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公開番号2025064179
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023173729
出願日2023-10-05
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/14 20060101AFI20250410BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 混在ジョブの両面印刷において生産性の低下が生じる。
【解決手段】 本発明の画像形成装置は、給紙デッキ301から給送され、両面印刷において一面目が印刷されたシートを待機させる反転経路316と、反転経路316から再給送する両面搬送経路317と、印刷ジョブにおいて第一シートと該第一シートと種類の異なる第二シートとが切り替わる場合に、前記第一シートの線速とシートサイズによって決定される第一シート処理時間と前記第二シートの線速とシートサイズによって決定される第二シート処理時間とに基づいて、印刷順と線速制御の切り替えタイミングを可変するCPU208とを備える。
【選択図】 図10
特許請求の範囲【請求項1】
第一記録媒体の印刷ジョブと、前記第一記録媒体よりも厚い第二記録媒体の印刷ジョブと、前記第一記録媒体と前記第二記録媒体とが混在する印刷ジョブを受信して実行できる画像形成装置であって、
シートを収納する収納手段と、
前記収納手段に収納されたシートを給送する給送手段と、
前記給送手段により給送され、両面印刷において一面目が印刷されたシートを、当該シートの二面目に画像を印刷するために待機させる複数の待機位置を有するシート搬送路と、
前記待機位置とシートサイズによって決定される待機可能枚数と、
両面印刷において前記一面目が印刷されたシートの二面目に画像を印刷するために当該シートを最下流の前記待機位置から再給送する再給送手段と、
シートを第一線速で搬送する第一の線速制御と、
シートを前記第一線速よりも遅い第二線速で搬送する第二の線速制御と、
前記第一の線速制御と前記第二の線速制御を切り替える線速制御手段と、
前記第一線速とシートサイズによって決定される第一シート処理時間と、
前記第二線速とシートサイズによって決定される第二シート処理時間と、
を有し、
前記ジョブ制御手段は、
前記第一記録媒体のシートと前記第二記録媒体のシートが混在する印刷ジョブにおいて、印刷ジョブ中に前記第一シート処理時間と前記第二シート処理時間とが切り替わる場合、前記第一シート処理時間と前記第二シート処理時間とに基づいて、シートの印刷順と前記第一の線速制御と前記第二の線速制御の切り替えタイミングを可変することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第一記録媒体のシートと前記第二記録媒体のシートが混在する印刷ジョブにおいて、
前記第一記録媒体のシートが前記第二記録媒体のシートよりも先に給紙される場合、前記第一記録媒体のシートの両面印刷の指示に対し前記第一記録媒体のシート枚数が(前記待機可能枚数- 1)未満の場合、前記第一の線速制御を実行して、前記第一記録媒体のシートの一面目の印刷が完了し前記待機位置に待機させたのち、前記線速制御手段により前記第二の線速制御に切り替え、前記待機位置に待機させた前記第一記録媒体のシートの二面目の印刷と、前記第二記録媒体のシートの両面印刷を実施する第一の印刷制御を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第一記録媒体のシートと前記第二記録媒体のシートが混在する印刷ジョブにおいて、
前記第一記録媒体のシートが前記第二記録媒体のシートよりも先に給紙される場合、前記第一記録媒体のシートの両面印刷の指示に対し前記第一記録媒体のシート枚数が(前記待機可能枚数- 1)以上ならば、前記第一シート処理時間を2倍した時間が前記第二シート処理時間よりも短いときに、前記第一の印刷制御を実施し、
前記第一記録媒体のシートと前記第二記録媒体のシートが混在する印刷ジョブにおいて、
前記第一記録媒体のシートが前記第二記録媒体のシートよりも先に給紙される場合、前記第一記録媒体のシートの両面印刷の指示に対し前記第一記録媒体のシート枚数が(前記待機可能枚数- 1)以上ならば、前記第一シート処理時間を2倍した時間が前記第二シート処理時間よりも長いときに、前記第一の線速制御を実行し、前記第一記録媒体のシートの両面印刷が全て完了したのち、前記線速制御手段により前記第二の線速制御に切り替え、前記第二記録媒体のシートの両面印刷を実施する第二の印刷制御を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第一記録媒体のシートと前記第二記録媒体のシートが混在する印刷ジョブにおいて、
前記第二記録媒体のシートが前記第一記録媒体よりも先に給紙される場合、
前記第二記録媒体のシートの両面印刷の指示に対し前記第二の線速制御で両面印刷を実施し、続く前記第一記録媒体のシートを(前記待機可能枚数- 1)枚まで、前記第二の線速制御のままで第一面の印刷を実施し、前記第二の線速制御で実施した前記第一記録媒体のシートの一面目の印刷が完了し前記待機位置に待機させたのち、前記線速制御手段により前記第一の線速制御に切り替え、前記待機位置に待機させた前記第一記録媒体のシートの二面目の印刷と、残りの前記第一記録媒体のシートの両面印刷を実施する、第三の印刷制御を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、および画像形成装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置として、電子写真方式を利用した画像形成装置が種々考案されている。その画像形成プロセスは、画像情報に基づいて、感光ドラムなどの像担持体表面に静電潜像を形成し、像担持体上の静電潜像をトナー等の現像剤によって現像・可視像化し、現像された画像を転写装置により記録媒体(用紙ともいう)に転写し、定着装置によって記録媒体上の未定着トナー像を加圧や加熱により定着する工程から成る。
【0003】
近年、画像形成装置には様々な種類の記録媒体への対応が求められており、熱容量の大きい厚手の記録媒体と、熱容量の小さい薄手の記録媒体の場合では、未定着トナー像を定着させるために必要な熱量に差が生じる。このため、定着装置では、熱量の制御により、定着のために必要な温度(定着温度)を記録媒体に合わせて変更し定着性を一定に保つことが知られている。
【0004】
また、記録媒体に応じて、加圧量を変更してニップ幅を制御することで定着性を一定に保つような方式や、記録媒体の搬送速度(線速)を変更しニップ部の通過時間を制御するような方式が知られている。
【0005】
一方で、印刷途中で記録媒体の種類が切り替わるジョブ(メディア混載ジョブ)の場合、記録媒体に応じて定着温度や線速を変更する度に定着温度の切り替わり待ちや線速の切り替わり待ちが必要になり生産性の低下に繋がってしまう課題があり、様々な改善方法の提案がなされている。
【0006】
例えば、特許文献1には、速い線速で搬送する記録媒体(普通紙)と、遅い速度で搬送する記録媒体(厚紙)が切り替わる混在ジョブの場合、厚紙の印刷枚数が所定枚数以下の場合は記録媒体の切り替わりのタイミングで線速のみを変更し、厚紙の印刷枚数が所定枚数よりも多い場合は定着温度のみを変更する、という画像形成装置が開示されている。
【0007】
また、特許文献2には、混在ジョブにおいて、厚紙の印刷枚数が所定枚数以上となる場合に、搬送速度を遅くする画像形成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2018-63387号公報
特開2013-231803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上記の従来技術では、混在ジョブにおいて、記録媒体の表裏両面に印刷を行う両面印刷の場合に、記録媒体の切り替え時の両面印刷制御中断と印刷ページ順の関係により、生産性の低下が生じるという課題があった。
【0010】
そこで本発明は、記録媒体の種類が切り替わる混在ジョブにおいて、両面印刷の場合の生産性の低下を抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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