 20060101AFI20250825BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】ヒートシンクに積極的に送るための機器がなくても効率よくヒートシンクを冷却することができる履帯式走行体を提供する。
【解決手段】履帯によって走行する履帯式走行体であって、発熱体を内蔵する筐体と、筐体の側板の開口部を介して筐体の外側に突出したフィンを有し、発熱体と当接するヒートシンクと、筐体の前記側板に設置され、フィンを覆うカバーと、を備え、カバーは、履帯式走行体の進行方向の前側の面に第1吸気孔が形成され、履帯式走行体の走行中に第1吸気孔からカバー内部に流入した空気がフィンまで導かれるように構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
履帯によって走行する履帯式走行体であって、
発熱体を内蔵する筐体と、
前記筐体の側板の開口部を介して前記筐体の外側に突出したフィンを有し、前記発熱体と当接するヒートシンクと、
前記筐体の前記側板に設置され、前記フィンを覆うカバーと、
を備え、
前記カバーは、前記履帯式走行体の進行方向の前側の面に第1吸気孔が形成され、該履帯式走行体の走行中に前記第1吸気孔から該カバー内部に流入した空気が前記フィンまで導かれるように構成された履帯式走行体。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記フィンの先端部に設置され、前記筐体の側板と垂直な方向に空気を吸引して前記フィンへ送り込む軸流ファンを、さらに備えた請求項1に記載の履帯式走行体。
【請求項3】
前記ヒートシンクおよび前記カバーは、それぞれ前記筐体の左右の側板に設置された請求項1または2に記載の履帯式走行体。
【請求項4】
前記カバーは、上側の側面に排気孔が形成され、
前記第1吸気孔から前記カバー内部に流入した空気は、前記フィンを通過した後、前記排気孔から外部へ排気される請求項1または2に記載の履帯式走行体。
【請求項5】
前記軸流ファンの吸気面は、前記カバーの内側の面に当接し、
前記カバーは、前記吸気面が当接する部分に第2吸気孔が形成された請求項2に記載の履帯式走行体。
【請求項6】
前記カバーの前記第1吸気孔から前記フィンまでの空気の経路が形成された請求項1または2に記載の履帯式走行体。
【請求項7】
前記筐体内部に設置され、該筐体内部の温度を検出する温度センサと、
前記温度センサにより検出された温度に応じて、前記軸流ファンの駆動および前記履帯式走行体の速度を制御する制御装置と、
をさらに備えた請求項2または5に記載の履帯式走行体。
【請求項8】
前記制御装置は、前記履帯式走行体が走行中に前記温度センサにより検出された温度が所定の第1基準温度以上となった場合、前記軸流ファンの駆動を開始する請求項7に記載の履帯式走行体。
【請求項9】
前記制御装置は、前記履帯式走行体が走行中に前記温度センサにより検出された温度が前記第1基準温度よりも高い第2基準温度以上となった場合、前記履帯式走行体を加速させる請求項8に記載の履帯式走行体。
【請求項10】
前記カバー内部に、前記ヒートシンクの後方側、かつ板面が前記履帯式走行体の進行方向と交差するように前記筐体の側板に固定された第1仕切り板と、
前記カバー内部に、前記ヒートシンクの下方側、かつ板面が前記履帯式走行体の進行方向と平行となるように前記筐体の側板に固定された第2仕切り板と、
をさらに備えた請求項1または2に記載の履帯式走行体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、履帯式走行体に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
電子回路機器等を収納する空間を有する箱型の筐体で、筐体内に収納された電子回路機器等を冷却するためにヒートシンクを取り付け、取り付けられたヒートシンクに風を通すことによってヒートシンクを冷却し、電子回路機器等の冷却をさらに促進させる構成が、既に知られている。
【0003】
例えば特許文献1には、このようなヒートシンクにより電子回路機器等を冷却するための一例として、電子回路機器等を収納する筐体に、上下方向に延びたダクト空間を設け、ヒートシンクをダクト空間内に突出するように取り付けて、ファンによりダクト空間の下から上へ風を流し、ダクト空間内に突出したヒートシンク部を冷却する構成が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、据え置き型の装置であるため、ヒートシンクに風を積極的に送るための機器が必要であるという課題がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ヒートシンクに積極的に送るための機器がなくても効率よくヒートシンクを冷却することができる履帯式走行体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、履帯によって走行する履帯式走行体であって、発熱体を内蔵する筐体と、前記筐体の側板の開口部を介して前記筐体の外側に突出したフィンを有し、前記発熱体と当接するヒートシンクと、前記筐体の前記側板に設置され、前記フィンを覆うカバーと、を備え、前記カバーは、前記履帯式走行体の進行方向の前側の面に第1吸気孔が形成され、該履帯式走行体の走行中に前記第1吸気孔から該カバー内部に流入した空気が前記フィンまで導かれるように構成されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ヒートシンクに積極的に送るための機器がなくても効率よくヒートシンクを冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る走行装置の全体構成の一例を示す外観斜視図である。
図2は、実施形態に係る走行装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係る走行装置の左右のカバーを取り付けている状態の一例を示す外観斜視図である。
図4は、実施形態に係る走行装置の左右のカバーを外している状態の一例を示す外観斜視図である。
図5は、実施形態に係る走行装置のヒートシンクの構成の一例を示す図である。
図6は、実施形態に係る走行装置のヒートシンクをゴムパッキンを介して取り付けた状態を説明する図である。
図7は、実施形態に係る走行装置の本体に取り付けられたヒートシンク、発熱体、ファンおよびカバーの進行方向から見た断面図である。
図8は、実施形態に係る走行装置の動作の流れの一例を示すフローチャートである。
図9は、変形例1に係る走行装置の本体に取り付けられたヒートシンク、発熱体、ファンおよびカバーの進行方向から見た断面図である。
図10は、変形例2に係る走行装置の左右のカバーを外している状態の一例を示す外観斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、図面を参照しながら、本発明に係る履帯式走行体の実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
【0010】
(走行装置の全体構成)
図1は、実施形態に係る走行装置の全体構成の一例を示す外観斜視図である。図1を参照しながら、本実施形態に係る走行装置1の全体構成について説明する。なお、本実施形態において、Y方向は走行装置1の横幅方向を意味する。また、X方向は走行装置1の進行方向を意味し、Z方向は走行装置1の高さ方向を示す。
(【0011】以降は省略されています)
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