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公開番号
2025135461
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-18
出願番号
2024033325
出願日
2024-03-05
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20250910BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】面内の濃度ばらつきを抑制することができる、画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明は、像担持体と、前記像担持体を帯電させる帯電手段と、前記像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記像担持体上の静電潜像を可視化する現像手段と、前記像担持体上に担持された現像剤を1次転写電界で中間転写体に転写する1次転写手段を有する1次転写部と、前記中間転写体に転写された現像剤を二次転写電界で記録媒体に転写する二次転写手段を有する二次転写部と、前記中間転写体に転写される画像から現像剤の付着量を検出する検出手段と、複数の前記1次転写電界で濃度検出画像を前記中間転写体に転写し、前記濃度検出画像の前記付着量の検出結果に応じて前記1次転写電界を変更する第1制御と、前記帯電手段に印加する帯電バイアスと前記現像手段に印加する現像バイアスとの差である地肌ポテンシャルを画像形成時よりも非画像形成時の方が大きくする第2制御と、の2種類の一方あるいは両方を実行する制御部と、を備える。
【選択図】図1C
特許請求の範囲
【請求項1】
像担持体と、
前記像担持体を帯電させる帯電手段と、
前記像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
前記像担持体上の静電潜像を可視化する現像手段と、
前記像担持体上に担持された現像剤を1次転写電界で中間転写体に転写する1次転写手段を有する1次転写部と、
前記中間転写体に転写された現像剤を二次転写電界で記録媒体に転写する二次転写手段を有する二次転写部と、
前記中間転写体に転写される画像から現像剤の付着量を検出する検出手段と、
複数の前記1次転写電界で濃度検出画像を前記中間転写体に転写し、前記濃度検出画像の前記付着量の検出結果に応じて前記1次転写電界を変更する第1制御と、前記帯電手段に印加する帯電バイアスと前記現像手段に印加する現像バイアスとの差である地肌ポテンシャルを画像形成時よりも非画像形成時の方が大きくする第2制御と、の2種類の一方あるいは両方を実行する制御部と、
を備える画像形成装置。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記第1制御および前記第2制御の前記濃度検出画像を、前記画像形成装置で利用されている前記現像剤のカバレッジに応じて変更する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記画像形成装置の画像形成動作時の割合が高い温湿度区分で、前記第1制御および前記第2制御を実行する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記地肌ポテンシャルを前記現像バイアスに応じて変更する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記濃度検出画像を前記中間転写体へ転写時の前記複数の1次転写電界を、前記中間転写体の前記1次転写部の圧偏差情報に応じて変更する、請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置において、面内の濃度がばらつくという問題が存在している。この問題の要因として、転写電流が最適化されていないことで、転写率が変動しやすく、濃度ばらつきが生じていることが挙げられる。転写電流を最適化する手段として、濃度検出画像や感光体表面電位の情報を利用し転写電流をする技術が開発されている。
【0003】
面内の濃度ばらつき(パッチ間、パッチと横帯間)を抑制し画像濃度を安定にするには、感光体表面の画像部電位Vlと非画像部電位Vdの差を小さくする必要がある。非画像部電位Vdと画像部電位Vlの差を小さくする手段として、(1)転写電流を適正化し、感光体上付着量と2次転写前ベルト上付着量の乖離を抑えることで、現像バイアスVbの値を小さくする手段、(2)地肌ポテンシャルを小さくする手段という2種類の手段が考えられる。
【0004】
(1)の手段として、異常画像を防止するために像担持体上の濃度検出画像の検出結果に基づいて転写電流を調整する制御(特許文献1参照)、転写電流を最適化することで転写率を高くしトナーイールド向上させるために感光体表面電位に基づいて転写電流を調整する制御(特許文献2参照)等の転写電流を調整する制御が知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、中間転写ユニット上に複数色形成するタンデム式カラー機では、上流に位置するトナーが下流に位置する感光体に転写する逆転写という現象があるが考慮されていない。そのため、逆転写を考慮せずに、特定のステーションの転写電流を濃度(付着量)の検出結果に基づいて変更すると、下流ステーション通過時の逆転写の影響を考慮せずに転写電流をステーション毎に調整することになり、上流に位置するトナーは濃度が狙いよりも薄くなるという問題がある。また、画像形成時の地肌ポテンシャルを小さくすることも、濃度ばらつき抑制につながるが、考慮されていないという問題がある。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、面内の濃度ばらつきを抑制することができる、画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、像担持体と、前記像担持体を帯電させる帯電手段と、前記像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記像担持体上の静電潜像を可視化する現像手段と、前記像担持体上に担持された現像剤を1次転写電界で中間転写体に転写する1次転写手段を有する1次転写部と、前記中間転写体に転写された現像剤を二次転写電界で記録媒体に転写する二次転写手段を有する二次転写部と、前記中間転写体に濃度検出画像を転写する転写手段と、前記濃度検出画像から現像剤の付着量を検出する検出手段と、複数の前記1次転写電界で前記濃度検出画像を前記中間転写体に転写し、前記濃度検出画像の前記付着量の検出結果に応じて前記1次転写電界を変更する第1制御と、前記帯電手段に印加する帯電バイアスと前記現像手段に印加する現像バイアスとの差である地肌ポテンシャルを画像形成時よりも非画像形成時の方が大きくする第2制御と、の2種類の一方あるいは両方を実行する制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、面内の濃度ばらつきを抑制することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1Aは、本実施の形態にかかるプリンタを示す概略構成図である。
図1Bは、図1中の中間転写ベルト近傍の拡大説明図である。
図1Cは、4つの画像形成部のうちの、1つの画像形成部の制御系の構成を示すブロック図である。
図2は、本実施の形態にかかるプリンタが有する特徴の概要の一例を説明するための図である。
図3Aは、本実施の形態にかかるプリンタにおける1次転写電流調整制御の概要の一例を説明するための図である。
図3Bは、本実施の形態にかかるプリンタにおける1次転写電流調整制御の流れの一例を示すフローチャートである。
図4は、画像の転写性と感光体上非画像部電位との関係の一例を説明するための図である。
図5は、本実施の形態にかかるプリンタにおける地肌ポテンシャル調整制御の概要の一例を説明するための図である。
図6は、1次転写左右圧偏差と転写率または逆転写との関係の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照して、画像形成装置を適用したカラー画像形成装置(以下、プリンタという)の実施の形態を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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