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公開番号2025130813
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028126
出願日2024-02-28
発明の名称測定装置および状態測定方法
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G01N 21/84 20060101AFI20250902BHJP(測定;試験)
要約【課題】高精度な測定が可能な測定装置の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の一態様に係る測定装置は、搬送方向に搬送される測定対象物を測定する測定装置であって、前記測定対象物を照明する照明部と、前記照明部によって照明された前記測定対象物からの正反射光を受光する受光部と、を備え、前記照明部は、光源からの光束を拡散させる拡散板を含み、前記光源と前記拡散板との間の距離をL1、前記拡散板と前記測定対象物との間の距離をL2としたとき、L1>L2の関係を満たす。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
搬送方向に搬送される測定対象物を測定する測定装置であって、
前記測定対象物を照明する照明部と、
前記照明部によって照明された前記測定対象物からの正反射光を受光する受光部と、
を備え、
前記照明部は、光源からの光束を拡散させる拡散板を含み、
前記光源と前記拡散板との間の距離をL1、前記拡散板と前記測定対象物との間の距離をL2としたとき、L1>L2の関係を満たす、
測定装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記拡散板は、前記光源と前記測定対象物との間に配置される、
請求項1に記載の測定装置。
【請求項3】
前記搬送方向に平行な面内における前記拡散板の拡散角をB、前記搬送方向に対する前記測定対象物の表面の角度の最大値をθmaxとしたとき、B≧2θmaxの関係を満たす、
請求項1に記載の測定装置。
【請求項4】
前記受光部が受光した前記測定対象物からの正反射光に基づいて、前記測定対象物の欠陥を検出する欠陥検出部をさらに備える、
請求項1に記載の測定装置。
【請求項5】
前記欠陥検出部は、前記受光部が受光した前記測定対象物からの正反射光に基づいて画像情報を生成し、生成した前記画像情報に基づいて特性値を算出し、算出した前記特性値に応じて前記測定対象物の欠陥を検出する、
請求項4に記載の測定装置。
【請求項6】
前記照明部は、1つの前記光源を備える、
請求項1に記載の測定装置。
【請求項7】
前記光源は、複数のLED素子を備える、
請求項1に記載の測定装置。
【請求項8】
前記測定対象物は、車体である、
請求項1に記載の測定装置。
【請求項9】
請求項1に記載の測定装置において実行される測定方法であって、
前記測定対象物を照明する工程と、
照明された前記測定対象物からの正反射光を受光する工程と、
を含む測定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、測定装置および測定方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
測定対象物として例えば車体の塗装面の欠陥を検査する検査装置が知られている。例えば、特許文献1には、欠陥の検出対象であるワークに対し、照明装置による明暗パターンを相対的に移動させた状態で、前記ワークの被測定部位についての複数の画像を取得し、欠陥検出を行う装置が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、測定対象物として例えば車体の塗装面には、面の法線方向や曲率の大きさが異なる複数の領域が含まれるため、高精度な測定が難しいという課題があった。
【0004】
本発明は、上記の課題を解決するため、高精度な測定が可能な測定装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る測定装置は、搬送方向に搬送される測定対象物を測定する測定装置であって、前記測定対象物を照明する照明部と、前記照明部によって照明された前記測定対象物からの正反射光を受光する受光部と、を備え、前記照明部は、光源からの光束を拡散させる拡散板を含み、前記光源と前記拡散板との間の距離をL1、前記拡散板と前記測定対象物との間の距離をL2としたとき、L1>L2の関係を満たす。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、高精度な測定が可能な測定装置を提供ができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る測定装置の構成図である。
本発明の一実施形態に係る測定装置の光学部の詳細を示す図である。
本発明の一実施形態に係る測定装置の制御部のハードウェア構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る測定装置の制御部の機能構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る測定装置の光学部と測定対象物との関係を示す図である。
比較例に係る測定装置における光学配置図である。
本発明の一実施形態に係る測定装置における光学配置図である。
本発明の一実施形態に係る測定装置の他の例の光学配置の平面図である。
本発明の一実施形態に係る測定方法を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
【0009】
[第1実施形態]
<測定装置1の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る測定装置1の構成図である。測定装置1は、搬送方向に搬送される測定対象物2を測定する。測定装置1が測定対象物2を測定することによって、測定対象物2の表面2Pにおける欠陥を検出できる。測定対象物2は、搬送部3によって搬送される。測定対象物2は、例えば塗装された大型自動車、普通自動車及び小型自動車等の車体である。車体は、例えば車体の表面2Pであって、当該車体の表面2Pは塗装されてもよい。なお、測定対象物2は車体以外の物でもよく、表面2Pは塗装されていなくてもよい。
【0010】
測定装置1は、少なくとも光学部10を含む。ここで図2を参照して光学部10の詳細を説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る光学部10の詳細を示す図である。また、光学部10は、照明部11と、受光部12と、を備える。以下、照明部11および受光部12を含む構成部を、「光学部10」と称する。
(【0011】以降は省略されています)

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